こんにちは、千弦さん。
ターニャの心遣い、いいですね。料理で、というところが憎い。たしかに、良い母親になりそうです。
またまた漢字のお話です。
「肚が立つ」は、この肚ですよね。この字であってほしい、というのが来ると、何というか、すっきりします。音楽を聴いていて、次にこの音が来てほしい、というのが来ると心地よいような。
一方、「途惑う」は、なるほどー、と思いました。私は「戸惑う」の方をたぶん使いますが、「どの扉を開けようか惑う」ではなく、「どの道を行こうか惑う」もありだなあ、と。
作者からの返信
琳さん、こんにちはー。
美味しいものを食べて元気を取り戻す、頑なだった心が少し解れる、みたいなことってありますよね。やっぱり食は生きる基本ですから、どんなにムシャクシャしていても、もうなにもかもどうだっていい、みたいな気分でいたとしても、食べれば体温は上がるし、それが美味しいものなら心が解れるし、懐かしい味なら凝り固まっていたものが融けると思うのです。十代の頃、母と大喧嘩をして二度と口も利かない、ごはんも要らない! と宣言したことがあるのですが、さすがに空腹には勝てず(笑)口は利かないままごはんだけ食べたら、なんだか凄く美味しくて泣いてしまって。泣いちゃったらもうあとはごめんなさいですもん(笑)
「肚が立つ」はこの字ですよねー! 琳さんと漢字のことで意見が合うととても嬉しいし、安心します。「腹」のほうは身体の一部としての、おなかの「腹」で、「肚」のほうはもっと身体の、人としての中心というか、心、意識の「肚」ですよね。「肚を括る」とか「肚を割って話す」とか。
「途惑う」のほうは、そんなに意味はなく、たんに字面の好みだけなんですけどね(笑)
サブタイトルはジョニ ミッチェルですね。この歌好きです。
ユーリの視点中心に語られるのが効果的だなと思いました。ルカの複雑な気持ちもよく分かるし。ユーリは最初よりずいぶん印象が変わりました(いい風に)
でもここではターニャが持っていきますね。何も知らないんでしょうけど、お母さんみたいな大きさには敵わないというか。目頭熱くなりますね。
作者からの返信
こんにちは、柊さん。
"Both Sides, Now"、難解な部分もありますが、ひたひたと心に沁みる名曲ですよね。
ターニャは、ええ、理想のお母さん像のような感じのキャラです。なにを云うわけでもないけれど、いつもそこにいて見守っていてくれて、その胸に飛び込んでいけばいつだって受けとめてくれる……はあ、いいなあと憧れますが、残念ながら私はこんなふうにはなれておりません(笑)
次のお話ではテディがちょっとフラッシュバックを起こします。そして、お母さんの次はお姉ちゃんです(?