第28話届けていた言葉
お待たせしました。
前話の最後の方を話しを合わせるためにちょっとだけ修正加筆しました。
肩で息を荒くしながらクロンズは槍を構えて、辛そうな表情で勝利を確信した宣言して槍をソリトに向けて放つ。
これがこのまま決定的な一撃と判断されたら、確実に決闘に決着がつく。
決闘だからといって卑怯な手を使うことに警戒をしておくべきだった。いや、心の何処かで勝てるから大丈夫という油断があったのだ。
この状態を招いたのは油断した自分自身だ。が、このまま負けを認めるなどソリトは出来ない。
「アインスライト!」
宣言直後、目を閉じてソリトは光魔法を唱えて目眩い光を周囲に照らし即座に横に転がりながら回避する。
体は既に一段階向上した【自己再生(中)】によって元通りになったので、庇うことなくソリトは立ち上がる。
「目があああああ!」
魔法を使えるなど思ってももいなかった為に、目前にいたクロンズがまともに喰らい、床を引き摺り倒れながら叫ぶ声と音が聞こえる。
暫くは失明状態で何も見えない筈だ。
目を開いたソリトは眩むことなく真っ白な空間の中を気配感知を頼りにクロンズに近付きながら【念話】のスキルを使う。
〈おい、フィーリス〉
対象は
〈その声…どういうこと!?〉
〈いいか、次に邪魔したら許さねぇ〉
質疑応答に言葉を返すつもりのないソリトはそのまま殺気の籠った声で話し続け一方的に【念話】スキルを切り、感知場所と目にした場所の記憶を頼りに剣を投げナイフの要領で放った。
叫び声が聞こえてこない。外れたのだろう。
口から自然と舌打ちが出た。
光が消え始める。発動時間が切れる前に目の前で槍を杖代わりに立ち上がろうとするクロンズの腹に強烈な拳撃を与える。
前に倒れる前に顔面に回し蹴りを加えると横に吹っ飛んだ。
着地と同時にクロンズを追い抜いて反転し、回転を掛けるように捻りながら頬に向かって下から拳を突き上げた。
空へと上昇するクロンズの右足首を掴む。
その時、ボキッと骨の関節が外れたような、ビキッと筋肉の筋が切れたような音が同時にクロンズの右脚から聞こえてきた。
「がああああああ!」
壮絶な痛みだっただろう事を表すかのように喧しい絶叫が響く。
すると、気を失ったらしく上から加重が掛かる。
「寝るには惜しいぞ」
ソリトは自身を振り子としてクロンズを振り回す。
徐々に遠心力がついていき、クロンズは高速で振り回されていく。
「あっが!」
「意識が戻ったか。なら受け身をとれよ。死ぬぞ」
意識を取り戻した瞬間、ソリトはパッと軽く手を離し、風切り音を鳴らしながらクロンズは壁に激突した。
気配感知で取り敢えず死んでいないことを確認したソリト。正直速度的に難しいと思っていたのだが受け身を取れたようだ。
体は確実にボロボロだろうが。
「おい!嵐の勇者様が!」
「さっき叫び声が聞こえたぞ」
「一体何が……」
視力が回復してきたらしいが、目の前の現状に頭は付いていけていないようだ。
「……がはっ…あ、ありえない。僕が【調和】なんかに」
ボロボロの割には減らず口を言える位の元気はあるようだ。
だが、それもこの状況に置いては無意味に見える。
「終わりだ、クロンズ」
「ひっ!や、やめ…やめろ!」
殺気を突き付けると怯える表情を浮かべる嵐の勇者に駆ける。
聞く耳を持たないのは勿論、今度は速度を落とすことなく向かっていく。
「やめろ、嫌だ嫌だ!降参する降参するから負けでいいからぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
ソリトの豪拳が砂煙を巻き起こす。
晴れると壁が一部粉々に砕け、クロンズは壁を砕いた拳に視線を向けながら呻いている。
涙を流していないのは及第点程度として称賛してもいいだろう。
だが、プライドの欠片もない縋るような降参宣言。
周囲にただでは負けてやるつもりはないとその上で自分が敗北する思考を覆す予定だった。
興が冷めた、感情が冷静になった。
色々言い方はあるが、やる気が失せてしまった。
それでも、まさか自分が拳を外すとは思いもしなかったソリト。完全に当てるつもりだった。完全に予想外である。
(まだ甘さが残ってるのか)
ソリトは自分の行動をそう結論付けて、壁から拳を抜き引いた。
「おい、勝ったぞ。これで文句は無しだ」
「いや、此度の決闘は貴様の反則敗け。【嵐の勇者】、彼の勝利だ」
「は?何を言ってやがる!あいつが降参したのを確り聞いただろ!」
国王はソリトの言葉を無視してクロンズの所に治療班を行かせる命令を出した。
「確かにその通りだ。だが、その前に決闘は終わっていたことが先程判明した」
何を言っているのだこの国王は。
既に決闘は終わっていた?
ふざけるのも大概にして欲しい。
「貴様が【嵐の勇者】の魔法を消した力。あれは聖剣の能力と分かった。ここに無いものの力を持ち込むのは反則行為だ!」
「何が反則だ。それなら横槍を入れたあっちも同じだ!フィーリスが決闘に水を差した。だから俺は体勢を崩した反撃を受けたんだ!」
「皆そうなのか?」
修練場に来ていた観衆に尋ねる。
だが、観衆は気づいているのかいないのか沈黙する。
「罪人の勇者の悪足掻きか。そもそも罪人の言葉など信じる必要はない!貴様の反則負けだ!」
審判である国王が堂々と宣言をした。
結局そうなのだ。クロンズが負けそうになっている時は見て見ない振りをして、ソリトが勝ったら自分達の都合良く進める。
流石に思うところがあったのだろう。観衆は目を泳がせて何か言いたげな様子。だが沈黙を貫く。
最高権力者の国王がこうだと断言してしまえば反論出来る者などいるはずがない。
反逆罪とされて処刑されかねないかもしれないのだから。
「大丈夫、クロンズ!」
先程横槍を入れたフィーリスと他二人がクロンズに駆け寄る。
そして、アリアーシャがクロンズに回復魔法を怪我や負傷した足に掛ける。
城の魔法使いはまだのようだ。
「あんた酷いわ!クロンズはあそこまで痛めつけなかったぁ!」
「恨むなら、横槍入れたフィーリスに言えよ」
「そんな事してないって言ってた。なのに剣を投げるなんて最低ぇ」
「それは真か」
と、国王がフィーリスに近づき尋ねる。
「はい、しかも発光してる間に近づいてきて殺すと脅されて」
「嘘言ってんじゃねぇ!」
「やはり貴様の反則負けだ!情報提供感謝するファル殿。そなたが言ってくれなければ聖剣の力と分からなかった」
「な……」
その言葉で腑に落ちた。
聖剣は王城で管理されてはいるものの、その能力に関しては再び魔王が現れ、情報が漏れる事のないように何も記されていない。知れるのは繋がりを持った勇者だけ。
だから国王が知るはずがなかった。
だが、ソリトは一人、ファルだけに能力について話したことがあった。
聖剣を解放しているときに援護しようとして放ったファルの魔法を誤って消してしまわないように念のために伝えていたのだ。
知っているとするなら彼女しかいないのだ。
「おお、お待ちしておりましたぞ聖女様!」
入場口からルティアが現れ、【癒しの聖女】の能力でクロンズの負傷した箇所を癒そうとしていた。
屈めんで唱える声が聞こえた後、クロンズの体の怪我が段々消えていく。
そして、初めから怪我などしていなかったようにルティアはクロンズを治した。
何だかんだ言っていたが結局ルティアもあっち側だったのだと感じた。
身体の底から怒りが沸騰するように蠢くにもかかわらず、とても冷たく凍えるような、別の黒い感情が駆け巡る。
吹き荒ぶドス黒い感情が支配していくのをソリトは感じる。
この世界は自分を理不尽に追い詰めて、その光景を嘲笑いながら、その苦しむ様を観賞して楽しみ喜ぶようにしか見えなくなるくらいソリトの視界が歪んでいく。
「助かった!ありがとう聖女。やはり脅されていたんだね」
クロンズが立ち上がってルティアの手を取ろうとする。
ルティアは伸ばしてくるクロンズの手を取らず、涙を流しながら上に掲げて、
パンッ!、と叩いた。
更にパンッ!と国王の方に振り返る勢いがそのまま乗った手で叩いた。
「この卑怯者共!」
「………へ?」
叩かれたことに意味を見いだせずクロンズと国王は呆けた表情で叩かれた頬を触る。
「あなたはそれでも王ですか!?まともに調べもしないで確証もなくソリトさんを犯罪者にするなんて!脅されているから助けてと私がいつ言いましたか!?」
「じ、じゃあなんで君はあいつを庇うんだ!脅されたからだろ?」
「違います。ソリトさんは見ず知らずの私を立て続けに助けてくださっただけです。ソリトさんといるのはその恩返しです!」
もうソリトには何を言ってるのか分からなかった。
聞こえてはいる。だが、言葉が通り抜けていく。
スキルが反転した時どうでもいいと割りきった。
しかし、それでもソリトはまだ十七歳の少年だ。しかも、その間の五年間は鍛練続きで大人に甘えることすら出来なかった。いや、ソリトは赤子の頃に拾われてから甘えるということを余りしてこなかった。ソリトに自覚はない。
自分としては十分に甘えていたつもりだったからだ。
物心付いた時からシスターの、施設の手伝いを他の子の世話を率先してやってきた。
だから、表面上精神は大人でも内面、それも深層領域においてはまだソリトの心は子どもなのだ。
無意識に甘えることをしなかった為に自分の心の悲鳴を押さえてしまい聞こえていない。
誰の声も聞きたくない。
早くこんな場所から逃げたい、と。
何故そう思うのか自分でも分からない。
我慢することに慣れすぎているから。
「それをダシに脅されたんでしょ!」
「何度も言いますが、私は脅されてなどいません!私は私の意思で教会に開示を禁止させました」
「庇う必要はないではありませんか!あれは犯罪者、魔物のエサにでもされたらどうするのです!」
国王が横から入って言った。
「ソリトさんはそんな事はしません!寧ろ助けます!毒霧で巻き込まれたら助けてくれます!危なくなったら近くにいてくれました!」
「それでも所詮は孤児なんですぞ!」
「私も孤児ですが何か?」
「え?」
「は?」
「伏せておこうと思いましたが……勘違いしているようですが、私が貴方を癒したのは聖女として見過ごせなかったからです。私情を挟むなら治したくもなかった」
その発言にクロンズや国王達は息を呑み、今日一番の驚愕の顔を浮かべる。
「孤児ということで犯罪者なら私も同じ。そんなに犯罪者に仕立てあげたいのならどうぞ、勝手にしてくださいませ」
そんな事をすれば皇国が、教会が黙って見過ごすわけがない。
周りを黙らせるとソリトの方へと駆け寄ってくる。
「来るな!来るな……」
孤高なんて程遠いくらいにここが地獄に感じる。
殆どが悪意の塊で出来上がった世界だ。
こんな世界で何かをしたところで嫌なものしか残らない。
嫌な思いをし続けるだけだと、ソリトは来るものを拒絶する。
そんなソリトこ反応を見た瞬間、ルティアはクロンズ達を睨む。その後、そっとソリトの手を掴もうと手を伸ばす。
「触るな!」
「ソリトさん……」
「放せ!俺に構うな!」
「ソリトさん、私はどうしたら良いのですか?」
(何もするな)
何故罵られなければならない。
侮蔑されなければならない。
何をしたって覚えの無い罪を着せられてまた周りの人間は責め立てると耳を閉ざすソリト。
「俺が……俺が何をしたんだよ」
嘆く言葉を呟くソリトの頭の上にふわりと小さな何かが乗った。
「落ち着いて、一度その怒りを静めてくださいませんか。そしてどうか私の声に耳を傾けてください」
「…な…にを?」
「私は信じてもらえるのなら、ソリトさんに出来る事を何でもします。もし望むなら私はあなたの奴隷にだってなります」
「嘘だ!そうやって近づいて俺を騙すんだろ!」
現に誰かの声が何処からか強引に勝手に心に語り掛けるように入ってくる。ソリトにはそれが何か分からない。
「私はソリトさんを信じています」
「嘘だ嘘だ!そうやって俺はまた罪を着させられるんだ!」
「嘘じゃありません!!」
分からない。だけどその声から強い信念に近い覚悟のようなものをソリトは感じた。
「私が見てきたソリトさんも、調べて知ったソリトさんも性行為を強要するような人ではありません。世界の人がそれを信じても私は信じない」
「嘘だ!」
その言葉が誰かに……ずっと言ってもらいたかった言葉だと不思議と理解できた。
でも、それで騙されたらという思いが頭の上の何かを振り払うと同時に引っ掻いた。
「いっ……」
それが誰かの手だと暗い視界の中から見えた瞬間、手を伸ばしていた。
すると、その手がソリトの手をもう片方の手と一緒に包み込む。
「そんな酷い悪人が自分が傷付けたものにすぐに手を差し伸べるとは思えません。ソリトさんはそんな事はしていない」
通り抜けていた声が確りと今度は聞こえ気がした。
(この温かい声は一体誰だ?)
ドス黒く冷たい何かが引いていく気がする。
「全世界がソリトさんを見捨てても、私は決してあなたを見捨てない」
温かく優しい感触が自分に被さっているのが、そしてソリトはその一つが頭を撫でられているんだと分かった。
それが何か知りたくて顔を上げると、ソリトの瞳にルティアが映った。
「聖女」
「そこは名前で呼んで欲しいところでした」
そう言って、ほのかに頬を赤く染めてクスッと微笑むと、また頭を撫ではじめる。
良く見るとルティアの豊満な胸に顔を埋めていた。なのに、激しい拒絶反応も起きず、しかも離れる意思さえ何故か起きない。
「最初から全部とは言いません。でもどうか、私を信じてください。どんな道を進もうと何処までも付いていきます。だから私にあなたの心を救わせてください」
初めて聞く言葉なのに何度も聞いた事のある言葉に感じた。
いや、思い返せばルティアと共闘した時、否、その前にも何度か届けていた言葉だ。
それをずっと、彼女は言い続けてくれていた。
「あ、でも拒否したところで私、勝手に付いていきますからね。置いてかれても絶対に付き纏うくらいしがみ付きますから」
「う……くっうぅぅ……あ…」
冗談にも仄めかすようにも聞こえる優しい言葉に無意識に嗚咽が漏れでる。
終いには涙まで溢れ出て来て、ソリト自身も止めたいがどうしようもなくて止められない。
次第に嗚咽は泣き声に変わっていく。
「う……う、あああ……ああああああああああ」
そして、とうとうルティアに身を委ねるようにソリトは小さな子どものように泣き出してしまった。
ルティアはなにも言わず、ただただ優しく頭を撫でてくる。
「……遺憾だが今回は咎め無しとする」
「は!?え、ちょっ」
「なにそれつまんなぁい、もう行こぉファル」
「……そうだね」
「私、脅されたのに…ありえない…」
国王やクロンズ達が苛立ちながら立ち去っていく。
「何がなんだか分かりませんわね」
「最後【嵐の勇者】泣いていなかったかね?嫌だ嫌だと」
「何か拍子抜けですな……」
「我々も帰りましょう」
色々呟きながら観衆も流れるように次から次へと修練場を去っていく。
そして、修練場にはソリトとルティアの二人だけが残される形となった。
「とても辛かったですよね。でももう我慢しないでください。私は失う気持ちは分かっても裏切られる気持ちは分かりませんが、それでも私にその辛さと痛みを少しでも癒させてください。足りないなら分けてください」
それから一時間前後ソリトは泣き付いて、二時間程ルティアの膝を枕代わりに眠りについてしまった。
そして起きた時、修練場の観客席に座りながらズゥンと沈み込むように項垂れ、頭を抱えた。
「聖女に泣き付いてしかも胸に埋めて挙げ句の果てに寝入るとか黒歴史の何でも無い」
「酷い!……まあでも調子が戻ってよかったです」
嬉しそうにルティアがソリトを見ながら微笑んだ。
「………なぁ何でお前は俺をそこまで信じるんだ?」
信じていると言われても、やはり敵に回すような言動までしてまでという事に疑問が生まれてしまう。
すると躊躇いなくルティアは語り出す。
「私の【癒しの聖女】には外傷や状態異常を治すだけでなく、人の心も対象になってるんです。と言ってもそんな回復魔法はなくて気分を落ち着かせる程度ですが」
「それと信じる事にどう関係する」
「その……色が見えるんです。人の心の中の喜びや楽しみ、怒りに哀しみといった感情が心の周りに纏うように。で、ソリトさんと二回目に出会った時に見えたんです。哀しみ、怒り、憎しみといった負の感情が心の周りに侵食するくらい全体に纏わりついるのを」
「でもそれじゃ」
「はい。それだけでは分かりません。今言ったのは人の感情の色。それだけではなく善か悪かの心の色が。でもこの人の色を見る効果って時々なんで偶然だったんです。その時に見えたソリトさんの心は感情の色の隙間から漏れでるほどに白く輝いていてとても綺麗でした。こんな人がどうしたらここまで負の感情を抱くのか。その理由をソリトさんに言われて調べた時に噂を聞きました」
そして、ルティアは疑う事をせずにソリトを信じることにしたという訳だ。
「じゃあ、たまに察しが良かったのって」
「はい、偶々一瞬だけ見えたからです」
「勝手に見るなよ」
「出来るなら私だって任意で見たいんですぅ」
何故いじけたのかは謎だが、そのスキルの効果は自動的に発動するらしい。
なんとも不便なスキル効果だ。
「ソリトさん気を付けてください」
いきなり真剣な表情に変わり告げた。
「【嵐の勇者】、彼の魂はとても勇者と呼べる色ではありません。何故ああなったのかは知りませんが」
あの時、色が見えたのだろう。それも気分を悪くするほどに。
だが、勇者のスキルを持っているくらいだ。最初はそうでもなかったのだろう。だからといってその経緯にソリトは興味はないし、知りたくもない。
「そうするつもりだ」
「なら、良かったです」
「あ、一応言っとくがお前を信用した訳じゃないから」
「ええ、信用くらいはしてくださいよ」
動き疲れたからか空腹感を感じたのでソリトは修練場を出るために立ち上がって歩き出す。
「付いて来るなよ!」
「何でですか?私の胸に埋めて泣いた仲じゃないですか?」
「埋めたんじゃなくて埋めさせたんじゃないか!というかお前は聖女の仕事に行けよ」
もういいや無視しよう、最初からすれば良かったんだと早足になる。
「もぉ、また無視!話し相手くらいしてくださいよ………ソリトさぁん!」
――
どうも翔丸です。
おそらく大体の人が期待していたのと違うと思います。
一言で『ルティアと離別する方を期待』等あったのですが、私は離別は嫌でした。
でもこのままだと確実に離別する展開だったので、ルティアとの距離を縮めるか保持かという展開にしていったら、今回の手を差し伸べる方向に行きました。
まあ元々今回の展開を何処かで作ろうと思っていたので私的にはOKですかね。
ああでも泣く展開はやり過ぎましたかねぇ。話が長くなりました。それでは。
前書き後書き枠欲しいなぁ。
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