愛。
神蔵巳《かぐらし》
愛を心で。
貴方は愛をどう感じるか。
永遠の愛などないという人もいる。
愛がなくては人間は生きていけないという人もいる。
人は白黒つけることが得意なようだ。
どちらかに決めないといけないという義務感があるのだろうか。
私は愛に答えはないと思う。
人間一人ひとり考え方や感情、環境が違う中で一律に同じ答えなどはないのである。
だがひとつやふたつ共通して言えることがある。
人には人から愛されることが必要だ。
誰しも興味のない人には薄い対応をしたりこちら側が提案したことに対して
しっかり向き合おうとせず、適当な返答が返ってくるだろう。
そんなことをされて良い気はしないだろう。
なにが言いたいのかというと、あなたを大切にしてくれている人。
つまりあなたに何かが起きたときに支えてくれる人、傍にいてくれる人。
それは愛されている証拠です。大切にされている証拠です。
自殺。
10代の中でもっとも多い死因である。
いじめ、家庭環境、自己嫌悪、疎外感。
理由は様々だ。
私自身幾度も逝ってしまいたいと思った。死にたいと思った。
だが今を前向きに生きることができている。
なぜか。
私に笑顔を向けてくれている多くの人がいるからだ。
たった一人でも嬉しいのに。
他の人に必要にされていないし自分がいてなにになると思うことも多々あることだろう。
母は毎日私のことを叱る。邪魔だとも言ったりする。
それでも仲の良い時はある。
けんかをすれば消えたいという気持ちは山々だ。
相手に自分が必要とされていないと思うだろう。
それは違う。
貴方は家族や片思いの相手に素直に心からのあいを伝えられますか。
ほとんどはできていないことだろう。
文化のせいにしたくはないが、
日本の文化上それができないことが多く思い切ってやったとしても気持ち悪がられたり、あるいは気持ち悪がられるだろう。
その原理が働き素直とは程遠いものになってしまうのだ。
だから落ち込むこともないしましてや自分を責めることもしなくていい。
他人の悪事で自分が謝ることもない。
自信を持てば周りはそれなりの態度をとるようになる。
これだけを聞くと自分勝手な人間だと思うかもしれない。
だがそれは必要なことであり、自己肯定をし自信の存在に自信を持てば
貴方だけでなくそんなあなたを見た他の人も生きる原動力となるのだ。
そして夜、疲労、睡魔、ネガティブであるときは決して大きな判断や決断をしてはいけないのだ。
大きく深呼吸をし落ち着いて、寝る。これに尽きるのだ。
つらい時こそ口角を上げ、笑ってみてください。
誰かの笑顔を思い浮かべたり見たりしてみてください。
あなたの人生は大きく変わる。
愛。 神蔵巳《かぐらし》 @moka44
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます