第87話純がどんどん忙しくなって
純がどんどん忙しくなって
純がどんどん忙しくなって
純の仕事がはいってからは毎週、純の撮影の付き添いで、2人デートはその合間だけになっているがいつの間にか、授業が終わると仕事場へ、だんだんと授業と仕事になっていた。そんな毎日がすぎ、春期の試験が終わり夏休みにはいったが、夏休みは、授業がないから、さらに仕事が多くなり、結局その疲れで、オフの日は純の部屋でごろごろしたり、出かけても高校の時と変わらず、近所のショッピングセンター。
大学生になったら、夏休みはどこか旅行に行こうと約束したけど、結局どこにも行けず、唯一純の撮影で逗子マリーナに行ったとき、武村の親父さんが1部屋所有していたので、そこを借りて、遊んだだけ・・・・・。
純が仕事をする上で学校の授業などこちらの予定を優先する契約だったので、毎月、毎週スケジュール表をこちらから提出しているが、夏休みは何もなく、またこっちは学生で、相手は海千山千の大人達、ぐいぐい押されて、こんなスケジュールになっていた。
さすがに純も大変そうだし、2人の時間がないので、純のお義母さんにその旨伝え、事務所と話し合いを行った。
その時担当していたマネージャーの人はこの事情が、単に学生のわがままで、芸能界の仕事を甘く見てる、本当に有名になりたいんだったら、もっと真剣、ガツガツ仕事をとって行くんだ! って思っていたみたいで、またそういうスタンスの人だった人で、女性ファッション雑誌はメインだけど、他にも男性雑誌、男性ファッション雑誌、趣味・・・・・・色々な雑誌の撮影が増えてきていた。
そのマネージャーは、もうそろそろテレビなどのメディアの仕事もできそうだから、そういう仕事もしないとこの世界ではやっていけないよ、などと純を脅す。
俺は、最初の契約内容を確認してください というのだけれど、向こうから見ると俺はただの付き添いの大学生・・・・・・そんなイヤな気持ちになっていたから、純が辞めたいっていわないかな?なんて思っていた。
その話を純のお義母さんにして、事務所ともう1度話し合いをしたところ、9月に担当のマネージャーが変わり、また事務所からの指示も変わったようで、今までよりもゆっくりペースになって、ほっとしていた。
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