m19「今夜も眠れnight 第2夜」
>オープニングナンバー
https://m.youtube.com/watch?v=w9iBSKoHAMA
みなさんどうもこんばんは。気持ちのいい10月29日の秋空、時刻は20時となりました。DJ薮坂サブ哉が気ままにお届けする「今夜も眠れnight」のお時間が、誰も望んでないけど今日もやって参りましたー。
さてオープニングナンバーはリリースされたて、「CAPSULE」の「Eternity (2021 Remaster)」。元々は2007年にリリースされたアルバム「FLASH BACK」に収録されていた楽曲なんですけど、カプセルは最近リマスター活動を勢力的にされていまして、約14年振りに復活した曲ですね。今聞いても全然古く感じられないですよね。
そういう訳でステキなナンバーと共に始まりました「今夜も眠れnight 第2夜」ですけど、前回言ったとおりの展開になりましたねー。この気温の落差ですよ落差! 10月上旬とは打って変わって、キレの良いスプリットみたいな落差です。いやコレはもはやフォークボールですかねー。
そんな訳で、みなさん体調は崩されていませんか? 深まる秋というか、もはや冬に片足突っ込んでるんじゃあないか状態ですけど、いい季節には違いないですよね。何をやるにもいい季節ですからねー、本格的な冬の到来まで秋を楽しんでいきましょう!
では早速、1通目のお便り紹介です。ラジオネーム「新巻へもんさん」から頂きました。
「食欲の秋と言いますが、お勧めの秋らしい食べ物って?」
へもんさん、お便りありがとうございまーす。実はこの質問にですね、完璧なアンサーのお便りが来てるんですよ。ラジオネーム「蜜柑桜さん」から頂いたお便りですけれど、蜜柑桜さんはお料理がお好きなようで、秋にしかない素材でお料理するのが楽しみなんだとか。素材でいうと、「栗、梨、無花果、秋鮭」が好き! とのことでした。これは僕も全部好きです。特に梨!
薮坂家のルーツは鳥取にありましてですね、父方のばーちゃんが鳥取出身だったんですよ。生前はこの時期に二十世紀梨をたくさん送ってくれたんですね。なので僕のオススメの秋らしい食べ物は、ベタですけどやはり「梨」になりますね。
いろんな品種の梨があってどれも美味しいんですけど、一番のオススメは上記の二十世紀梨! 市場は赤梨系に押され気味ですけど、カリッとした青梨が好きなんですよ僕は!
それにね、この二十世紀梨にはドラマ化待った梨くらいの素晴らしいエピソードがあるんです。めちゃくちゃいい話で、二十世紀梨の生みの親である松戸覚之助氏が本当にカッコいい! ちなみに二十世紀梨は今や鳥取の名産ですけど、実は千葉生まれなんですよねー。知ってました? でもこのエピソードを詳しく書くと「今夜も眠れnight」にならないんでまた別の機会にさせて貰いますね。需要があれば、ですけどねーハハハハハ。
はい、そんな訳で。僕は梨が好きです! 秋といえば梨です! 蜜柑さんもお便りありがとうございまーす!
では次のお便り、行ってみましょう。ラジオネーム「ゆうすけさん」から頂きましたお便りです。
「秋といえばやっぱ幼女の秋ですよね! 夏はエロいおねーさん、冬はマフラーしたJK、春は元気いっぱいJCですから幼女の秋ですよ!」
……これはもしかして「お悩み相談」へのお便りですかねー? 察するにご病気が進行していて日本語がうまく書けていないご様子。言わんとしていることを拝察すると、
「幼女が好きで好きでたまりません。エロいおねーさんもマフラーJKも元気いっぱいJCも好きですけど、やっぱり一番は幼女なんです。どう考えても幼女なんです。間違いなく幼女なんです。好きすぎて自作にも幼女を度々出してしまうんですが、どうしたら良いですか?」
……これは思ったより重症のようですねー。というよりゆうすけさん、JKはギリ許せるとしてもですよ? いや世間的には我々の年代で「JK最高ゥー!」とか言ってたらもう救いようもないほど完全にアウトなんですけど、そもそもそのラインナップに「JC」が含まれてる時点で、その業はマリアナ海溝並みに深いと思料されます。「幼女好きにつけるクスリはない」という格言もありますので、ここは発想の転換が必要ですね。
つまるところ、ゆうすけさんは「幼女好きのキングオブキングス」になればいいと思うのです。出過ぎる杭は打たれない理論ですよね。
そこまで行くともう、ゆうすけさんの独壇場です。他の追随を許さないくらいに突出すればいいのです。しかしこれは修羅の道。自作に隙あらば幼女を配置しなければなりません。これから僕が、ゆうすけさんの作品を読むたびに「幼女忘れてません?」と言いますので、都度対応方よろしくお願いしますね!
さて、迷える子羊を一人救ったところで次のお便り行ってみましょう!
ラジオネーム「野々ちえさん」から頂きましたお便りです。
「では、リクエスト(?)をひとつ。『カクヨム(変態)三兄弟』=『すてきなさんにんぐみ』にテーマ曲をつけてほしいです。あ、ひとり1曲の3曲でもいいですよー(*´艸`*)笑笑」
ちえさん、お便りありがとうございまーす。
まずは「すてきなさんにんぐみ」について話さなければなりませんね。このユニットは水面下でメジャーデビュー目前と囁かれている、プログレッシブ変態紳士スリーピースバンドのことなんですよ。
恥ずかしながらこの薮坂、そのバンドメンバーの一人なのです。いやーすいません、なんか宣伝になっちゃいますねーハハハハハ。
バンド編成は、ギター&ヴォーカル&ドラムス&ベース&キーボードが音楽センス抜群のゆうすけさんで、カッコいい声を活かしたイケヴォイス・ラップ担当がえーきちさん、そして薮坂は正確無比なメトロノーム担当です。
という訳で、この「すてきなさんにんぐみ」のテーマ曲なんですけど、これもすぐに思い浮かびました。
1983年リリース、伝説的テクノバント「YMO」より「君に、胸キュン。–浮気なヴァカンス–」です。それではどうぞ。
https://m.youtube.com/watch?v=24bRSUeITXc
いやー、どうです? 痺れるでしょこの曲。破壊力抜群だと思いません?
ガチでスゴい方々なんですけど、まさかコレをHDリマスターされるとは思ってなかったんじゃないでしょうか。
今聞いても全然古く感じられないキャッチーな楽曲に、昭和の香りが漂うカメラワークのMVがまぁなんともいい塩梅なんですよ。中毒性が高いので皆さんも是非沼にハマって下さいね。
ちょうどYMOもスリーピースバンドなので、このMVみたいに「ゆうすけ、えーきち、薮坂」でゆらゆらとダンスしてるところを想像するとなんかテーマ曲にピッタリですよね。
きみーにー胸キュン(ギュン!)って3人でやってみたいです。コレ絶対にヤバい絵面ですよねー。
という訳でちえさん、「すてきなさんにんぐみ」のテーマ曲は「君に胸キュン」に決まりです!
さてお次もリクエストのお便りですねー、ラジオネーム「たまきみさえさん」から頂きました。みさえさん、ありがとうございまーす。
「何でも受け入れてくれる秋とのことですが、恋愛は秋はないな〜と思っちゃいました(笑) 夏が終わると別れるのが多くないですか?? (*´艸`*)
私は人肌恋しい秋ですね。とにかく、日暮れが早くてさびしいです。。。(;_;) こんな私を慰める曲をお願いします!」
……なるほど確かに! 夏が終わると別れるカップルが多いってのは何となくわかりますねー。夏は暑くて判断力が鈍りますからね。ひと夏のアバンチュールが解けちゃって、正気に戻った秋はさびしい……わかります! ではそんな人肌恋しい方にこそオススメの一曲をご紹介しましょう。
リリースは2008年、インストバンド「SPECIAL OTHERS」の「Laurentech」です。それではどうぞ。
https://m.youtube.com/watch?v=29Srw99sbmY
いやー、やっぱりカッコいいですね。かねてからインストバンド好きを公言している僕ですが、スペアザに出会った時は衝撃を受けましたねー。たしかリリースは11月、僕の中では秋の曲です。歌が一節しか入ってないんですけど、非常に心安らぐというか、それでいて元気が出るというか、流行に合わせに行っていないというか、揺らがない信念みたいなものをこの音から感じるんですねー。
ちなみにこの「Laurentech」ですけど造語で意味はないらしく、強いて言うなら「何でもない」みたいな意味が込められてるのだとか。でもそんなものどうでもよくなるほど、とにかく音が美しいんですよねー。いったいどんなアタマしてたらこんな曲ができるのでしょうね。きっと演奏してると気持ちいいんでしょうね。僕も来世は楽器が出来る人になりたいですねー。
という訳でいかがだったでしょう、みさえさん。さびしさを慰める曲……かどうかはちょっと微妙かも知れませんが、なんかいい曲! と感じていただけたら嬉しいです。お便りありがとうございましたー。
さて「楽器が弾ける人になりたい」ってハナシですけど。最近よくストリートピアノを見かけますよね。駅の構内とかに置いてる「ご自由にどうぞ!」ってピアノです。あれ弾いてる人ってめちゃくちゃカッコよく見えません? 僕にもピアノ弾ける技術があれば絶対弾きたいですね。そこから始まる新たな出会いとか、素敵ですよねぇ。
ところで僕の知り合いに趣味で小説を書いてるヤツがいて、まぁ全然有名なヤツじゃあないんですけど、「次はストリートピアノをテーマにした小説を書きたい」って言ってました。でもそいつには音楽的知識が全然ないみたいで、「あかんのや……リアリティがまるで出せへんのや……」ってブツブツ嘆いてましたね。
ヤツから聞いたあらすじによるとですね。
主人公はストリートピアノを弾く女の子と出会って、彼女が紡ぐ音に一目惚れならぬ「一聴惚れ」する訳です。熱い視線を彼女に送りすぎてしまい、それに気がついた彼女は脱兎の如く逃げ出してしまうんです。そしてピアノに立て掛けていたオリジナルの楽譜を置き忘れてしまうんですね。
主人公の彼はその楽譜を手に取って、これを返さなければとの一心で、ストーカーの如く仕事帰りにそのストリートピアノに寄るという生活をしばらく続けます。
しかし彼女には会えない。で、真面目な彼はそれを警察に届けるんですが、三ヶ月経ってしまって所有権が自分に移っちゃうんです。結果、合法的に彼女の楽譜を手にする訳ですが、思い立って彼は大人のピアノ教室に通うことにします。彼女のオリジナル曲を弾くためだけに。
そこでちらほら新たな出会いがありつつ、彼は彼女と出会ったストリートピアノで、彼女のオリジナル曲を拙い技術で弾く訳ですけど、ついに彼女と再会するんですよ。ただ彼女、心因性の失声症で話すことが出来ないんです。
声の出せない彼女と、その原因。声を取り戻したい彼女に対して、彼はどうやって関わっていくのか──って極めて真面目な恋愛小説だそうです。
キャッチコピーはきっとこんな感じ。
『彼女の声は、ピアノの旋律そのものだった』
はい、と言うわけでどなたかヤツに音楽的知識をご教示願えないですかね? ピンポンリレー小説なんて手もありますよ! まぁこの時期はみなさん、コンテストなどでお忙しいでしょうけど、「やってもいいぜ!」って方がいらっしゃったら是非お便り下さいねー。
さてさて、そんな訳で気ままにお届けしてまいりました「今夜も眠れnight 第2夜」でしたが、いかがだったでしょうか。今回ご紹介した楽曲が皆さんの心の潤いになってくれたら、DJとしてそれ以上の喜びはありませんね!
第3夜の予定はケチなスポンサー次第となりそうなので、事実上の最終回かも知れませんねー。まぁこうして構成も考えずだらだら話す(文字を書く)のも意外と楽しいので、気が向けばまたいつか、ってヤツですね。
それでは最後にもう一曲、なんとなく秋らしいナンバーでお別れすることとしましょう。リリースは2002年、どこかレトロなサウンドが素晴らしいこのバンドから、さよならにぴったりの曲です。
「キンモクセイ」より「さらば」。
ではみなさん、またお会いしましょう。さらば!
https://m.youtube.com/watch?v=1cWuzMGy1oM
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