小澤原の戦いへの応援コメント
こんにちは、御作を読みました。
勝坂の名は知らなかったので、せやったんか! みたいに背筋にガンときました。
まだ何者でもなかった氏康と、無名だった坂が、歴史に刻まれた瞬間ですね。
ひたすら氏康が格好良くて見惚れました。面白かったです!
作者からの返信
この小澤原の戦いは、非常に情報が少ないので、ネットでいろいろと調べているうちに、個人でこの戦いの跡地を歩いてアップしている方を見つけました。
それでこの「勝坂」のことを知り、仮タイトル「小澤原」から、「その坂の名」に変更と相成りました^^;
氏康、幼少の頃は怯雷子な人で、周囲から「?」という扱いだったんですが、ここ一番で扇谷上杉相手に凄まじい勝利を遂げるという、やはり「相模の獅子」に相応しい武将かと思います。
あと、信じて送り出すパパ上氏綱の慧眼も凄い(笑)
その辺を描ければなあ、と思って書いた一作です^^;
ありがとうございました。
編集済
小澤原の戦いへの応援コメント
――その坂の名は、今はまだ無い。
始まりの一文に、鳥肌が立ち
一陣の風が心に吹き渡ります。
壮大な戦国ドラマの幕開けです。
氏康と小太郎の
初々しい若武者は清々しく
あっけらかんとした明るさと
名武将の片鱗をのぞかせる
見事な戦いっぷりに
私も一緒になって
やった、勝ったぞ!
と共に勝利に酔いしれました。
ーー以来、その坂を勝坂と云う
最後の決め台詞がまた…
やられたなぁ〜
面白かったです✨
作者からの返信
「その坂の名」というタイトルを含めて、あのスタートの一文と、ラストの一文、書き終えてから思いつきました^^;
それまでは「小澤原」ってタイトルでした……そのまんまですね(笑)
ちなみに自分でも結構気に入っている「カッコよさ」なので、こうして取り上げていただけると、とても嬉しいです。
そして、この「その坂の名」はカクヨム2作目であり、第1回角川武蔵野文学賞への応募作であったので、自分と氏康を重ねて、「初陣頑張るぞ!」という気持ちで書きました。
手探りで粗のある文章かと思いますが、物語に没入していただけたようで、何よりです!
ありがとうございました!
小澤原の戦いへの応援コメント
風に靡く北条三ツ鱗の軍旗、いいですねえ。鎌倉時代にタイムトリップしたかのような読後感です。かくいう愚生にも「勝坂」なる思い出の坂があります。その坂から見た相模の風景を数年ぶりに思い出しました。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
北条三つ鱗、なかなかに映えると思います。
武蔵野といえば、やはりこれかなと思って書いた一作です。
歴史ものを書くというのがほぼ初めてだったので、手探りで書いたのが思い出されます。
坂の上からの光景って、パノラマ的な感じで、ヴィジュアルの印象が際立って、記憶に残るイメージです。
私の場合は、上野の山から見る上野の町とかが印象深いですね。
ありがとうございました。
編集済
小澤原の戦いへの応援コメント
おお、懐かしの北条氏康!
15歳でこんなところで戦っていましたか。(笑)
そして「深大寺の砦」!
まさにザ・武蔵野の作品ですね。
快調四谷軒節に👏です。
作者からの返信
お星さまもありがとうございます。
こちらは昨年の第一回角川武蔵野文学賞に応募した一作です。
ちなみに当初は題名と本文しかなく、キャッチと紹介文がブランクという暴挙に出ておりまして、当時を振り返ると面映ゆい限りです(中身で勝負だとか不遜極まりない想いを抱いて投稿していました^^;)。
でも、個人的にはタイトルが気に入っている、思い入れの深い作品です。
そのため、応援いただけるととても嬉しいです。
ありがとうございました。
小澤原の戦いへの応援コメント
四谷軒さま、はじめまして。芸術と通俗の里へのご寄稿、ありがとうございました。
歴史小説、時代小説というジャンルは、友未にとってラブコメや転生ものと同じくらい縁遠い存在でしたが、抵抗なく楽しませて頂くことが出来ました。文章がしっかりしていてキビキビとテンポもよく、現代ものではお目にかかれない単語や表現が新鮮でした。考えてみれば、読むことはなくても戦国ドラマや王朝ものはテレビでよく見ていますので、結構好きなのかもしれません。
すっきりと簡潔に仕上がった完成度の高い短編でしたので、逆に、これだけでは物足りなくなりました。
作者からの返信
恐れ入ります。
拙作が芸術や通俗という要素があるのかどうか、今いち自信がありませんでしたが、そうおっしゃっていただけると、非常にありがたいです。
歴史ものって、とっつきにくい印象があると思います。しかし、友未さま「抵抗なく」という御言葉をいただき、救われた気分です。この国の歴史ものならではの、古めかしい表現とかを使っておりますので、特に。
そして、短さについてですが、実は、4000字以内という規定の文学賞に応募した関係で、この字数になっております。書いている私自身も、もう字数が無いと嘆いたものです。物足りないとおっしゃられ、まことに恐縮です。
ありがとうございました。
小澤原の戦いへの応援コメント
戦国の良将、北条氏康らしいお話ですね。
一般的にはさほど注目される事が少ない人物ですが、
攻防どちらにも優れ、民生にも手腕を発揮。
実戦では負け知らず。
一次資料でも彼の事を悪く書いたものは存在しないのでは?
彼があともう10年も長生きしていれば、
戦国の世も大分変ったのではないかと思います。
寿命が少し短かったのが残念ですね…。
作者からの返信
こちらにも応援コメント、ありがとうございます。
大河ドラマや小説だと脇役としての出番は多いのですが、いざ主役となるとあまり無いという北条氏康。
私も実は、あまり注目していなかったのですが、当時、武蔵野をテーマにした文学賞があって、それを契機に氏康のことを「再発見」して、書いてみようと思い至った次第です。
確かにおっしゃる通り、政軍双方に能力を見せ、特に河越夜戦や小田原籠城戦といった戦いを潜り抜けた、たぐいまれな傑物だと思います。
惜しむらくは、やはり寿命ですかねぇ……それと北条家は末路が末路だから、あまり描く人がいないのではと思います。
信玄みたいに上洛途中で死ぬという劇的な死に方でもないので。
でもこの時代に畳の上で死ねるって、かなり凄いと思うのですが。
ありがとうございました。
小澤原の戦いへの応援コメント
名将氏康も子供の頃があったんですよね。でも、一回や二回の敗けを活かすのは、さすが名将です。それに、北条の住民思いの年貢の安さはやっぱり有名ですよね。
作者からの返信
フォロー、お星様もありがとうございます。
氏康の若き日……私もこの作品を書くために調べて、初めて知った次第です^^;
夜襲で勝利するところに、のちの夜戦での勝利を暗示しているのかな、と思います。
あと、年貢については、その代わりに検地受け入れと、隠し田厳禁という、税の明確化が狙いだった……という説もあります。
その場合、他の大名と比較しても、住民の負担は変わらなかったそうです。
しかし、明確化だとしても、それ自体は公平化であるので、やはり住民のことを考えていた……ということになりますね。この返事を書いていて気付きました^^;
ありがとうございました。
小澤原の戦いへの応援コメント
こんにちは、星都ハナスです。
「カクヨムの天使」のフォローと星⭐️ありがとうございました。
カクヨムの天使さんが絶賛されたこちらの作品、ご紹介させていただいてよろしいですか? もしよろしければ、私の近況ノート最新にお返事頂ければ嬉しく思います。
突然申し訳ありません。
作者からの返信
こちらこそ恐縮です。
返事は既に近況ノートの方にしましたが、こちらでもOKと申し上げておきます。
「カクヨムの天使」の名を冠した一作、大変興味深く拝見させていただきました。自主企画とはまたちがった色合いの、そう、まさにカクヨムの天使さんのエッセイ(放言とも言ってましたね(笑))のようなモノで、実に良い企画だと思います。
ありがとうございました。
小澤原の戦いへの応援コメント
今回は、野田 仁さまの自主企画「息抜きに読める読者の秋」から参りました。
四谷軒さまの「息抜きに~」ってどんな感じの作品を?
とワクワクしながら読みました。
硬派だけれど、臨場感があり、15歳の氏康の愛嬌も感じらられ、さすがの文章!
とても爽やかな読後感を得ました。
良い時間をありがとうございました。
作者からの返信
自主企画って最初よく分からなかったのですが、私も最近分かるようになってきました。こういう感じのを読みたいなぁ……という方へのアプローチとして有効かと思います。
さて、拙作は短いので、息抜きにはいいだろうと送り出しましたが、それを読んでいただいて、そして応援とレビューまでいただいて、ありがとうございます。
この作品も、武蔵野文学賞用だったので、硬い感じに仕上がったのかなと思います。そしてイメージとしては、武蔵野の夏草という感じで、氏康のしたたかさと柔軟さが表現できればな、と思って書きました。
そんな拙作が、碧月様のお時間が良いものにできて、作者冥利に尽きます。
こちらこそ、ありがとうございました。
小澤原の戦いへの応援コメント
拝読致しました。
河越シリーズを読んでからこちらにうかがうと、なんか青臭さを感じて、これはこれで良いですね!(*´▽`*)
草に寝転んだ青さと、鉄臭さを伴う青春のかほり。
純粋に戦国時代の青春群像劇として楽しめました(^^)
河越を読んでいれば、氏康さんにもこんな時代があったんだなぁ……と感じて二度楽しめて。
面白かったです、ありがとうございました(^-^)
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
そうですね、私としても、河越より先に、こっちを書きましたので、何か青臭い感じになっていると思います。
私も歴史ものを書き始めたばかりの頃だったので、その辺の青臭さも影響していると思います^^;
いや、今も青臭いですけどね(笑)
それはさておき、戦国の暑い夏、草いきれのする野っ原。
そこに寝転ぶ少年が、未来の相模の獅子となれば、ワクワクするんじゃないかと思って書いていました。
氏康さん、河越では妙に落ち着いた観のある男ですが、この頃はまだ合戦デビューしたばっかりで、「若い」って感じですね^^;
そしてこれを書いたばっかりに、河越に手を出すことになる私(笑)
でも、逆に言うと、この「初陣編」を書いたからこそ、河越を書くことが、いちおうはできたのではないか、と思っております^^;
ありがとうございました!