応援コメント

第3話 車内の会話」への応援コメント


  • ・「しばらく会話の無い気まずい時間が流れたが、その沈黙を破ったのはブライアンだった」→「しばらくブライアンとの会話はなかった。車内の気まずさに胃がきりきりと痛みを訴える。その長い沈黙を破ったのは、彼だった」とするのはどうだろう。

     私の好みによるところが大きいが、「会話のない気まずい時間」は表現が拙いように思えた。

    ・「ずっと観察」→「ずっと監視」

     状況的にこちらのほうが適切か。

    ・「そして急にまた質問を投げかけてくる。」→「彼は口を開いた」はどうか。

     もしくは消してしまってもいい。この一部分だけみると問題はなさそうに思えるが、「そして」「その」「それ」を考えなしに多用すると作品の質が落ちる。前話にもそれなりに登場したので、読み手の目を休憩させてあげるため、今後にとっておくべき。

    ・「別に数を盛ったりしなくていい。確実なのを答えろ」→「嘘は吐くなよ。正確に言え」

     「ったり」「なのを」は殺し屋にしては迫力なく感じてしまうし、そもそも子どもっぽい表現なので不採用にしても変えるべき。

    ・「どうせ、それでその町の警察から逃げるためにこの町に来たんだろう。」

     「それで」「その」「この」を使わずに済むので消してよい。ただ、その後のセリフと噛み合わないと感じるなら別の表現が好ましい。

    ・「つまらなそうに」→「つまらなさそうに」

    ・「そう話すブライアンはさっきまでと違って徐々に語気が強くなっていた。」

     周りくどい。彼のセリフが続くので「徐々にブライアンは語気を強める」など、簡潔にまとめるべき。

    ・「今まで、教師に何か言われても、まともに返事をしない俺だったが、」

     教師に何か言われても。主人公が高校生以下の場合は適切だが、ハードボイルドを謳った小説のたとえが「教師」ではつまらない。「上司」「幼少期から」などのほうが相応しい年齢のはずだ。

    ・「迫られて、」→「迫られ、」

     「で、」「て、」を作中でよく使われるため、その回避に。(※)

    ・「口から返答が出ていた」→「返事が出ていた」

     返事をしないの部分から繋がっているので、返答ではなく返事とするべき。

    ・「ブライアンの言葉にはプロとしての経験から来る重みのようなものを感じた。」→「ブライアンの言葉からはプロとしての――」

     ――について。原文の言いたいことは分かるが違和感。「重圧」として文を作り直すべきか、「重み」のままがいいか要検討。
     重みならば、「重みのようなもの」→「重みをひしひしと」のほうが伝わってくるはず。

    ・「そんな会話から、さらにしばらく車の中で待機していると、」

     これも違和感。「しばらく」を3話のはじめに使っている。1話あたりの文字数を正確に把握していないが、やはり短い期間に表現を重複させるのは避けたい。

    ・「急いで、確認しようと外を見たが、自分では見つけられなかった」→「彼に倣い車外を見渡したが、"ファット" の姿は見当たらなかった」はどうだろう。

    ・「そんなことをしていると」

     どんなことでしょうか。主人公は何も見つけておらず、外を見ているだけである。

    ・「エンジンを切って、」→「エンジンを切り、」

     (※)

    ・「来ていないのを確認して、」→「確認し、」

     (※)


    ・「振り返ってこう言った」→「振り返った」はどうだろう。

     ここ4行の間に「ブライアン」が何度も出てくるので、1箇所は「彼」にしてやると読みやすい。

    ・「それに続いて一緒に店に入る」→「俺もその後を追って店に入る」

     続いているのに一緒は矛盾だ。

    ・「最初の仕事が今始まる、と緊張感と不安を感じて少し腕が震えていた。」→「最初の仕事が始まる。これから人を殺しに行くのだ」とするのはどうだろう。

     最後の一文はこだわっていると思うので、流されるのもよくないか。


    以上が3話の気になった部分となります

    作者からの返信

    一応、ベンは19~20歳位を想定しているので、ここは教師にしました。


    コメントありがとうございます。そして丁寧な校正ありがとうございます。現在、修正作業しております。

    編集済

  • 編集済

    辛口をお願いします、と以前言われたので来ました。非常によく書けていますね!話も面白くなっていきそうで、続きを読んでいくつもりです。

    一点、これは不要かもしれませんが言っておきますと、
    俺のセリフ
    「はい、わかりました」
    ここの前の地の文が重たくスピード感がやや無くなっているに感じます。
    プロの凄味に驚いて反射に近い感じでの「はい」ですよね?
    大声に迫られて、とあるので不要な些細な点かもしれませんが、一応言わせてもらいましたm( _ _ )m

    追記
    あの、「わかりました」が重いのではなく、その前の、セリフとセリフの間の地の文がすこーし重いかなって思ったのです。勘違いかもしれませんが。

    作者からの返信

    これはあくまで僕の考えなので言うと、「はい」だとわかってないように思われるのが嫌で「わかりました」とつけて十分わかってますよ感を出す。なんかこれが、瞬時の状況にもできてしまうようになる。いったい誰なんだ……

    軍隊の訓練で教官が怒鳴るのに「サーイエッサー」という程度に考えてください。

    コメントありがとうございます。続きも楽しんでいただければ幸いです。

    編集済
  • テクニックを学べば戻れなくなるという具合でもあると感じると、重い一言でもありますね

    作者からの返信

    コメント本当にありがとうございます

    戻れなくなるは、この後もテーマとしてもう一度上がります。

  • 文章について少し触れます。
    ブライアンのセリフに出てくる「・・・」という溜めですが、正式に三点リーダーと呼ばれる「……」ものに直した方がよいかと思います。ほとんどの小説では二回打つのが多いです。

    文章の流れが自然で、非常に想像しやすいと思います。

    作者からの返信

    マジですか!そしてありました。

    実は小説を書くのが初めてで(言い訳)初期は表記の決まりがわからず、「・・・」にしておりました。そして決まりを勉強した後に「・・・」を「……」に変える「・・・」狩りをしたのですが、まだその残党が残っていたようです。吉城カイトさんのおかげで今度こそ駆逐に成功したと思います。また、ご覧になられましたら、ご連絡してくださると助かります!

    細かい質問なのですが、吉城カイトさんのお名前は遊戯王の「天城カイト」とは関係ありませんか?(デュエル脳)

    コメントありがとうございました。

    編集済