登場人物紹介
【本篇の主人公&乙女ゲームの悪役令嬢】
★フェリシアンヌ・ハミルトン 女性 14歳(王立学園1年生)
ハミルトン侯爵家の長女。3歳上の兄と年の離れた妹がいる。
ストレートロングの黒髪黒目の大人っぽい西洋風美人。
愛称は『フェリーヌ』『アンヌ』(カイは『フェリ』呼び)。
快活な性格で、他者を思いやる面倒見の良い人物である。
幼い頃から好きになったハイリッシュ・キャスパーと婚約する。
その直後に、転んで怪我をしたことで、前世の記憶が蘇る。
自分が乙女ゲームの悪役令嬢と知り、マナーの勉強など努力する。
その後は、ハイリッシュには会わない等の、イベント回避をする。
王立学園にはトップの成績で入学し、ゲームと違い優秀な成績である。
前世の記憶があり、今世は乙女ゲームに似た世界に転生した。
前世は、フランス人?と思われる西洋人だった。
偶々、自分の家にホームスティした、日本人少女と仲良くなる。
日本に興味を持ち日本通となり、日本の大学に留学する為、来日。
その際、逆に日本人少女の家に、ホームスティすることとなる。
漫画・アニメ・乙女ゲームに嵌り、この世界のゲームもしていた。
コミックマーケットのイベントにて、将来の旦那様と知り合う。
前世は、旦那と子供と孫に囲まれて、幸せな生涯を終えている。
(日本人男性と結婚し、生涯日本で過ごした。)
【乙女ゲームのヒロイン】
★アレンシア・モートン 女子 14歳 愛称:シア、アーシア
モートン子爵家の長女。年の離れた弟がいる。
ピンクの髪に黒味がかった赤っぽい瞳の珍しい色素のを持つ少女。
前世の時から、我が儘で自己中な部分あり、思い込みが激しいタイプ。
幼い頃は、両親と下町で暮らしていた庶民だった。
実は母親がモートン子爵令嬢で、父親はその従者であった。
(理不尽な縁談を持ち込まれ、モートン子爵公認の元、2人で逃走。)
下町で人攫いに狙われたが、怪我をしたことで助かった。
その時に前世の記憶が蘇り、ここが乙女ゲームの世界だと気付く。
ゲームでは、既に父が死亡しているが、現実は生存している。
このままでは不味いと、自分で密告の手紙を子爵家に出す。
父・母と3人で戻り、無事に子爵令嬢となった。
父が商売を始め、モートン子爵家の財産が潤い、更に自己中となる。
学園に入学後、イベントを回収し、攻略対象を攻略しようと画策。
ゲームではトップの成績で入学するが、現実では成績は下の方である。
悪役令嬢に虐められないからと、自分でイベントを起こそうとした。
ハイリッシュと伯爵令息と男爵令息の攻略に成功している。
結果的にハイリッシュルートをクリアしたが、バッドエンドに入る。
最終的には、父の実家である商家の養女となり、使用人扱いされている。
王立学園1年生だったが、婚約破棄事件で退学扱いとなった。
【乙女ゲームの攻略対象者】
★ハイリッシュ・キャスパー 男性 16歳 愛称:リッシュ
キャスパー公爵家の嫡男。3歳下の弟がいる。見目麗しいイケメン。
黒色に近い深緑の髪に、灰色の瞳の珍しい少数派の色素を持つ。
幼い頃から浮気性の父、決して父に逆らわない母、を見て育つ。
その為、我が儘で自己中でかなり歪んだ性格に育つ。
フェリシアンヌと婚約するが、彼女から礼儀作法を注意されると、
彼女を毛嫌いし、彼女が寝込んでも婚約者の義務を果たさなかった。
父親同様女好きで、学園では大勢の女子生徒を取り巻きとしていた。
結果的にアレンシアに攻略されたが、卒業式後の夜会で失態を犯す。
公の場での婚約破棄の所為で、結果的に嫡子の権利を失うことに。
最終的には、遠縁の家で執事見習いとして修業に出された。
乙女ゲームでは攻略対象者の1人で、1番攻略しやすい人物。
王立学園3年生だったが、婚約破棄事件で退学扱いとなっている。
★侯爵令息 男子 16歳 王立学園3年生
年下の溺愛する婚約者がいる。(婚約者は、まだ入学していない。)
現実では、ヒロインに興味がなく無視しており、攻略されていない。
乙女ゲームでは、年上の婚約者がおり、片思いをしていた。
婚約者が別の人物を好きなことに悩み、ヒロインに癒される設定。
★伯爵令息 男子 15歳 王立学園2年生
ヒロインとは別の同い年の幼馴染馴染みがいて、仲が良い。
幼馴染が婚約者候補ではあるが、まだ決定はされていない。
乙女ゲームでは、ヒロインの幼馴染だが、現実では接点がなかった。
ヒロインに片思いしていたが、嫡子でない自分ではと、諦める設定。
現実でも、ヒロインに堕とされている。
★男爵令息 男子 14歳 王立学園1年生
貧乏過ぎて、婚約者がいない。
商家の娘に片思いされているが、全く気付いていない。
ヒロインに出会い、変わらない態度の彼女に、惹かれている。
乙女ゲームでも、現実とほぼ同じ設定となっている。
現実でも、ヒロインに堕とされている。
★王立学園教師 男性 20歳
王立学園を卒業後すぐに、教師になっている。
家族との確執があったが、年下の婚約者によって救われている。
婚約者は現在、王立学園に通う生徒であり、溺愛している。
乙女ゲームでは死亡している婚約者は、現実では生存している。
乙女ゲームでは、家族との確執と死亡した婚約者がトラウマとなる。
教師の相談に乗って心の傷を癒すことで、ヒロインに惹かれる設定。
★王立学園理事長 男性 25歳
実は、現王の弟に当たる人物。(側室の産んだ王子であった。)
王族特有の銀髪に青い瞳の色素を持った人物である。
その為、直ぐ気付かれるので、滅多に人前に出て来ない。
普段は、仮面で顔を隠し、鬘着用で生活している。
現実でも乙女ゲームでも、顔すら出て来ない謎の人物。実は既婚者。
理事長=王弟だと知っているのは、ごく一部の人物に限られる。
乙女ゲームでは、何かのトラウマを抱えていることになっている。
(現実では、トラウマが一切ない。兄や王太后とも、仲良くしている。)
隠しキャラであり、攻略条件は一切隠されている設定。ゲームでは未婚。
殿下に会う為には、理事長を攻略しないと、殿下ルートが進まない。
★ライトバル・カルテン殿下 男性 21歳 愛称:ライト
カルテン国の第一王子で、次期王様。既に既婚者である。
カイルバルトの従兄に当たり、兄弟のように仲が良い。
遠縁のフェリシアンヌを妹のように可愛がっている。
王太子妃とは、仲が良い夫婦である。(子供はまだいない。)
乙女ゲームでは攻略対象の1人で、王太子妃とは政略結婚。
我が儘な妻とは上手く行っていなかった、という設定。
現実では、22歳の時に第1子が生まれ、父親になる予定。
【乙女ゲームの悪役令嬢】
★ユーリエルン王太子妃 女性 19歳 愛称:ユーリー
隣国ハーバー国の元王女で、殿下の正妻。将来の正妃である。
17歳で隣国から嫁いで来て、婚姻して2年経っている。
公務も完璧に熟す、面倒見の良いお姉さんタイプ。
お城の従者・メイド達からも好かれている。
遠縁のフェリシアンヌが話し相手で、仲が良い。
夫である殿下とは、とても仲が良い関係。
乙女ゲームでは悪役令嬢で、我が儘で殿下に嫌われる役。
現実では、20歳の時に第1子を出産する予定。
【その他の人物】
★カイルベルト・アーマイル 男子 17歳 愛称:カイル、カイ
アーマイル公爵家の嫡男。既に嫁いでいる3歳上の姉と5歳下の妹がいる。
金髪のフワフワの癖毛の髪に、緑色の瞳を持つ、王族に多い色素を持つ。
ハイリッシュと並んでも、遜色ないほどのイケメン。婚約者なし。
穏やかな争いごとを好まない性格だが、かなりの優秀。生徒の纏め役。
現在、1番王家に近い家柄の血筋で、父親は宰相で、本人も素質あり。
殿下とは従兄弟の関係であるが、今までにフェリシアンヌとの接点はない。
過去に愛した人物を、忘れられない為、誰とも婚約していない。
結婚する気はなく、姉の子供を養子にして、次の嫡子にする予定。
幼い時から、前世の記憶がある。実は…フェリシアンヌの前世の旦那様。
フェリシアンヌからは、カイ様と呼ばれている。(本人がそう呼ばせた。)
乙女ゲームでは、モブキャラであり、登場しない人物。
王立学園4年生。最高学年5年生になってから、フェリと婚約する。
★キャスパー公爵
ハイリッシュの父親。女好きな浮気性の人物。亭主関白だった。
公爵としての仕事はきちんと熟しており、仕事はできる人。
妻に本気で切れられ、離婚すると言われて大人しくなった。
★キャスパー夫人
ハイリッシュの母親。夫に仕えるタイプの大人しい夫人。
ハイリッシュが問題を起こし、夫に「母親が悪い。」と言われ、
今までの夫の愛人問題にも切れた。本当は、しっかり者。
★ハイリッシュの弟
父親と兄の女好きに、昔から呆れていた。真面目な少年。
常に母親の味方であった。兄が問題を起こし離縁され、彼が嫡子となる。
★モートン子爵
アレンシアの母親の実父で、アレンシアの祖父。
事情があり、娘を従者に託し逃がしたが、行方を捜していた。
孫の密告の手紙から、家の執事に迎えを行かせる。
娘と従者が結婚して孫がいるのに驚くが、快く受け入れる。
義息子になる娘の夫に、商売する為の手助けをした。
★アレンシアの両親
モートン子爵の実の娘と、元モートン家の従者。
事情があり、モートン子爵令嬢を助ける為、2人で逃亡していた。
一緒に下町で暮らすうちに、両想いになって結婚した。
娘の密告の手紙で、モートン家に戻ることとなった。
娘の為に父親が事業を始めたが、更に我が儘にさせる結果に…。
※年齢&学年については、登場時の時のものである。
王立学園は、14歳で入学、18歳で最高学年。5年間勉強することになる。
========================================================================== 登場人物を纏めたものです。名前のついていない人物も、載せました。筆者用のメモでもあります。ご参考までにどうぞ。
人物一覧を見ただけでも、何となく分かるようにしましたら、非常に多くなりました。自分で書いていて混乱すると、必ずこの一覧を見て確認していました。
折角作製したので、作品の方にも投稿することにした次第です。
※今後は、番外編の予定です。この作品は、あと数回で終了となります。
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