Twitterから参りました。序盤から、映画のような雰囲気で始まりますね。バーでの老人男性と、謎の中年男性……ううん、混じることはできなくてもその場にいたい組みあわせです(笑)
「殺し」という忌避される道にどうやって入っていくか、またそのアウトローをどうやって格好よく書くかというのは、正義のヒーローを書くより難しいかなと思うのですが、「あくまでプロである」「仕事の成功のために万全の準備をする」といった書き方をすることでうまく表現されているなと思いました。
読ませていただいた部分ではヒロインが登場しなかったのですが、格好良い先輩に続き彼女の登場も楽しみです。
これからも頑張ってください。
作者からの返信
読んでいただきありがとうございます。
感想聞いて、作者ながら納得しておりました。ハードボイルドって難しいですね。テーマもキャラも初心者が書くには難解で色々問題も見えてきましたが感想を元に頑張ろうと思います。
編集済
率直コメント企画に参加いただきありがとうございました。
ハードボイルド加減がめちゃ好みです!
キャラ描写も世界観もヨダレものですし、次からへ次へとページを捲ってしまいました。
こいつぁ、面白いナニかが待っている!ビンビン感じるぜ!!
展開やキャラクター、そして構成も申し分なく、読んでいてワクワクとしてしまいます。
ただ、一読者としてここで「コメントを入れよう!」と思った要因としまして
地の文運びがすこし解りづらい、誰がどうなっているのかが解りづらい
ゆえに、幾度もループして読み直したりしてしまっている……ことが、
ここで「ちょ、タイム!ライフだいぶ消耗しちまったぜ!」となった地点でございます。
おそらく海外翻訳を意識された文章で淡々と綴っていらっしゃるのかなと
思うのですが、
『タイラー』の一人称視点であるのに自身のことを
〝俺は○○して、○○した。〝など、ブライアン(第三者)を描写するやり方と
まったく同じ調子で(差異なく)俯瞰して描いており、
また、一文によっては主語が大幅に省かれたうえで
二人の様子が同じ一文内にて連続して収まっていることも多いため
「ほっ?」「むっ?」「ナヌ? フムム?」となんども戻って確かめないとならなかった為に
読者としましてはライフが徐々に徐々に削られていってしまいました。。
テイラーの一人称であれば、
ブライアンについての描写はもちろん
「〜かのように見える」「〜しているかの様な」「〜かもしれない」「恐らく〜なのだろう」という客観描写だと思うのですが、
「ブライアンはじっと待つのだった。」「苛立ちながらブライアンが言い返した。」など断定的な言い回しも多く、
さらに、
テイラーこそ自身の『リアルタイム状況』を描いて良いはずなのに
「若干媚びた返答をした」「冷や汗が流れたのでこう答えた」「否が応でも実感させられる」「自分も外に出る」などなど、
そっけなく、リアルタイムでもない描写が多く
描写におけるその勾配のなさが
さらに判別しづらい部分を増強させていたかも?と一読者として感じる部分がございました。(三人称でしたら気にならないのですが)
一読者の一目線としてなにか参考になれば幸いです。
素敵な物語を誠にありがとうございました!
(追記)
もともと大の洋画好き、そのジャンルでもアクション・スパイ・陰謀・ミリタリー物好き(勿論その系統の海外文庫も好きでよく購入する)という事もございまして、果たしてこのジャンルへの『女性目線』としてのアドバイスが的確かは解りかねるのですが(笑)ヒロイン不在ですと間口は狭くなるやも……とは思います。
金曜ロードショウで放映されるような『王道ハリウッドA級』また『ディズニー』なども、万人受けするものには「ヒロイン愛」「家族愛」「男女の友情」などが必ず追加されておりますので
本筋+男女性差ない大衆共感筋の二本立てのほうが
母数が広がるのかなとは感じます。
ただ、そのせいで作品への熱量が削がれるくらいであれば
とことん好きなものを煮詰めたものを描けば、コアなファンが増えるだろうなともやはり思ってしまうので、
万人受けの商業向を意識するのか、趣味で燃焼し尽くすのだと割り切るか
結局はどちらをベースに据えるのかどうかだろうなとは思います。
わたしは個人的に、オッサンまみれでも全然昂ぶりますー!!笑
作者からの返信
読んでいただいてありがとうございます。
今の気持ちを正直に申しますと、うれしさ半分、くやしさ半分です。第1章がぎこちないのは前から指摘を受けていて、校正企画でかなり丁寧にコメントいただいたのですが、それでもまだ読みにくいと言われてショックでした。(こちらの問題です。責めているわけではございません)
たぶん、これが私の今の限界なんだと思います。文章力がないのは重々承知なのですが、それでも掴みが分かりづらいと読んでもらえないんですよね。
その上、文章力の指摘に対して答えや知識を持っていないのも問題になっています。レポートならたくさん書いてきたのですが、小説はやはり全然違います。それを痛感しました。
自分なりにご意見を受けて修正はしていこうと思いますが、力が無くてはそれを生かせないのも事実。インプットするしかありませんね。読んで書く、これを繰り返すしか。
今回のコメントを受けて決心しました。しばらくは本を読んで勉強し、自分の作品と向き合おうと思います。宣伝してる暇はどうやら無いようです。
本当にありがとうございました。それと、もし可能でしたら女性の方の目線でこの話がどう見えるか教えていただけないでしょうか? 後からの注文で申し訳ないのですが、よろしければお願いいたします。
・『外から見ても思ったが――「水でいい」』
やはり「ている」「ていた」の偏り。「そして、」が2回と「しばらく」が使われている。
前回と合わせて相当な量になる。表現の重複。ワンパターンな単語が連なる文章は、読み慣れた人からすると新しい刺激がなく、退屈極まりない。
かといって全てバラバラにすると今度は「全てバラバラ」というパターンができてしまう。
その調整を考える必要あり。
・『ウェイターが「では、他にご注文は?」と言おうとしたが、』→『ウェイターは「――」と訊ねたが、』はどうだろう。
「ウェイターが言おうとしたが」は声に出すと気持ち悪い。
・『ウェイターは「ごゆっくり」とだけ言って、』→『言い残して、』
・「気づかれないように自分なりに気を利かせたつもりだった」→「気づかれないよう、自分なりに配慮したつもりだった」はどうだろう。
別に間違ってはないが、やはり不自然な音の連続は吐きそうになる。後半を残すなら、「気取られない」「悟られない」など、読んだ際の音が連続しないようにしてあげたい。
・「しばらく水をすすりながら、」→「水をすすり、」
この「しばらく」は必要だと思われる。消すならテーブルのほうか。
・「ブライアンが動くのを」→「ブライアンの動きを」
・『途中で「どうしてもお腹がすいた」とブライアンに言うと、フライドポテトだけ注文するのを許された。』
どうも子どもっぽい文章。ないほうがいい。だが、その後ろまで消すのは勿体ないと思うので、それを活かすため、シーンの変わり目に会話を付け加えるのはどうだろう。
「オフィスワーカーだって、仕事をするときに水は飲まない」
それを聞いて、俺は迷わずフライドポテトを注文した。なにやってんだ。とでも言わんばかりにブライアンの表情が険しくなる。
「地元では水の代わりにフライドポテトを飲みます」
と俺は答える。彼は呆れ顔に戻り、
「勝手にしろ」
といった。
適当だがこんな感じに。舞台は海外なのでそこまで違和感はないと思う。
・「しばらくその様子を見ていたが、」
ブライアンが痺れを切らすまでの時間として、しばらくは微妙か。そうでなくとも「しばらく」は多用しすぎだ。
他にも「すると、」のパターンが多いので言葉のバランスは気をつけたい。
以上が4話の気になった部分となります。
作者からの返信
接続詞など、不要だと思われる場所を精査して重複表現を減らしてみようと思います。ポテトの下り、面白くて採用したかったのですが、殺し屋の上司に対し、初対面で軽口やジョークを言えるのか、と考え、私の中のベン像と比べながら考えた結果、折衷案で書くことにしました。
コメントありがとうございます。
編集済
Twitterから来ました! ドドドDON! です
これを読むためにカクヨムのアカウントを作らせていただきました!
軽い気持ちで開いたら雰囲気に圧倒され、いい意味で期待を裏切られました!
ただ、ファットの挙動や発言が少し気弱すぎる感じがします。女を侍らせている描写からは少し想像ができなかったかなと(個人の感想)。ただ、海外が舞台だと思うので、翻訳の際にそういった表現になったと勝手に納得しておきます。
「もう一度チャンスを」というのは「チャンスは二度はやってこない」という話において、いい台詞だと思いました。
しかし、この状況のファットが言うと「次はバレずに商売(密売)して見せる」と意訳できてしまうかなと(そこがミソなのかもしれませんが)。
とりあえず、もっと深いところまで知るために先を読んできます!
応援してます!
作者からの返信
わざわざ、アカウント作成ありがとうございます。本当にお手間おかけしてすいませんでした。
ファットですが、ジェームズ・キャメロン監督の『トゥルーライズ』のサイモンという登場人物が元ネタです。このサイモン、主人公の奥さんに交際を迫る口ばかり達者の男なのです。主人公の奥さんに自分がスパイ活動をしていると嘘の話を聞かせて楽しませていました。ですが、実際にそうした諜報機関で働く主人公にばれて、痛い目の合わされます。その時の彼は子犬のようになり、命乞いをして最後には漏らします。主人公はもちろん浮気を咎めようとしているだけなので、殺しはしませんでした。ですが、別の任務で主人公があるパーティーに潜入すると、そこには自分をエージェントだと女性に話す男がいて……
その意訳は私の考えですが、無いと思います……
追記:一部、元ネタリスペクトで加筆しました。
コメントありがとうございます。
もう少し読めば面白いところと言いたいところなのですが、人によるのでよければ、お楽しみください。
編集済
自主企画「辛口な批評を投げ合える人探しています」から来ました。
拙作「憂鬱なカンダタ」に応援有難う御座います。
大きな感想はおいおいにして、取り敢えずここで気になった表現を書きます。
「手洗い場」という表現が個人的にはしっくりきません。
「トイレ」ではダメなんですかね。
衛生上の表記では、廊下とかに設置されている手を洗う場所が「手洗い場」というはずです。
あと、それなりに銃に詳しい者として言わせて頂ければ、銃声を響かせるのはいかがなものかと……すぐ警察が来ますよ(笑)
作者からの返信
他の人のコメントで書いた、書いたかな?
以前からなんとなく言われる気はしました。(あとがきに書こうと思ったくらい)サイレンサー嫌いなんですよね……どうしてもスタイリッシュよりになるじゃないですか。僕は70~90年代のマフィア映画が好きで、最近のスタイリッシュ殺し屋アクションはあまり好きじゃないんですよね。
だからなんかバンバンやりたかった。
クエンティン・タランティーノ監督の「パルプ・フィクション」っていう映画ではマンションの廊下に面した一室で銃撃戦をした後に、大声で聖書の一節を読み上げて、銃弾を何発も浴びせるシーンがあるんですよ。ですが、警察は来ません。だからここはリアリティより私の好きな雰囲気優先にしました。
それに警察来ても、組織の圧力でどうにかするんじゃないですかね。
トイレですが、トイレってなんか響きがかっこ悪いなあ、と感じて手洗い場にしました。英語だと、トイレに行くとき、「washroom」っていうので、舞台が西洋なこともあって違和感ないかな、という感じです。ちなみに海外で「toilet」って言うと便器に入るイメージらしいですよ(笑)一度海外の方に注意されました。
以上です!
ご指摘ありがとうございました。
まるで映画の様な描写ですね!
ハードボイルドな文体も好みです。
これから主人公が、どんなハードな展開を見せてくれるのか楽しみで目が離せません!
作者からの返信
コメントありがとうございス。
彼らが困難をどのように乗り越えていくかご自身の目でご確認いただければ幸いです。