第25話 魔法高等高校に入学
高校の生徒となった俺……
俺は前までモンスターを倒してためていたお金を使って家を買った。
学校に行く日にちは明日、俺は明日、会社員から高校生に戻ることになる。
そのことにすごくワクワクしていた。
まず魔法を使うときにマジックコマンドって言うのは疲れるし、
周りの魔法と違うということがすぐに分かってしまうからなー……
頑張ってみるか!えーっと、何も言わずに技を出す。
そうするには本当の魔法を使うしかできない……
うーん、ゲームでは説明で、「主人公のマジックはイメージでつくられる」
って書いてあったよな…イメージ、イメージ。
俺はまず炎魔法を使えるように、火を想像をした。
火、炎魔法は火属性。
火さえ想像して自分の手に移動させれば……
すると、手から激しく火が吹き出てきた。
「やばい!やばい!出しすぎた!制御できるようにならないと…」
俺はずっと練習していた。
ずっと、ずっと……そしてついに…
出来たー!それも全種類の魔法を使えるようにしたぞ!!
まあ、これもミユがいろんな魔法を教えてくれたからだけどな……
俺は、火属性、水属性、風属性、氷属性、土属性、光属性、そして闇属性。
かなり厳しくミユに教え込まれたが、そのおかげで覚えることができた。
これもテンセイシャを倒すために必要な能力だから……
ていうか、俺って学校に行かなくてもミユに教えてもらったらいいかも…
いや、こいつにもわからないことぐらいはあるし……
そう思っていると日が昇ってきた。
あれ?もう朝か!
寝てないけど大丈夫かな……途中で居眠りしないようにしないと。
そうえば学校の場所を聞くの忘れてたなー、位置把握を使っておくか。
「システムコマンド、位置把握」
位置把握を使って学校の位置を探した。
えっと?ここから北に300メートルかー、
で、そのあと右に曲がって100メートル……そしたら学校が……
って近!!そんな近いなら全然遅刻もせずに済む!
よーし!!寝よ!時間知らないけど。
俺はすぐにベットに飛び込んでいった。
そして俺は10秒で寝てしまった。
4時間後
「お、起きてください!え、えーっとアキ君!」
ん?ユリなのか?
いや、でも……ユリはもういないはず。
「あ、えーっと…お、おーい」
俺が目を開けると目の前に、俺の理想の女の子、年は高校生か?
それに黒髪美少女……やばい!俺、年を高校生にあとで変えとこう……
それにしてもなんでここに?聞いてみよう。
「あの、アキ君、ですよね?」
なんで俺の名前を……
それに俺の家の場所を知っていることがまずおかしい。
でも可愛いからな……いいって思ってしまう。
いや!もし性格が悪かったら!うん、そうだ、その気持ちでいこう。
「はい!そ、そうですが、ど、どうしたんですか!?俺の名前に家まで!」
「え、えーっと、あの別に名前は家に書いてあったからとか、窓からかっこいい姿が見えたから
入ってきたわけでは!!」
一切隠せてないな……すべてばらしてるようなもんだ。
ユリに似ているが少しこいつのほうが背が高いな、
性格は別に、普通ってわけではないが不思議なやつだな。
「な、名前は何だ?」
俺はなんで動揺をしているんだ!?
どうして?他にもいっぱい女の子いただろ!?
「私の名前はマイです!あ、えっと、よろしくお願いします!」
マイ!いい名前だなー。
あーーー、あ!!いけない、いけない。
我を忘れそうになっていた……俺はゲームの女の子だけ好きだったが、
そんな俺が一目ぼれだからな、いやー、やっぱりやばい!
「俺は今から魔法学校に行かないと!もう時間が無いかも……」
時間をしっかり聞いとけばよかった。
なんでこういうときに女の子が!!やばい、本当に遅刻してしまう。
で、でも寝ていなければ会えてなかったかもしれないからな。
「アキ君、私も魔法学校に行くんですよ!受験に受かって!アキ君もですか?」
俺が推薦で入ったとでも言ってしまったら、
全員から一気に避けられそうだからな……
「ああ、そんな感じだ、それなら早く行くぞ!」
「はい!!」
そう言ってマイと一緒に学校に向かった。
学校
俺とマイは学校についたが遅刻だった。
だが、怒られたのは俺とマイではなく、マイだけだった。
俺は校長室に呼ばれてすぐに向かった。
どうしたんだ?
まさか俺はこの遅刻だけで退学になってしまったのか?
そうだったら俺の力を強くする計画が台無しだ……
そう考えていると校長室についた。
そして扉を開けた、すると。
「大丈夫でしょうか?何かお怪我は?」
校長室には校長と医師が何十人も……
俺は何か重い病気だったのか?
そんなものでもないのにどうしてなんだよ……
もしかして俺が遅刻したのが原因なのか?そうだとしたら、あの校長、馬鹿か?
「だーいじょーぶでーすか?遅かーったのーでしんぱーいしたんでーすよ!」
心配してくれたのはありがたいんだが、馬鹿だ……
やっぱりこの学校が心配になったなー。
今日は入学式らしいからな、しっかりとしてのぞもう。
俺は入学式の会場の体育館に行った。
俺は指定されていた席に座った。
入学式とか久しぶりだなー。
高校を卒業してから大学とかも行っていないから入学式はもう……
それだから過去に戻った感じで嬉しいな。
でも記憶では、校長の話が長かったような……
そのとき、入学式が始まった。
いろんなことを終わらせ、最後の最後に校長先生の話が始まった。
「そーれじゃーあ、ゴホン、あなーたーたちはー、きょーうからこのーがっこーうにはいーってきまーす
そのーなかでーアキーというー少しーつーよいひとがーいますー、そしてー……」
長いなー!!いろんなところが長い。
いやいや、なんで俺の名前が出てきてるんだよ!!
校長の話はなんと1時間40分という長さで終わった。
「こーれでーおわーりますー」
あーーー長かった、本当に長かったー!!
おかしいだろ!あの校長、やめたほうがいいんじゃないのか!?
でも、入学式は終わった。
これで晴れてこの学校の生徒だ、ここで力を付けていこう!!
そう決めて俺はまず教室に向かって行った。
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