陸上部(JK)

ビト

プロフィール

「外見」

身長180cmに迫る長身の女子高生。

黒髪ショート。お澄ましフェイスがチャーミング。

引き締まった筋肉とすらりと伸びた手足、アスリートとして完成した肉体を持っている。

流線型ぼでー。どことは言わないが。

見ての通り陸上部っぽい。


「性格」

陸上部。


「経歴」

 産まれてすぐ助産婦さんと100m走で競い合う。その時の敗北の悔しさから陸上部としての道を駆け抜ける決意を固める。

 母は怒らせると砲丸や槍を投げてきておっかない。父は毎日42.195kmの通勤路をダッシュで往復する。そんな陸上部としては一般的な家庭ですくすく育ち、陸上部として強豪校の『ダッシュ日本丸大学附属陸上天晴高校(通称:陸天高)』の陸上部科に入学する。

 入学してすぐに陸上部に入学した彼女は、異世界『ジパング』の陸上界に名を轟かす有名選手にまで駆け上がった。練習に一生懸命なので、座学はついつい居眠りしがち。


「装備」

・陸上部

 陸上っぽいものは大体持っている。

・陸天高のユニホーム

 黒のインナーの上に赤いタンクトップ。

 黒のランニングパンツはどこかえっちぃ。

・憧れの先輩から貰った赤いスパイク

 思い出の逸品。窮地の時に勇気を与えてくれる。


「能力」

・陸上部

 陸上っぽいことは大体出来る。強豪校のエースの実力。だが、それだけで世界を獲れるほど勝負の世界は甘くないのだ。

・魔法

 一般的な『ジパング』の住民と同様に、彼女も魔法を扱える。五大元素の中の陸上を操るが、その才能は平凡。




『戦闘実験参加の経緯』



「中止、なんて…………嘘だ、うぅ……ぅぅぅ――――」


 陸上部。

 汗と涙を流した青春の日々は、しかし新型ウイルスの蔓延によって幕を閉じた。華の舞台、インターハイの中止が決定されたのだ。

 この青春の三年間は一体なんだったのだろうか。失意に沈む彼女の元に、一通の招待状が届く。


『by Ideal Heven(※神聖世界より)』

「あい……えい、ち…………インターハイの招待状! やっぱり中止なんて嘘だったんだ! よぅし、頑張るぞ!!」


 彼女は英語が苦手だった。

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