我が家の今日の会話

第1話 いっせんまん円の受験料 母と長男

長男「あ、そうだ、来週ぐらい大学で資格試験があるから、受験料ちょうだい。」

「あん?いくら?」

長男「えっと〜…いっせんまん円だったかな」

母「ほぉ〜( ̄▽ ̄)…それは、いっせんまん払えば絶対に合格できるとかか…?なんの資格だ?医師か?弁護士か?」

長男「残念ながら違う。えっと〜簿記…みたいな…ハハハ…( ̄▽ ̄)」

母「そうかそうか、なるほど…その『簿記みたいな…』な資格はいっせんまん払えば合格できて、合格したらどこにでも就職できるわけだ。大企業とか、政府とか…」

長男「残念!政府だけは無理なんだ。政府に入るには、にせんまん円必要!。」

母「そっかぁ。それは残念。」

長男「そう。残念。そっちは来年あたり受験しておくわ」

母「うん、わかった。がんばれ!」

長男「うん頑張る!…」


数秒の沈黙


母「…で?今回はいくら必要なのかな?」

長男「ハハハ…3万円ほど…よろしくお願いします…」

母「了解…精進してちょうだいな」

長男「はい(^_^*)」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る