第54話ご両親にお願いのご挨拶2/3

ご両親にお願いのご挨拶2/3

両親にお願いのご挨拶2/3


「もう、私達、もう家族なんだから一緒に晩御飯食べよ」と純、

「うん」と純に言ってお義母さんに向って

「はい、それではご馳走になります」

「じゃあ 純の部屋でも行ってお話でもしていたら?」

「うん、そうする」

そう言って純が俺の手を引いて、純の部屋に行く、いつも通ってる部屋なんだけど、何故か今日は新鮮だった。

部屋に入り、いつものようにベッドに腰掛ける。

「なあ、婚約って言わなかったけど、大丈夫かな~?」

「うん、将来、私と結婚まで考えてるって言ったでしょ?」

「うん」 

「じゃあ、大丈夫」

「そっか~」

「うん♡」そう言って俺にキスしてきた。

そのまま、なが~い恋人キス、唇が離れて、純がうるうるした目で俺を見る・・・

「純、まずいよ、俺、止まらなくなっちゃよ」

「うん・・・私も・・・でも・……」純の瞳がうるうる・・・

純の顔がだんだん下の方に・・・えっ?・・・飲んだ?・・・そんな・・・あいつは純にそんな事をさせていたのか・・・驚きと嫉妬がそれに快感も入り混じって……

ショックが一番大きかった。

事が終わってただ茫然としている俺に向って、顔を真っ赤にして、「なんか変だね」

「‥‥‥」

「どうしたの?」

「‥‥‥」

純は俺が何を考えていたのか察すると、慌てて、

「違うの、初めて、かっちゃんが初めて」

俺は純を思いっきり抱きしめて

「ごめん、俺、嫉妬してた」

「ごめんね、急にこんな事しちゃって、ごめんね」

「俺こそごめん、気にしてないって言っておきながら嫉妬するなんて、ごめん、うれしいよ・・・・・・純にこれしてもらうのうれしいよ、すっごい興奮した」

「うん」悲しそうな声、純は前カレの事を俺が気にするのではとかなり神経質になっていて、俺が、あいつとケリをつけた時、純を傷つけてしまったことが原因なんだけど、・・・また俺がやってしまった。

「純ごめんね、でもね、すっごい興奮した・・・俺、もう純の奴隷だよ」

「ほんと?」

「うん」

「そうよね、かっちゃんは私の物なんだもの」

「うん、あのね・・・今度もしてほしい」

「えーっ……うん……」

純の顔が真っ赤になってる。




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