とある一通の手紙より。
水嶋 穂太郎
お手紙&あとがき
〇〇 〇〇様
お久しぶりです。元気ですか?
先日は、(といってもかなりたちますが…)お世話になりました。
急なお願いをしてしまったので、とても申し訳なかったと思っています。
本当にありがとう。スタッフ一同、感謝しています。
さて、お約束のソフトなんですが、「罪と罰」でごめんなさい。
遅くなってしまったことも本当にごめんなさい。
知っているとは思いますが、マリオスクールは来週(29日)で終了です。
次からはマジック番組になってしまいますが、
また機会があったら遊びに来て下さい。
どうもありがとうございました。
マリオスクール
〇〇
追伸:がんばれ!受験生!! ゲームばっかしてちゃダメだよ。
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(あとがき)
なにが言いたいかというと、いま当たり前にある場所が、いきなりなくなることだって考えられると言うことだ。
Web小説媒体が消えてなくなってしまうこともあり得る。
所属レーベルが休刊になってしまうことも。
その時に後悔のないよう、全力を尽くしてほしい。
「あの時、もっとおれが番組のコーナーを牽引(けんいん)できていれば続いたんじゃないか?」
などと引きずらない歩みを送ってほしい。
言い換えると、
「受賞したおれの作品がもっと世間に広まれば、サイトは閉鎖されなかったんじゃないか?」
とかになる。
看板作家としての自覚を持って執筆すべし、ということになるだろうか。
※需要次第ではノンフィクション気味に当時の状況を連載することも検討します。eスポーツ選手を目指すのはやめておきなさい……。いろんな意味でやめておいたほうがいい……。
※この作品の執筆にあたり「任天堂」さまの許可は取っていません。なので、場合に応じて削除または一部を伏せ字に変更することが考えられます。
※この作品の執筆にあたり「テレビ東京」さまの許可は取っていません。なので、場合に応じて削除または一部を伏せ字に変更することが考えられます。
とある一通の手紙より。 水嶋 穂太郎 @MizushimaHotaro
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