駅ビルの夢

駅のそばを歩いている。

この駅には古い駅ビルが付いていたが、施設の老朽化に伴って東側をバッサリ切られてしまい、線路の一部になってしまった。

残った建物の中では2店舗のみが営業している、1階の鍵屋と、5階の本屋だ。

本屋は19時に閉まってしまうので、私は急いで向かった、欲しい本があるのだ。

思いもむなしくついた頃には19時をまわっていたため、本屋に入ることができなかった。

広いエレベーターホールに向かう、観葉植物と、ふわふわとしたソファーが目印だ。

そしてやってきたやけに綺麗なエレベーターに乗り込み、下に戻る。

外に出ると雨が降っていた、地下街を通って東口に出ようかと考えたが、狭いので地上を走って帰ることにしよう。

まだ雨は小雨だ。

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