世界最強の俺が、学園に通うことになった件
寂滅馮河
プロローグ
プロローグ 前編
「隊長、索敵範囲内に今回のターゲットの反応を感知しました。」
「数は?。」
「約3000です。」
はぁ、3000かぁ。俺が上から聞いた話だと30000はいる感じだったのになぁ。
「全くいやになってくるよな。たった3000程度で俺らの部隊を動かすことになるなんてなぁ。」
「まぁ、そう言ってくれるな。俺らにとってたったでも一般兵になると大軍なんだろうよ。」
『そうだぞ。だからお主らを動かしたのだ。というかこの会話、何回目だ?』
「本日で72回目となります。陛下。」
「というか、毎回私たちの戦闘を中継する必要があるのでしょうか?」
『ある。今回は大臣たちと一緒に見ているからな。緊張せずいつも通りでよいぞ。』
うわ、陛下がなんか聞いちゃいけないことを言った。大臣と一緒に見てる?
え、何?そんなにして大臣たちを再起不能にしたいのかな?
「この程度に緊張なんてしませんよ。というか緊張しているヤツがいるなら、とっくの昔にこの部隊は壊滅状態ですよ。」
「隊長、そろそろ攻撃開始っすよ。」
「了解。今日は俺の日だよな?」
「そうっす。」
『おいレグルス。私の娘も見ているのだ。へまするなよ。』
うわ、この人自分の娘まで精神異常者にしたいのかな?
「陛下は俺がへましたことを見たことがありますか?」
『ないな。』
「まぁ、少々刺激が強いかもしれませんが、気ぃ付けてください。」
「そんじゃ、攻撃開始」
一人の男が陣地から出て走り出した。
もし、ここに何も知らない村人がいたらこういうだろう。
「そっちは帝国軍がきているぞ。逃げるなら反対方向だ」と。
まぁ、逃げているわけでもないし、むしろ方向はこの向きなのだが。
一人の男こと俺レグルスは帝国軍の目前へと走っているわけだが。あぁ、もちろん理由はあるとも。ただ、待ってても遅いからお出迎えしようとだなんて7割ぐらいしか思ってない。残りの3割は、一応指揮官捕まえようかなぁ、という理由と俺が暴れたかったからという理由しかない。
お、魔法が飛んできた。いや、まぁそれがどうしたのかって話になるんだけどね?
一応、全部迎撃しとかないと、後処理がだるいから。考えてもみなよ。勝手に侵略してきて、勝手に荒らして、はい、さようならなんだぜ。ちったぁ、後のことも考えろってんだ。
そうこうしているうちに、目の前だったのでとりあえず100人切ってみた。
そしたらさ、指揮官出てきちゃったんだぜ。だから、とりあえず捕まえて俺たちの陣地にテレポートで送り付けてやった。ギャーギャー騒いでいたけどまぁいいだろう。
だってさ、後で尋問するんだよ。そん時にしゃべりやがれってんだよ。どいつもこいつも、尋問になると黙りやがる。
で、俺が送り付けるまでの時間が約3秒もあったのだが、周りのこいつらやっと動き出した。だからさ、浮遊魔法使う余裕あったからこいつらの頭上まで飛んでやったよ。
どんな鍛え方すればさ、3秒ただ見とくだけができんのかな。
やっぱ帝国軍は違うなノロマの集まりみたいだ。
よし、ちょっくら煽ってやろう。
「こんにちは。7歳児とほぼ同レベルの帝国軍ノロマ部隊の皆様。あと2秒で王国領土からきえてくれ「死ねぇぇぇぇぇぇぇ!!」ないとあなた方を輪廻の輪から消さなくてはならなくなるので。後、そこのあなた人の話を邪魔してはいけませんと習わなかったのですか?う~ん、モブ男さん。」
「うるさい!!ここは元は帝国領土だ。ならば、我らがいても何の問題はなかろう。
あと、貴様、大佐をどこへやった!!」
うわ、出たよ。クレーマー気質な奴。
「その大佐とやらなら今頃尋問を受けている最中だろうよ。まぁ、でもお前らが何度やっても変わらないことは十分に分かった。」
「だからよ、とりあえず死ね。」
さあ、最後の仕上げだ。派手に行くとしよう。
被害拡大を防ぐため、こいつらを16384重に結界で囲む。
そん中にとある魔法を展開して
「焼き加減は、
その瞬間、結界内が一切合切焼き払われた。残ったのは溶解した地面だけだった。
「作戦終了。これより帰投する。」
こんな日が毎日続く~~~~~~。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます