輪廻の輪

第1話

　人は2秒に1人なくなる。そしてそれはこれからも変わる。

　何かを落とした。それは一体なんなのだろう？自分だけで解決のできない何か。なんでそんなものにぶつかってしまうのかもわからなくなる。やがてそれは不安になり自信を失う、そんなループを人は続けていく。でも、それはただ自分が弱いと勘違いしているだけなんだと思う。または自分の心が弱くて壊れかけているか、それを知ることはまだできない。

　否定することを許さない人もいれば許容する人もいる。どれもそれは正しいと言えないのに何故か人は賛成とか反対を求める。正解を探すために。そんなことがなんのためにある？それがたとえ正解であったとしても、全てが完璧に進むなんてことはない。君たちもだし俺もだけどいつ死ぬかなんてわからないしついでに言えばいつ、この生活が終わるのかもしれないのにこんなにのんびりとしている。危機感なんてなく。

世の中は廻る。誰を中心にとかなく廻っていく。でも、何を見るんだろうか？空を見ても街を見ても、自然を見ても、人間を見ても、全て違う。それは本当に何をもって決まったんだろうか？

そんな謎も最後だ。あの世はあるのかな？そして、本当に前世なんてあるのか？答えはほぼ分からない。でも、期待しようかな？あの世はあって、そして魂の記憶を消して新しい生を受けて新しい人生を受けて、その間に恋して子供を授かったり友達と遊んだり恩師と飲んだりそんな楽しい時間を過ごす。それは長いようで一瞬なんだなーとも感じれる。気がする。