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 「おい、確りしろ、」

メディカの体を揺する 意識が薄れながらも

 「ゆうきかぁ…早く…ここから逃げろ…」

俺は必死にメディカを抱き抱えながら一歩ずつ歩き出す

奥の扉を開けると大臣が嘲笑う様に立っている


 「ずっと待ってたよ」


 「お前一体何がしたい」


 「この国いあや…この世界を救ってやろうとしているんだよ」

こっちらに向かって歩き出す大臣に

 「それ以上近寄るな!」


 「やれやれ、相変わらずの用だな今も昔も」


 「どういうことだ?一体俺の何を…」


 「フフフ、一つ良いことを教えよう、お前はお前で合ってお前ではない」

 

 「なにを言っている?」


 「まぁいいここでお前は死ぬんだから、この世界の為に死ね」

それと同時に剣を取り合う

大臣は大きな剣を振りまわす。俺も負けじと剣を振るうがメディカを背後にいる為

思う様に動けなく圧される一方

 

 「お前はいつもそうだ。お前をどれだけ庇ったことなのか。それに今もこうして…」



 「何を訳の分からないことを…」

突然体が言う事が効かなくなる。その瞬間俺の体に剣が突き刺さる。呼吸苦しい

意識が遠くに遠くにと体は怠く力が入らない。


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