雷神のアナトリア

暗黒星雲

プロフィール

【登場人物】


名前:ハルカ・アナトリア

性別:女性

年齢:およそ350歳

見た目年齢:22歳

職業:火星に設置されている環境維持プラント“アイオリス”の観光ガイド

体の特徴:全身義体のサイボーグだが、見た目は人間そのまんま。実は戦闘用。

スキル:放電・雷撃。残像の生成。高速移動。EMPバースト。(8/8追加)物理バリア……作中では「雷鳴の盾」と呼称している。雷を球状に張り巡らせて物理障壁とする能力。小口径の銃弾や爆風などを防ぐ。また小出力の光学兵器は弾道がねじ曲がって命中しない。


【お詫び】

 雷鳴の盾って書いてないのに使ってるじゃん……と批判されそうなのであらかじめお詫びをしておきます。申し訳ありません。雷鳴の盾はハルカが元々持っているスキルです。元作品の第17話(7/8に公開)で使用しています。今回、ハルカの能力に物理バリアを加えてしまうとほぼ無敵となり、パワーバランス的によろしくないと判断した為これを除外しようと考えていました。ところが適当に選んだ数字13番ですが、ここのエリアが汚水湖であり、しかも確固たる地面がない場所でありました。体重の重いハルカが水上をスイスイ滑るように移動したり、水中で雷撃を使いまくるのはやはり不自然だと思いまして、渋々物理バリアを復活させた次第です。失礼しました。


※このようなスキルを持つことから『雷神のアナトリア』の二つ名を持つ。高速移動を生かした格闘戦が得意。銃の扱いは不得手。所持している場合は脅迫用。


身長:163㎝

体重:88kg

スリーサイズ:B/W/H=89/59/90

肌の色:黄色系だが色白

髪の色:赤

瞳の色:赤

服装:ガイドの制服。半袖のブラウスにピンクのベスト、スカートもピンクだがチェック柄でめちゃ短い。

武装:今回はアイオリスへの観光勧誘目的で訪れているため、武器は持っていない。ボールペンが二本のみ。ただし、本気で戦う時は戦闘服に身を包み、グルカナイフとサバイバルナイフ、実弾拳銃(9㎜オート)を所持する。レーザーガンやレーザーソードなどの光学兵器も実用化されている時代だが、彼女の能力は電子機器と非常に相性が悪い為、基本的に使用しない。


 体重は金属製骨格の為、生身の人間より重い。髪は赤いが外見は日本人。

 火星のテラフォーミングにかかわる事業の一環として生み出された第三世代のマーズチルドレン。軍事、戦闘用として創造されたが肉体の機能が予定値を満たさなかったためサイボーグ化された。本人の意思とは無関係に行われた改造に対して嫌悪している。そのため、観光ガイドの仕事には熱心に取り組んでいる。



(8/9追加)

【おまけの登場人物】

名前:ヴェーダ

性別:男性

年齢:およそ350歳

見た目年齢:10歳

職業:ハルカの助手、および参謀。火星に設置されている環境維持プラント“アイオリス”の運営と管理を一手に引き受けている。

体の特徴:全身義体のサイボーグだが、見た目はロボット。情報処理用に創造された。


身長:130㎝

体重:40kg


 見た目は子供のロボット。ハルカと同じく第三世代のマーズチルドレン。乳児から成長できなかったため、生後一年でサイボーグ化された。情報処理専門なのだが、掃除に洗濯などハルカの身の回りの世話を焼いている。戦闘時には機械化歩兵や自立型の戦闘車両を指揮する。自身の戦闘能力はほとんどゼロ。銃やナイフも扱えない。



【参加の経緯】


 人類が火星のテラフォーミングに成功し、多くの人々が火星へと移住した時代。火星環境を維持するための巨大プラント”アイオリス”に一人の女がいた。


 彼女の名はハルカ・アナトリア。


 ハルカの仕事は、環境維持プラント“アイオリス”の観光ガイドだった。しかし、観光客は誰もいなかった。


 そのハルカに女神さまが声をかけた。


「私について来てちょうだい。少し面倒をかけるけど、仕事がちゃんとこなせたらあなたの願いを叶えてあげるわ」


 願ってもない申し出だった。

 ハルカは即答した。


「はい。何でもやります。ですから私の望みを叶えてください」

「うふ。いい子ね。貴女の望みは何かしら」

「この、アイオリスをお客様でいっぱいにすることです」

「わかったわ。じゃあ契約成立ね」


 女神が微笑むと、周囲は眩い光に包まれた。

 そして、ハルカは異世界……神聖世界へと転送された。

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