m15「あんたがた」
こんばんは。今夜も眠れない第15回。ゴールデンウィークらしからぬブロンズウィークを過ごしている薮坂です。
今年、なんか寒くないですか? まぁ私としては願ったり叶ったり(←夏嫌い)なのですが、やっぱり異常気象なんですかねー。ところにより雹が降ったりと、なかなか安定しない気候ですよね。まぁどうせ、しばらくするとアホみたいに暑くなるとは思うのですけどね。
私は夏生まれの夏嫌いなのですが、お話の中の夏は大好きなのです。今はゆあんさんの自主企画「筆致は物語を越えるか【初夏色ブルーノート】」に参加させていただいています。
これは同じあらすじを使い、いろんな作者さんが思い思いに物語を書き、「筆致とはなんぞ?」という深遠なテーマに迫る素晴らしい企画。今回で第6回目、私は幸運にも初回から皆勤で参加しています。
今回のテーマは「音楽」。苦手というか書いたことのないテーマですので、かなり苦戦しました。というか毎回苦戦しているのですが、他の方々の作品を読ませて頂いていると本当に勉強になることが多く、この「筆致企画」と「ゆうすけさんのリレー小説」だけは、開催されたらなんとか時間を作って参加したいと思っています。
本企画の参加作品は、5月に入る前までのものは全て拝読させて頂いています。どれも力作揃いで、本当に勉強になりますね。
もちろんこの後も全部読ませて頂くつもりですが、このゴールデンウィークの始めはちょっとやりたいことがあって、読むのをお休みしていました。
さて何をやっていたかと申しますと、今回のタイトルである「あんたがた」に久しぶりに参加していたからなのです。
さてこの「あんたがた」とは何ぞ? という話になりますが、端的に言うと「インターネット上とリアル上で繰り広げられる全員参加型謎解きイベント」という感じのイベントです。
正式名称は「Twitterのあんたがたに挑戦します」。
Twitter上に「ある謎」が提示され、それを解くと、その答えとして「実在の場所」が示されます。例えば「東京駅のとある電話ボックス」とか「通天閣から一番近いベンチ」とか。
で、実際にそこに行くとですね、パスワードが書かれたガムテープがマジで貼ってあるんですよ。手に入れたそのパスワードを、今度はセブンイレブンのネットプリント機に入力すると、あら不思議。次の「謎」がプリントアウトされるんですね。
そしてプリントアウトされた謎を解くと、また「とある場所」が示され、そこに行くとまたパスワード付きのガムテープが貼ってある。
それをどんどん続けて行って、みんなで最終的なゴールに辿り着こうというイベントです。
これ、発祥は匿名巨大掲示板の「2ch(今は5chに名前変わってる)」で、古くは「vipperのあんたがたに挑戦します」という名前でした。
時の流れから場所をTwitterに移し、定期的にやっていたみたいです。今年からTwitterを始めた私、久しぶりにこの「あんたがた」に参加できたというワケです。
いやー、懐かしかったです。最近、リアル謎解きゲームとかが流行ってますけど、確かコレ2005年くらいからやってるハズなので、歴史としてはかなり古い方なんですね。最初に考えた人は間違いなく天才だと思います。
指定される「現地」は様々で、参加者が多そうな大都市もあれば、とんでもない僻地もありました。それに何度か「海外」とかもあって、本当にふざけ具合が面白いイベントでしたね。
私も昔、海外ではないですけど、パスワードの書かれたガムテープを取りにクソ僻地までバイクで行ったものです。ちなみにガムテープを取りに行く人を「勇者」と呼びます。
私の人生で「勇者」と呼ばれたのは、あの時だけでしたねー。笑
しかし、このコロナ禍において人の移動は自粛ムード。そんなワケで今年のあんたがたは、全てネット上で行われました。こんなところにまでコロナの影響は及んでいます。一刻も早い終息を願うばかりですね。
そんなワケで、次に開催されるのは恐らく冬あたりでしょうか。昔は、ゴールデンウィークとクリスマスにいつもこの「あんたがた」というイベントをやっていたと思います。
謎を解くのが好き! リアル謎解きゲームに参加したことがある! という人はぜひ、次回の開催時に参加して頂きたく思います。
その時にはコロナが終息して、例年通り実在の場所に貼られるガムテープを取りに行けたらなぁ、なんて思います。
なんの気なしに始めたTwitterですけど、そのおかげで懐かしいイベントに参加することが出来ました。やっぱりなんでもやってみるものですね。
面白いなぁと思う体験とか経験は、ただ待っているだけではなかなか得られません。自ら動いて、自分の人生に「面白いイベント」を増やしていく。そんな風にこれからも生きて行けたらな、なんて思うブロンズウィークでした。まだ終わってないけど。
取り留めのない話でしたが、お読み頂き幸いです。
それではまた。深夜にお会いしましょう。薮坂でした。
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