第26話 -おやじ-

親父は、赤ん坊の母から育児放棄された子をタクシーの仕事をしながら、僕を育ててくれた。

怒ると怖いけど、とってもやさしいおやじだった。そのおかげで、僕は父から二人分の親の愛をもらった。そして勉強はできなかったけど、今までこの50才まで、人の世話をする福祉の仕事につくことができた。おやじのおかげで人生の2/3をやってこれた。

親父の思いを継ぎ、親父の思いで僕は母と兄の世話をしている。

僕は母がおろそうとしたのを、親父が医者にかけより、それをストップしてくれて生まれる事が出来た。

親父が愛する女、そして、兄貴、兄弟がいないとかわいそうと医者に説得してくれた。

親父、ありがとう。僕は親父のおかげでいきてこれた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る