おるかの日記

1月 3日 焼き肉は食べ放題にかぎる

06:00

　長男早起き。

　なぜならば、大好きないとこくんがやって来るからだ。

　昨日の夜から「いつ来るの？　今？」とそわそわしながら寝た彼だ。

　それはそれは目覚めよく、超のつくほどご機嫌で着替えをもって現れる。

　実はいとこくんはもうばあちゃん家に着いている。五時半過ぎには来ていたそうだ。だがご飯も食べずに長男が突撃するのは、さすがにばあちゃんたちに迷惑がかかる。車があるのをバレないようにベランダから彼を遠ざけて、さっさとパンを出したのだが……。

　新聞を取りに行った旦那がついつい言いやがった。

「もう来てるよ、行かないの？」

　それを聞いたとたんに食べかけのパンを放り投げて飛び出して行った長男よ。

　もう二度とパン焼かないからな（怒）

12:00

　いとこくんを誘って、皆で焼き肉！

　七人の大所帯（いとこくんのお母さんはお友だちとお出掛けしている）だが、なんとかお座敷一つで間に合う。ぎゅうぎゅうだけれど、これが楽しいと言っているので良しとしている。

　お肉がテーブル一杯に、というか乗りきらない程運ばれてきた。それを目一杯、次々に焼いていくと、女の子と違っていとこくんは清々しいほど食べてくれる。その食べっぷりは見ていて本当に気持ちが良い。さすが中学生の男子は違う。

　でもうちの長男も大きくなったらこうなるのかと思うと、毎日は大変そうだなと気がつく。

20:00

　ビックリするほど、子ども達はばあちゃん家に入り浸っている。静かな家なんて学校がある時くらいだから、何だか不思議な感覚である。

　長男はいつもは女の子に囲まれているからか、ずっといとこくんの後を付いて回っているそうだ。やっぱり同性の兄弟の方が遊ぶのには良いのだろう。いとこくんも一人っ子なので、弟みたいな感じで付き合ってくれているそうだ。

　どちらにしても、良い経験になったようだ。