7

体がふわふわする これが死か…


(おい、起きろまだおわってない、使命を果たせ・・・・・)

ドン・・・


激しい頭痛と共に起き上がる。

 「あれ?、おれ生きてる?」

刺されたはずの跡がなく

なぜか大臣の体に剣が突き刺さった状態で倒れている。

(いっ…一体何が起きた?…)

訳の分からないまま周りを見渡す

 「あれ? おーい メディカどこに?」

どこを探しても姿が見えない‥‥


 「勇者よ。よくやってくれましたね。」


 「誰だ、!?」

後ろを振りむくと森の奥で見た人物が立っていた。

 「私の名はハヤキ あなた方が探していた魔女」


 「お前が?メディカはどこに行った?」


 「魔王城にいます。この指輪をあなたに託します…」

 

 「ま、待って話がまだ・・・」

魔女が姿を消していく眩い光に目を瞑った。―――――



「うわぁ、ビックリした。」


 「驚かすなよ、それよりメディカはどうした?」

気が付けばアデルとの合流地点にいた。

 「おい、ぼーっとするな!とにかくここを脱出する、来い」


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無事に隠れ家に戻る。途中衛兵と混ぜ合わせることになったが無事だ。

先は無かったはずの手紙がテーブルに置かれていた。

手に取ろうとした瞬間にアデルが慌てるように手紙を奪い取る

アデルが手紙に目を通し

 「お前らここから出て行ってくれ」

理由を求めてもそれ以上は答えてくれない

 「分かった、世話になりました。ナザールここから出ていこう」


 「う、うん・・・・グハァ」

突然アデルがナザールの背中を切りつけた


 「アデル!貴様!」

俺は剣を構えアデルに切りつけようとするが

 「もう、お終いなんだ お前らがここに来たから、俺の家族は・・・・・」

アデルは突き刺した剣を抜き取り自分の首を撥ねる




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