腹の底から湧きあがるもの
偽りの仮面を剥ぎ捨てても
偽りの笑顔を浮かべている
泣いている姿なんて
見せるわけにはいかないのだ
本当の自分なんてものは
存在しないんだ
いまを生きている自分が
すべてのはずだろう?
ありもしない幻影
追いかけたくなる可能性
もしも 本当の自分なんてものが
ほかの場所にいるならば
この自分とはいったい何者?
熱意なんてものは
残念ながら
持ち合わせていないが
働きアリの如く
列に混じって
せっせと餌を運んでいる
その他大勢に混じって
真面目なふりして働いている
辛いとか 疲れたとか
そんなものは忘れた
自分の役割は
わからないけど
目の前にある
やるべきことをやるだけだ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます