8話 ゲーム配信後編
「あはっ、やったぁ!鬼人さんと戦えるなんて今回はラッキーだね!っていうかちゃんと敵同士になれるようにするにはどうすればいいんですかね、普通にルームに入ってもらえば行ける?ルーム作りますか!うーん、視聴者参加型にしちゃいます?やりたい?」
コメント:やりたい
コメント:黒翳を止められるかってことか
コメント:↑鬼人もだぞ
コメント:ボコボコにされそう
「じゃあ10分後にルーム作りますので準備しててくださいね!」
───────────────────┐
・黒翳覆
このルームに入って来て下さい
・鬼人
入りました
・鬼人
枠取りますね、後視聴者参加型なので声繋げてやっても良いと思うんで繋げません?
・黒翳覆
良いですね、分かりました。楽しみですね!
───────────────────┘
「これでいいかな?鬼人さん入って来れたかな…。入って来た…?あれ?なんか見たことある人が、ねえ、コメントさん?この人知りません?Vミキサーって言うんですけど、」
コメント:そ、その人はっ!
コメント:沢山のライバーの配信に出没し!
コメント:その名の通り配信をかき混ぜ!
コメント:V業界の風来坊と呼ばれたっ!
コメント:↑それは嘘だ
コメント:↑ダウト
コメント:↑秒でバレてて草
「おーい!もしもし、鬼人さーん?これ本当に鬼人さんですか?リスナーさん…?ですかー?」
「はい、どうも、魅鬼人です。それ僕ですね。今まで色々乱入してきました。今までのライバーさん方、ありがとうございました。あ、枠取ったので、こっち来てくれても良いですよ?」
コメント:あの人が鬼人ぉ〜!?
コメント:やっぱそういう人が集まるんやな
コメント:マジか…
コメント:流れるような宣伝、俺でなきゃ見逃しちゃうね
コメント:↑ガチで見逃したわ
コメント:お手本のような使い方で草
「へえ、じゃあ楽しませてくれそうですね…!よし、ルーム番号は………です!入って来て下さい!ルールはソロです。チーミングはしませんが、私と鬼人さんは少し会話したりします。代わりに、皆さんは配信見ながらやっても文句は言いません!あははっ!ってもう100人入って来ましたね。入って来れた皆さん準備OKですか?それじゃ!ソロで生き残り、始めましょうか!よし、スタート!」
「スタートぉー。」
────────────────
「よし、普通に誰も居なさそうな所に降りられたね。あ、ハンドガンだ。一応取っとこ。」
「聞こえてる事忘れてませんか?」
コメント:持ち武器をバラして行くスタイル
コメント:普通言わないしな
コメント:もう1番の得意武器バレてるからじゃね
コメント:ここ問題ポイント
「じょ、情報をたくさん与えて混乱させる作戦なんですよ。そうなんです。」
「それ意味あります?」
コメント:辛辣で草
コメント:………濡羽かな?
コメント:濡羽がゲームしたらこうなりそう
コメント:これは姉
「別に良いですよ!そんなのバレても痛くも痒くも無いですからね、得意武器じゃないし!あっ、デュアルサブマシンガン見っけ!やった!………あっ」
「あぁもう、しょうがないですね、フェアじゃないから教えます。今は狙撃銃持ってます。得意武器は………大抵使えるんでどれとかないですね。強いて言うなら爆発物ですかね。特にロケットランチャー!グレネード!テンション上がりません!?」
コメント:爆発は芸術ってそれ1番言われてるから
コメント:オールラウンダーさん!?
コメント:確かにテンション上がる
コメント:爆発物って大抵1発が強いから好き
コメント:ちゃんと公平にしてくれる鬼人好き
コメント:俺らにも教えてくれる
「じゃあチャンネル登録高評価ベルマークONしてけー!俺のも黒翳のもなぁー!」
「よ、ろ、し、く☆」
コメント:潔い宣伝好き
コメント:もうしてあるに決まってんだろうが!
コメント:↑当たり前だよなぁ?
コメント:↑今してない奴なんていないよなぁ?
「まあそんなことは置いといて………。ちゃんとやろっか…。敵さん来ちゃうしね。」
「っていうかもう来そうですね…、タイマンするまで死なないでくださいよ!ちょっとミュートしますね、それじゃっ!」
「俺がそんな簡単に殺られる訳が無いでしょ。そっちこそ、自分の心配したらどうです?っていうかミュートするのか、まあ狙撃とか奇襲とかかけられなくなりますから、しょうがないですね。それまで生きてたらの話ですけど。生きてそうですけども。こっちもミュートかけますね。」
コメント:アニメみたい
コメント:ふっ、俺も死ぬはずねぇな
コメント:↑お前は死んだな
コメント:やり取りが歴戦生き抜いてきた感じするの草、まだコラボ全然してないのも草
コメント:問題点解決
「向こうから銃声したね。多分そのままこっちに来る。っていうか来たね。殺っちゃおうか。」
と、建物の陰から飛び出して発砲。全弾命中。盾を取り出そうとしたが間に合わなかったらしい。
倒した相手の物資を漁り、スナイパーライフルを手に入れた。使い所は多いと思う。
「スナイパーライフル持っておいて損は無いですからね。まあまあ使えるようにはしてますし。」
コメント:特攻してんな
コメント:初心者っぽかった
コメント:初心者ならそりゃ盾間に合わないよな
コメント:黒翳は隙がない
コメント:全弾当たりゃそりゃ溶けるわ
コメント:狙撃銃も使えるんか…?
「楽勝だよね。今の所は。あ、上に一人いるね。ここから殺っちゃおう。…あははっ。」
コメント:笑い声溢れるのすこすこのすこ
コメント:フィーア→あはははっ! 俺達→ニチャァ
コメント:↑現実を見せつけるな
コメント:このパス感すこ
コメント:どうやるんや?
「うーん、やっぱ突撃しかないっしょ!どうするか…。ってなんかバレてない?バレて…る。バレてるじゃん!一旦退散!ああ、撃たれてる撃たれてる!!!」
撃たれながらも木の陰に隠れる。
距離はかなり取ったし、牽制もしているからすぐには近づかれないだろう。
盾で防ぐが相手も上手く、数発か当たってHPが3割近く削られたが。
相手はミニガンかも。
「スナイパーライフル…。もう出番が来るとは…!」
相手の位置を把握して、木から少しだけ顔を出す。
すぐに発砲してくると分かっているので、スナイパーライフルを構えながら出る。
木に隠れ相手に撃たれながら、相手の頭に標準を合わせる。
「高所に陣取ったって意味無いよ。1発。それだけで終わるんだから。バイバイ。」
頭を撃ち抜く。
宣言通り1発でキルした。
コメント:えぇ(困惑)
コメント:崖と障害物でほぼ頭見えてなかったぞ
コメント:アイツには見えてるんだろ(白目)
コメント:スナイパーライフルってエイム合わせにくいのが難点なのに…
「次、だね。あと10人か。………そろそろかな?」
コメント:?
コメント:なにが?
コメント:?
コメント:ダメージゾーンはまだだぞ?
盾を遠くのビルの方に向ける。
満面の笑みも一緒に。
その直後、銃声が鳴り、盾にノックバックが入る。
「…鬼人でしょ。この狙撃。」
「なんで分かるんだよ怖ァ!?いやまずなんで気づけたし…。ミュートしてあっただろ?」
「勘かな。」
「いやもっと意味わかんねぇし。」
コメント:うおおおおお
コメント:漫画のような展開
コメント:マジでなんで気づけたんだよ
コメント:あの距離で当ててくる鬼人もヤバい
「あと…3人。俺達も含めてな。おっと、そこにいるな。お前で最後だ。」
銃声が鳴り、カウントが1減った。
コメント:どういうことだってばよ
コメント:あんな所から撃ってくるか普通…、俺巻き込まれない様に距離取ってたのに、流石に当たらないだろと思って舐めてたわ
コメント:最後の視聴者枠ニキオッスオッス
コメント:頑張ったなwww
「ふっ、かかってこいや!」
「覚悟してね?」
鬼人がこっちに狙撃してくるので、木の陰に隠れながら近づく。こっちの動きは分かっているので、迂回しても意味は無いだろう。今いる場所は開けた平野なので、木以外に隠れるものが無いのも難点だ。なら、強引に行くしかないでしょ。
盾を翳しながら、狙撃を防ぐ。
頭だけじゃなく体とかも狙ってくるが、そこは気合いで避ける。
「見切る!」
「見切るなや!なんでや!めっちゃ気持ち悪い動きするな!エイム合わねぇわ!」
「もうすぐだよ!鬼人!」
ビルに突入する。罠とかちゃんと仕掛けてあるけど、このゲームの罠はちゃんと目を凝らせば気づけるので、迂回したり避けながらビルを登っていく。
階段を登った先に、鬼人が居た。
「もう登ってきたんか、逃げさせてもらう!」
と言うとスモークグレネードを投げた。
煙が焚かれ、視界が遮られる。
でも、
「足音でどこに居るかは分かるんだよね!」
と、銃を乱射しながら近づく。
すると、ついさっきまで居た場所で
『ドーン』
と爆発が起こった。
「チッ、やっぱ近づいて来たか、駄目だな!逃げ…」
「させる訳ないじゃん!」
と、飛び降りようとしている鬼人を背後から撃つ。
「いや、まだだ!まだ立て直せる!退却、たいきゃーく!戦略的撤退だ!」
それでも行かれてしまった。
でも私は逃がさない。
飛んでいる鬼人を窓から狙い撃つ。
「ここってまあまあ高いよね。落ちたらどうなるのかな。」
「ちょ、嘘だろ待て待て!アッ」
HPを削られた鬼人はそのまま落下死した。
「貴方の敗因はフラッシュバンとロケットランチャーを拾えなかった事です!後、私から逃げられるなんて思ったことですかね。アハハハハハ!」
コメント:コメント打つの忘れとった
コメント:神回 こ↑こ↓切り抜き
コメント:見入ってたよな
コメント:敗因は鬼人の運が悪かったこと
コメント:圧倒的強者感
コメント:あそこで反撃してても多分そのまま押し負けてたからあの選択は正解だったけど…
コメント:落ちる相手を撃つのってムズいのに
「ちくしょう、あぁ負けた負けた!もう1回!」
コメント:もう1回!(迫真)
コメント:これ以上白熱する試合するのか(困惑)
コメント:逆にこれよりいい試合出来るの?
コメント:え…やるの?
「良いですよ、やりましょ〜。」
「え、良いの?」
「私に負けるのは必然だったって事を解らせてあげます。」
「よし来た、あれはまぐれだってことを逆に解らせてやろう。」
コメント:やるのか
コメント:またすげぇのを見せてくれる気がする
コメント:今以上の試合はそんなにない
「って事で鬼人さんルーム番号送りました、もう入ってますね。それじゃ、リスナーさん……に入ってください!……めっちゃ早いですね。準備は良いね!じゃあスタート!」
──────────────────
「じゃ、あの家に降りて物資手に入れよう。なんかあそこ面白い事が起きる気がするんだよね。ハンドガン見っけ、スモークグレネードもあるね。さっきの鬼人さんと同じことしようかな。あ、ミュートしてあるよ!」
「よし、改造グレネード見っけ。なんかミュートされてない?あ、こっちもミュートされてんな。じゃ、ミュートします。」
コメント:いつの間にかミュートしあってて草
コメント:同時視聴してるやついるー?
コメント:居るよー!
コメント:ちな鬼人とフィーア同じ家にいない?
「あっ」
鬼人ともう出会ってしまった。
会敵直後にスモークグレネードを投げる。
煙で視界を遮る。今回はこっちが有利だ。
ハンドガンで撃ち殺し…
『ドカーン』
「えっ、死んだんだけど…。」
───────────────
「あの家いいものありそうだからあそこに降りよう。」
「よし、改造グレネード見っけ。ん、黒翳になんかミュートされてない?あ?ミュートされてそうだな。じゃ、こっちもミュートします。」
コメント:こっちにも同時視聴おる?
コメント:いや、俺はしてない
コメント:してない
コメント:なら言う、フィーアもこの家降りた
「あっ」
廊下の角を曲がったら、そこに黒翳が居た。
ちょっと驚いて(ビビって)コントローラーを落とした。
そんな事をしていたら煙で視界を遮られ、状況が把握できなくなった。
「今コントローラー落としたけどボタン押されてな」
『ドカーン』
「あっ、死んだ。」
────────────────
コメント:そんな死に方ある?
コメント:ダサい
コメント:さっきまでのカッコ良さはどこへ
コメント:伝説回 こ↑こ↓も切り抜き
コメント:鬼人の方見るとホラーだったぞ
コメント:あーあ
「えっ、えっ?えぇ?」
「すいません、コントローラー落としました。誤操作でグレネード投げて二人とも死んだっぽいです。」
「……まあ、面白かったので良かったですねっ♬︎意味不明な死に方をした所で!ばいおおい〜!」
「お、おつきびー!」
コメント:ばいおおい
コメント:おつきび
コメント:なんて配信だ
コメント:初ゲーム配信がこれとか強すぎる
コメント:いい意味で理解出来ない
──────────────
この配信は終了しました
──────────────
黒翳 覆@ooi_kurokaza
初ゲーム配信ありがとうございました!
とても楽しかったです!
鬼人さんもありがとうございました!
最後のは…、忘れてください。
これからもゲーム配信するのでよろしく!
@218 ↺1865 ♡2863
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