茎は都合合わせで問題なし

 最初からこうするああする、決めておくのは全然問題ない。

 でも、上手くいかない、忘れていた、やらかしたはいっぱいある。

 だからぶっちゃけ都合合わせが上手くいけば問題ない。

 中身はそれでも全然良い。

 コツはじわじわ拡げる事だ。

 先程のタイマン。

 タイマンにするからには三回目辺りのミッションが良いかもしれないとか、何回かぶつけた末の最終決戦で行こうとか考える。

 そうするとその前が必要。

 じゃあ一回目はチュートリアルにして……そういえばこいつらは誰を暗殺するんだとか考える。

 国の要人ならバックにはど偉い人が付いてることが多いな、とか。

 人外なら政府の直属だな、とか。


 中身も設定考えるときとそんなに変わらない。


 細かければ細かい程良い。


 魅せたいシーンがあるならそれを持ち上げるための土台を作らねばならない。


 ここは意外と難しく、しかし、考え出すと止まらない場所。

 また当初の予定とずれまくっても良い。


 まとめる。

 魅せたいシーン

 ↓

 そこに至るまでのプロセスとしての設定

 ↓

 始まり、終わり

 ↓

 そこに至るまでのシーンの連続


 ここまで見るととても簡単。

 やってるのはそれだけ。


 それでは何故言葉が浮かばない?

 ――慣れてないから。

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