初心者によるTCG式異世界冒険譚

紫陽花

作者のネタまとめ、メモ帳

【ネタバレ注意】基本説明【ルール補完】

【カードについて】

 カードには大きく7つの分類が存在する。カードは、現実に取り出して相手に見せることもできる。カードは、基本的に実態を持たない状態で、プレイヤーである召喚者の腕輪の中に保管されている。同意のうえで、プレイヤー同士で交換することも可能。入手手段は、最初の配布を除き、実績の解除による報酬で獲得可能。また、他のプレイヤーのLPを0にしたプレイヤーは、LPが0になったプレイヤーのカードすべてを獲得する。


【召喚】

 クリーチャーを召喚する。多種多様な種類、効果、能力を持つ。戦闘における中心的カード群であり、破壊されると墓地に送られる。

【詠唱】

 カードを消費し、効果が適用されるまでに一定の待機時間が存在する。待機時間は、消費魔力×1分である。

【破棄】

 カードを消費し、即座に効果が適用される。

【付与】

 対象物に効果を与える。

【魔力】

 代償を支払うことで魔力を生み出す。

【遺物】

 特殊な能力を持つアイテムを呼び出す。武器だったり、神器だったりと様々な形を持つ。

【戦友】

 デッキに3枚まで入れることができる。プレイヤー同様に魔力を持ち、独自の行動をとることができる。魔力が0になると戦場から墓地へ送られる。


【ターンの流れ】

 現実で、リアルタイムに時間が流れるため、カードゲームにおけるターン制度は存在しない。効果時間については、すべて1日に1度、や、何時間、何日間、といった表示が適用される。特に記載がないものに関しては一瞬。強化の類は永続する。


 【ドローの権利】

 最初に手札を7枚所持した状態となる。そのごカードを使用するごとにデッキから1枚ドローされる。手札の上限は7枚であり、8枚以上手札にある場合、一定時間内に7枚以下にできない場合、一定時間後に上限となるように選んで捨てる。手札を捨てる効果等で手札が減った場合はドローされない。


 【墓地と追放】

 戦場からカードが破壊された場合や、取り除かれた場合、墓地へと送られる。また、手札、デッキからカードが捨てられる場合も墓地へと送られる。

 カードテキストに追放される、と記載されている場合、そのカードをデッキが0枚になるまでの間、一切利用できなくなる。追放されたカードをサイド利用するためにはデッキ編集の権利を得る必要がある。


【魔力とLP】

 LPの初期値は20点。上限はなし。LPが0になることによって確実に死ぬわけではないが、死ぬかもしれない。しかし、カードを操る効果は失われる。

 魔力の初期値は振り分けられた色魔力1点、無色魔力が1点。上限はなし。24時間基準における午前2時になるたびに色魔力、無色魔力ともに1点ずつ生成される。

 また、無色魔力は2点で色魔力1点分として使用可能。


【魔力の獲得方法】

 魔力を帯びた物品の入手、魔力の豊富な土地の所有者となる、魔力を多く内包する生物の殺傷等、現地の魔力にまつわるものの入手等で獲得可能。獲得できる魔力量などは不明。


【デッキについて】

 デッキは、下限60枚。上限100枚。何枚であっても、戦友カードは3枚までしか入れることができない。デッキの編集は最初の1回を除き、デッキ枚数を0にする、実績解除による報酬として、デッキ編集の権利を得るの2択のみ。また、同名カードは4枚まで入れることができる。


【プレイヤーとプレイヤーの目的】

 54名の同じ中学校の生徒。6色の色に振り分けられている。主人公ちゃんはなぜかほかの53名より3日から4日ほど遅れてこちらの世界に召喚された。

 召喚された目的は、この世界で生きていくこと、他プレイヤーに勝利すること、そして最後の一人になること。しかし、この目的に関してはルールブックには記載されていない。


【腕輪】

デッキ、手札、LP、魔力、報酬、実績、異世界の言語の翻訳など、TCG能力と、それに付随する召喚者に対する能力の証明物。外れないし外せない。腕を失っても、腕輪だけは何らかの形でプレイヤーの側に存在し続ける。何気に貨幣や一部食料をこれに保管可能。


【実績と報酬】

プレイヤー同士の戦闘を積極的に行わせるための飴。しかし、異世界で生きる厳しさも理解しているので、生存に対する実績も引くほど存在する。実績は常にアップデートされている。実績ごとに報酬が支払われる。この報酬は様々で、TCG能力に関するものに限らず、この世界で生きていくための貨幣や食料、衣服に始まり、言語能力の拡張や、安全にかかわる目に見えないものまで存在する。


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