第6話 敬語でエッセイ、豆腐でタンス 8/23
エッセイの敬語をやめてよかった。と、ついさっきやめることを思いついてから思っている。
この決断は悔やむことがない。そんな予感がする。
同時に、書くことが溢れる。サラサラと書けるので、一日中書いてしまいそうな予感さえする。毎日更新さえできる気がするが、ハードルが上がりそうなので、そんな話はしたくない。
サラサラとかけるあまり、書いている内容の質の低下が起こっているのではと、少し恐ろしい。そして、今まで書きためてきた未公開の下書きも全部、タメ語に書き直すことを思うと、楽しみな反面、やる事が多くてなんだか大変に思えてくる。
そもそも、僕は、物心ついた時から話の長い人間である。外では全身全霊で気をつけても、家族などにはついつい事の端末を全部話そうとして、よくうんざりした顔をされる。ゾーンに入った時の、マシンガントークの勢いたるや凄まじい。
そんな人間が、思いついた事をペラペラと全部書く事に、需要はあるんだろうか?性同一性障害という引きがあるにせよ、大丈夫なんだろうか?それともはたまた、それこそがエッセイの評価ポイントなんだろうか?ダラダラと書いてもいいんだろうか?もし、仮にそうだとしたら、これ以上の適材適所はないが、今はなんだか心配である。
今となっては、今までの自分はだいぶ、ヘンテコな事をやっていたみたいな気分になる。
もしかしたら、「敬語でエッセイなんて、豆腐でタンスを作るような事だ」というのがエッセイ界の常識、なんて事があるかもしれない。そして、実際にそうだったとしても、それを知らなかった程度には、僕はエッセイに関して無知である。
十分にあり得るそれを、本当だと仮定してみると、今までの僕は明後日の方向へ全力疾走していたことになる。けども、結果としてはちゃんとこうして自らの力で敬語地獄を脱したわけで、これからのエッセイ更新は捗りそうなわけだから、取り敢えずは自分を褒めてやりたい。そして疑問を明らかにするためにも、いい加減にエッセイに関して勉強をキチンとした方がいい気がする。
というところで、今回はここまでにして、またマイペースに投稿します。
今後は敬語無しの方向にします。
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