腹の底から湧きあがるもの

偽りの仮面を剥ぎ捨てても

偽りの笑顔を浮かべている

泣いている姿なんて

見せるわけにはいかないのだ


本当の自分なんてものは

存在しないんだ

いまを生きている自分が

すべてのはずだろう?

ありもしない幻影

追いかけたくなる可能性

もしも 本当の自分なんてものが

ほかの場所にいるならば

この自分とはいったい何者?


熱意なんてものは

残念ながら

持ち合わせていないが

働きアリの如く

列に混じって

せっせと餌を運んでいる

その他大勢に混じって

真面目なふりして働いている


辛いとか 疲れたとか

そんなものは忘れた


自分の役割は

わからないけど

目の前にある

やるべきことをやるだけだ

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