勇者と魔王

六つ二

。・。・1

偵@縺ヲ繝舌う繝舌―――――)


---目が覚めると僕はは見たこともない光景に包まれていた。

古代ヨーロッパのような建物に圧巻された。

「アンタそこで一体何してるんだい?唐突に現れるからビックリしちゃたよ」

突然の出来事に

 「えっ!?それよりもここは何処?」

すこし困り果てた表情でおばさんが

 「変な子ね?ここはリ・リアル国だよ首都から少し離れた所、それにしてもアンタ変な格好だね?」


 「これは、その、えっと?あれ?僕はだれ?」

思い出そうと頭をフル回転するが激しい頭痛に

頭がだんだんっと真白になる、、、目が覚めると路地裏に倒れていた。


―――――「やっとみつけたんだから」

僕は振り向くと可憐な少女がそこに立っていた。

可憐な少女は僕の前に立ち

 「お迎えに上がりました!勇者様♡」

エッ?…唐突な出来事に困惑する僕を袖を引っ張る少女

 「待って、そのまま動かいなで、そのままよ」

背景が動き始める。まるでエレベーターが動く感覚だ

 「ど、どうなって‥まってこころの・・・」

辺りが一変して歪み始めた少しずつ視界が拓ける城下町が現れる

 「そんなの後々これから王様に会いに行くの」

訳の分からないままに引っ張られる

 「到着とー‼でもちょっとその前にこれに着替えて」


 「え?なんで?」

格式が高そうな洋服を僕に差し出す

 「いやいや、その恰好無いから、ホント王様に殺されるよ?」

物騒な事を言い出すと思ったが僕自身が他の人に比べかなり浮いた格好だ

 「わ、わかったよ、えーっと。その前に君は それになんで僕はことを勇者っと?」


 「自己紹介がまだだね。ナザールよ」


 「よろしくナザール、えーとその僕は名前すら思い出せない」


 「それじゃ名無しだねぇ~その様子だと以前の記憶も…」

何か言おうとしたが言葉を詰まらせる。

 「なんか? ぼくの事を知ってるの? 教えてくれないか?」


 「まぁいいわ、そのうち思い出すわよ、ねぇ名無しの勇者」

名無しの勇者?―――僕は腑に落ちないまま跡を付いて行く

貴族らしき人物が近づいてくる

 「おぉ、よくぞ来られたぞ、王がお待ちになってます」


―――――――王の間―――――――――

 「よく来たぞ異世界から召喚されし勇者よ、早速だが魔王討伐に旅立ってくれ、我が国はとても貧国の地にあるそれもこれも魔王によるものじゃ

 お陰で諸国周囲は非常に緊迫した状態だ。」

王様が部下に手を振り合図を促す。目の前にお金と装備一式が積まれた

 「我が国は全力でサポートをする、その中に旅のしおりが入っている。お前が知りたかったことも書いてあるだろう」

 

 「えっ?異世界召喚?あのですねぇ、ぼく無理です絶対無理だす。だって平凡な人間ですよ?そんなぼくになにができると」

周囲の空気が重く感じる。

 「き、貴様それでも選ばれし勇者か‼叩き斬ってやる」

様々な罵倒が飛び始めた。

王様が皆を静めるかのように大きく深呼吸をする。

 「まぁそれでも良かろう。だがじゃ、少し考えてみ?このままではお前はここで殺さなければない、それに元居た世界に戻るには倒す以外ないのだがの~」

うぅっ‥… 

ナザールがなだめるかのように

 「大丈夫そんな、心配しなくってもわたしと居れば大丈夫なんだから!王様!私たちなら出来ます!!」


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