第358話閑話 チュリリのマシュマロ返答
「マシュマロ返答の授業のお時間です」
@ドラムセットってめちゃくちゃ泥沼な関係だと思うんですが、先生はどう思いますか?@
「二本のスティックを巡る打楽器の関係図は昼ドラも真っ青よね。時にスティック側が同じ打楽器に惚れることもあるんだから手に負えないわ」
コメント
:分かりみ~
:ドラムソロの時とか正に修羅場って感じだよな、あちこちから怒声が聞こえてくるのゾクゾクする
:ハイハットが魔性過ぎる
:音取られは俺ちょっと苦手だな……
:大丈夫、バスドラとキックペダル(シングル)は純愛だ
:なんで宇宙人増えてんだよ
:これも先生の授業の賜物ですね
「ふふっ、最近は宇宙を理解しつつある地球人も増えてきて、先生も教えがいがあるってものよ。ドラムセットに目を付けるとはやるわね! 昼ドラマならぬ昼ドラムってね! あははは!」
コメント
:は?
:いみふ~
:親父ギャグはちょっと……
:宇宙人も年取るとこうなっちゃうんですね
:不祥事で引退や
「ちっ、何よそんなに若い子がいいなら匡さんの枠にでも行けばいいじゃないのよこのロリコン共が、あー萎えたわ、ヨーチューブとかで今でも見てる人いる?系のコメント見た時くらい萎えたわ、いいね稼ぎもウザイけどそれ以上にあのコメントって古いよねって言ってるようなものだから作品に失礼よね、良い作品はそんなこと聞かなくても永遠に錆びないんだからわざわざ確認する必要なんてないのよ、はいはい分かってますよそんなコメ付く動画沢山見てるってやっぱBBAなんですねって言いたいんでしょはいはいそうですよ私はJKじゃなく先生が似合うような年ですよごめんなさいねブツブツブツ……」
@扇風機とエアコンって結構いい感じな雰囲気してますよね@
「うーん……個人的にその二つには交ざりたくなってしまうわね。扇風機とエアコンに挟まるチュリリが苦手な方には謝るわ」
コメント
:それはただの涼んでる先生なのよ
:勝手に挟まってろ
:草
:夏バテしてる先生絶対かわいいから誰か描いて
:風邪ひくなよー
@チュリリ先生に質問です。
個人的に最高のカップリングは何と何?@
「王道だけど、太陽と月は妄想が尽きないからお気に入りよ。調べれば調べる程愛が見つかるから、試してみてね」
コメント
:いいね
:流石は宇宙人 ¥496
:正反対の存在が地球を通すと同列に語られるのすこ
:これは俺でも理解できる
:世界の神秘の前には宇宙人も地球人も関係ないな
@ライブオンでの気が合う人、チュリリ先生から見たヤバい人TOP3お願いします。@
「全員ヤバいから気なんて合わないわよ」
コメント
:言い切りやがった……
:こら一番後輩!
:おまいうなんだよなぁ
「強いて言うなら同期と、同年代の還さん、柔軟なネコマさん、お世話になった淡雪さん辺りは話しやすくて、光さん、シオンさん、晴さんとかは先生には理解不能だからヤバく見えるかしらね」
コメント
:同 年 代 の
:チュリリ先生は赤ちゃんだった?
:リスナーママは目を覚ませ
:光ちゃんと先生は会話になるのかがまず心配
:ヤバいっていうか陽キャが苦手なだけだろ!
「……あと、一応補足しておくけど、気が合わないことは居心地が悪いということではないわ。はい次行きます」
@チュリリリリリリリリリリリ痛っ⁉︎
やっぱ本名呼びは難しいので改めてチュリリ先生へ
五期生はリアルでも仲がいいですが三人でどこかに遊びに行ったりしてるのですか?
あるならそのエピソードを教えてください。@
「なんで私に聞くのよ、匡さんとかダガーさんに聞けばいいじゃない……コンビニやスーパーとか、体調崩した時は病院とか一緒に行ったかも。これでいい?」
コメント
:それは遊びじゃなくて生活なんだよなぁ
:匡リスナーから報告です。水族館に先週行ったことが判明しています
:ダガーリスナーから報告です。夢の国に行く予定を立てていることが判明しています
:先生の情報と合わせると生活も遊びも一緒じゃねぇか!
:家族かな?
「またあのガキ共はなんでもペラペラとぉ! もう次ぃ!」
@チュリリ先生
前に先輩たちがオフコラボで富士竜アイランドへ行ってましたが、遊園地と言えば真っ先に何を思い付きますか?@
コメント
:夢の国
:夢の国でしょ
:イライラしてるっぽいから俺らが代わりに答えちゃうね
「はぁ……それでいいわよ。こういう時は素直になる方が楽だってやっと分かったわ。夢の国行ってきます、すごく楽しみです……」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます