『小さなお話し』 その116

やましん(テンパー)

『労働者』

『これは、非常に非科学的なフィクションです。』



             🦠



 管理部長


『社長、コロナン・ウイルス後の反動で、ばんばん注文が来てまして、おいつかないですよ。えらいこっちゃあ。』


 社長

『そうか、きたか。では、500にん、休眠中のを起こせ!』


 管理部長


『あい。ただ、寝てるだけなので、年は取ります。何%が、すぐ使えるかどうかは、やってみなければ、わからないです。』


 社長


『そこは、契約だ。ダメなものは、廃棄せよ。』


 管理部長


『あい。では、起こします。』


 社長


『このシステムが、上手く行くかどうか、ここからが正念場だ。政府にもしっかり検証してもらわねばな。』



                🌞



 『労働者休眠法』が出来て、施行されて以来、初めて眠っていた労働者たちが起こされる日が来た。


 彼らは、巨大なカプセルホテルのような、『巣』に眠っている。


 最低限のエネルギーで、生命は保たれている。


 地球の全人口の、最大70%が、その状態にあった。


 ウイルスには、感染はしていないはずだった。


 

   **********  



 この先は、歴史から、消えているらしいのです。


 でも、誰にも、もうわからないか。


 なので、書くことが叶いません。



                     おしまい


 






 

   

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『小さなお話し』 その116 やましん(テンパー) @yamashin-2

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