サラブレッドはいつでもライン内

白黒オセロマン

プレーオフ

正斗「ボール!オレにボールくれ!」

    

キーパーからボールを受け取りシュート打つそして、しっかり決めるコレがオレの得点

スタイルだ!


正斗「ループと見せかけ、逆スピン」


トン…

正斗「なにー!」

正斗の逆スピンシュートは惜しくもゴールポストに当たって外れてしまったのであった…

そんな正斗は、父親と母親の影響を受けて

ハンドボールを初めて5年ついに、努力が実り全日本ジュニアの強化選手に選ばれ、初めての国際試合での出来事だった…


試合後


正斗「クッソー、あと少しで逆スピン決まったのにな〜」


進之介「まぁいいじゃないか他のシュートは全部決めたから」


正斗「5点しか決めてないし、10点くらい決めたかったし!」


進之介「シュートチャンスより点数のほうが多いじゃないか!」

どうやら進之介は正斗のビックマウスぷりに呆れていたのである。

進之介は、同じ全日本ジュニアのキーパーで

いつも、正斗とワンマン速攻のアシストをしていて、ロングスローが得意である。そして同じ日本屈指の強豪高校である呉射学院に正斗と一緒に通っている。(ちなみに正斗と同じクラスでもある。)


正斗「明日から春休み明けて学校か〜ようやくジュニアの試合が終わるってのになぁー

結局1日も休めなかったなー」


進之介「仕方ないだろう、選ばれてしまったんだし、そんなことより明日クラス替えだろ楽しみだな〜」


正斗「可愛い子と一緒のクラスがいいな」


進之介「お前どの口が言うか!お前学院のアイドルに告白されては、振ってるじゃないか、あれ以上の美女は呉射にはいねぇよ〜」


正斗「諦めたらそこで試合終了ですよ」


進之介「使うところ絶対違うだろ!」

正斗の某昔の人気スポーツマンガの名言に思いっきりツッコミをすかさず入れた進之介だった。


正斗「まぁ、もう帰ろうぜ」

そう言って帰りの新幹線に2人で乗りこみ、東京から帰るのであった。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る