第71話5+1人 で夏休み - プール1 -

5+1人で夏休み  ープール1ー

5人で夏休み  ープール1ー


中間テストが終わり、夏休み、受験生にとっては、本格的に受験勉強に集中する期間。

俺達はいつもどおり、朝から予備校、そして終わったら、自習室で勉強、時々俺と純は2人で先に帰って純の部屋で勉強して・・・×××2人で天国へ。

今年もやってきた夏――!!でも受験生、息抜きに1日だけプールに行こうという事になった。

今年は5人+1人、田代さんと中野さんが恵ちゃんに会いたいって純に言ってたらしく、純も今年は武村もいることだし、友達を紹介したいからと言って恵ちゃんと誘ったところ、恵ちゃんも快諾。

去年のあのリゾート気分に味をしめ、田代さんと中野さんにその旨伝え、ちょっと多めにお金を用意してもらう。

俺はプールに電話して予約できないか確認、しっかり予約して、今日は1日だけ休養日、

6人でプール。

プール園のある駅の改札で待ち合わせ、俺達4人が改札を出ると、ほとんど同時に田代さんと中野さんが現れた。

純が恵ちゃんを2人に紹介する。

3人であいさつして、

「今日は呼んでいただいて、ありがとうございます」

「ううん 恵ちゃんに会いたいって言ったのは私達だから、会えてうれしい」

中野さんが 「へ~ あなたが恵さん、村井さんから聞いてたけど、かわいいわね」

田代さん「ほんと、村井さんと似てないけど、やっぱり村井さんの妹だけあって、かわいい」

「ありがとうございます」

「ねえねえ、武村君と付き合ってるって ほんと?」

「‥‥‥はい‥‥‥」

「キャー、かわいい、でもこんなかわいい子が武村君の彼女なんだー」

恵ちゃんが顔を赤くしているのを見て

「おい」と武村が田代さんと中野さんに向って言うと

「武村君、何照れてるの?」 

「うるさい」

「あれ~」

本当に武村と田代さんと中野さんは結構親しくなってるんだな~

6人で入場して、水着に着替えシャワーを浴びて、プール園に。

今年も、あのすごい水着姿が見れる!自分の彼女だけど‥‥‥。

出てきた、毎度の事だけど、あれ?去年と違う水着‥‥‥でも綺麗すぎる。

白でレース地のワンピース、ワンピースの方が体の線が強調されて・・・すごいんだ~。

白って清楚なイメージがあって純の顔にぴったり、でもワンピースって体の線が、純の体にぴったりで、うん。

4人が一緒に出てきたけど、最初は純しか目に入らなくって・・・

気が付いたら4人が俺達の前に、よく見ると田代さんも中野さんも、純がいなければ充分綺麗だと思う。2人ともレベルは高い。

1人中学生?でもかわいい、今までよく見てなかったけど、さすが純の妹、

似てないけど、顔は整ってるし、胸は・・・純より大きい、かなり大きいぞ

武村が「おい 何じろじろ見てんだ」

「かっちゃん、いやらしい~」

「ほんと 高谷君 いやらしい~」

「あのー はずかしいので、あまり見ないでください」って俺?

「すみません」

俺が1人とぼとぼ4人の後ろを歩いていると、純が俺の横に来て

「どう?似合う?」

「うん、その水着、すっごく似合ってる」

「へへへ」

「前から持ってたの?」

「ううん、昨日、恵と一緒に買ってきたの」

「知らなかった」

「うん、かっちゃんを驚かせようって、2人で行ってきたの」

「そうなんだ」

「うん」

「純のその水着、純のためにあるような水着だね、すごく綺麗」

「そ~お?」

「うん」

「よかった♡」

「きょうもボディーガード頑張んなきゃあね」

「うん、よろしくね」

「はい」



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