第1話 休憩(インターミッション)

(永禄3年 (1560年)2月中旬)

俺はちょっとウキウキして舟に乗り込んだ。

舟が中根南城の舟着き場を出ると、船頭は鳴海の方に櫂を動かす。

ぎこぎこという音が気持ちいい。

ゆったりと流れる景色に頬を緩めると、開発の進んだ神学校の笠寺を眺めた。


昔は神学校と言えば、桜山の麓を差していた。

今では松炬島まつきょじま(笠寺台地)の北東の四分の一が神学校と呼ばれる。

多くの校舎と研究所、その他に実験場が立ち並び、さながら学園都市のようになっている。

学生の数も3,000人を超えた。

大学キャンパス並だ。

その下に初等科があり、毎年1,000人ほどが卒業して神学校に入学する予定だ。

段々と規模が大きくなる。

嬉しい悲鳴と困惑の絶叫が響いていた。


読み書き算盤と書物一冊が暗唱できると、寺子屋が推薦状を書いてくれる。

後は村々や領主の差配で変わってくるが、学校は全寮制ですべて無料だ。

立身出世の最短路と言われる。

最近は戦も減ったので猶更なおさらだ。

初等科では歴史学、地政学、化学、物理学、語学が一定水準に達しないと卒業できない。

初等科の教育水準は中学卒業並である。


目玉は、なんと言っても理科の実験だ。

目に見えない酸素と水素と手動の発電機で電気分解して、酸素に引火すると火力を増す事を証明する。

水素は爆発する。

また、蝋燭で二酸化炭素を回収させて火を消す性質を見せる。

触る事ができないが、物質があるという事を認識する。

初等科は意識改革が基本だ。


なお、同じ初等科に通うなら笠寺に通うのをお奨めする。

神学校の初等科のみ、鍛冶部屋、その他の工房、研究所、特殊訓練所 (忍び)などのクラブ活動に入部して、本科生の生徒と一緒に学んだり、考えたりできる。

そして、才能のある者は引き抜かれる。

先輩方が束になって教育すれば、初等科などすぐに卒業できる。

どこも人手不足で優秀な者も探している。

青田買いは秀才を天才の域に引き上げるシステムだ。


先程も言ったが全国に寺子屋が広がって増えている。

だから、初等科に入学する数も増える。

教師を派遣して初等科の学校が次々と地方にも建設されていた。


俺が奇妙と思うのは体育の授業だろう。

抱っこ紐(吊り紐)を使った『投石』とスコップを使った『穴掘り』が入っていた。

必要か?


信照のぶてる様と言えばなんだ」

「投石です」

「そうだ。他にあるか?」

「落とし穴です」

「その通り、『投石』と『落とし穴』ができない者は信照のぶてる様の家臣に非ず、兵であれ、文官であれ、これができない者は卒業させない。そう心得よ」


報告書を読んで、信照と言えば、『昼寝』と言ってくれと俺は心の中でそう叫んだ。

文官に投石と穴掘りは必要ない。

が、教育に口を挟むつもりもない。

面倒臭いからじゃないぞ。


初等科を卒業すると、『織田政軍目録』と『本科推薦状』が貰える。

但し、俺への忠誠心が足りない者には推薦状が発行されない。

滅多に起こらない。

初等科は軍隊方式だ。

俺への忠誠心を強制するから、卒業以前に辛くなって自主退学だ。

虐めが横行していないかが心配だ。


織田家を真似て創られたのが、京の足利学校だ。

初等科を模範としている。

忠誠の対象が俺ではなく、公方様になっている。

こちらは足利家の家臣やその他の領主の息子が多い。

才能ある者を見つけると、派遣している教師が織田家の初等科への編入を奨めていた。


神学校の本科の過程を終えると、こちらも卒業証書とすると『織田政軍免許皆伝』が貰える。

そして、希望者には『家臣認可状』も贈られる。

基本的に家臣にする。

だが、預かっている子息を勝手に家臣にできないので、その者らは皆伝書のみを発行になる。

俺は神学校を卒業した領主が増える事を願っていた。

実際、領地を戻って新しい産業を作り出して領民に慕われている卒業生も現れ始めた。

良い傾向だ。

彼らは俺の誇りだ。


さて、今回もまた京に中小姓50人を引き抜くという無茶をやった。

皆には苦労を掛ける。

清洲や那古野などの各所から50人が引き抜かれると、代官などになっていた者らがスライドして補充され、手伝いの見習い学生が増員される。

だが、100人や200人を抜かれたくらいでビクともしない。

皆、頼もしくなった。


それでも悩みは残るらしい。

実践経験が不足だ。

各地で起こる水争いなどの小競り合いに参加させた。

三好-長慶みよし-ながよしに頼んで、地方の紛争の見学をさせていた。

先の事件で亡くなったので、今度からどうしようか?


毛利-元就もうり-もとなりの元には、修学研修として生徒を受け入れて貰った。

班ごとに分かれて帆船での生活を体験し、毛利領で豪族の討伐などの手伝いをする。

それだけ心を砕いても生徒の数に対して、実践経験が圧倒的に足りない。


戦場で砦の水脈を絶った手腕などに毛利-元就もうり-もとなりから感謝状を頂いた。

生徒が使えないという訳ではない。

教師たちは自信を付けた生徒達が天狗になるのを許せないみたいだ。

弱過ぎる相手では実践経験にならないと嘆く。


訓練も実践を想定しているが、やはり実践で得る緊張感は再現できない。

知恵のある学生が実現不可能な策をよく提案する。

俺の悪い真似らしい。

その机上の空論だが、生徒同士の訓練では成功する事がある。

彼らが次に教師になった時、机上の空論をかざす生徒を叱らないのではないか?

そう先生達は悩んでいた。

彼らは敵によって対応が変わる事が判らないらしい。


「皆、若様を見て来ていますから、斜め上の対応に驚かされてきました」

「そうか、俺は普通だぞ」

「今の生徒は斜め上の対応も普通に感じています」

「悪い事か?」

「奇襲がいつも成功するなどあり得ません」

「あぁ、そういう意味か」


奇襲は奇襲だ。

必要のない場面でする意味はない。

それが判らないのか。


「互いに奇襲を警戒して、普通の攻撃をしない。普通の備えが必要ないなど、在ってはなりません」

「そりゃ、そうだ」

「奇襲を前提に対策を考え、その対策の裏を搔いて、対策の対策を考えているそうです」

「かなり高度な知能戦だな」

「奇襲をせずに普通に攻めるだけで勝てそうです」


なるほど、同じ学生同士では、そう言った緊張がなくなる訳か。

クラスに一人くらいは異端児がいる方がいいみたいだが、竹中-半兵衛たけなか-はんべいのような者はそうそういない。

皆、真面目まじめ過ぎて面白みがなくなる。


「面白みがない上に変人になってしまいます」

「変人はないだろう」

「基礎ができない者は、ただの変人です」


そこで今回の実践訓練には紫頭巾の輝ノ介を派遣してやった。

常識が通じない者がいるのだ。

コテンパンにヤラれて、『非常識だ』と叫んだ生徒が多くいたらしい。

そんな非常識な連中が沢山いる。

教師が次からも派遣して欲しいと要請があった。

他にも武将を派遣してみるか。

知多半島以外で実践訓練をするならば、派遣できるだろう。


 ◇◇◇


やはり、人が多く行き交うのは鎌倉街道だ。

熱田、笠寺、そして、鳴海から東に走り、沓掛を通って三河へと続く。

ローマンコンクリートを混ぜた改良土はアスファルトのように固く、馬車が走っても問題ない。

今日も多くの人が行き交っていた。


渡し舟が鳴海の船着き場に付き、俺は舟から降りた。

別の渡し舟に多くの客が乗ってゆく、彼らは松炬島まつきょじま(笠寺台地)に渡るだけだ。

それが鎌倉街道の下道であり、最短ルートになる。

だが、俺のように天白川流域を舟で移動する者はいない。

川を渡る以外の渡し舟は禁止されている。


松炬島まつきょじま(笠寺台地)に渡った旅人は、最初に神学校の巨大な壁に唖然とするらしい。

巨大過ぎる城だと人は言う。

念の為にいうが城ではない。

ただの壁だ。


俺は鎌倉街道を外れて中島から手越川沿いの追分新田道を東に進んだ。

右手に坊主山、左手に左京山が見える。

坊主山の先には、尾崎山、姥子山があるので、鎌倉街道からこちら側は見えない。

俺は大将ヶ根で休憩を取った。

そこから南に進路を変えて、武路と武侍と呼ばれる丘の間を通って南に進むと桶狭間山が見えてくる。

西に生山、高根山、幕山が見える。

この辺りで一番高い山は高根山であり、鳴海の方面が一望できる。

当然だが、山頂の寺を改修して見張り台としている。

この高根山の麓から『鳴海道』という分かれ坂道を登って、峠越えで桶狭間山に来る事もできる。

峠越えなんて面倒なので俺はしなかった。


鎌倉街道から大将ヶ根に抜ける抜け道もあるが、見張り台の者が見逃すハズもない。

地元をよく知る者ならば、警戒するのが当然だ。

意表を突くという一点で考えれば、中島から手越川を渡り、追分新田道と並行して走る対岸の土手道を進むと言う手もある。

いずれにしろ、高根山の見張りに見つからずに移動はできない。


「若様、雨が降って、視界が悪くなれば、かなり接近を許す事ができます」

「確かに」

「街道や抜け道などには手勢を派遣して確認させるでしょうが、足元は疎かになるかもしれません」

「俺なら『鳴海道』という坂道に囮の部隊を進めておく。そうすれば、足元がさらに疎かになる」

「雨と囮ですか。天が味方すれば、よい考えだと思います」


そんな下らない戦術を考えなら千代女らと歩く。

桶狭間山を通過すると桶狭間村が見え、俺達は長福寺に入った。

そこで皆が集まるまで、ごろんと寝転がった。


 ◇◇◇


少し昔を覚えているだろうか?

この辺りは兄上(信長)が徹底的に村を焼き、田畑を駄目にした為に人口が減った村々があった場所だ。

これだけ人が少ないと都合よかった。

大高城と村木砦むらきとりでを結ぶおけば・・・道 (大高道)の街道沿いに忍びの里をいくつも造った。

土地は余っていたので好きなだけ与えた。

伊賀や甲賀の里から一族が分かれて引っ越して、今では立派な忍びの里になっている。

帰蝶きちょう義姉上に仕える村雲流大芋衆の者が移住した村もある。

東の衣浦湾に面している場所は、加藤かとう-三郎左衛門さぶろうさえもんの領地になる。

三郎左衛門さぶろうさえもんは気に入った者を召し抱えると、その辺りの領地を与えている。

あの辺りは全国に散っている忍びを集めたような見本市だ。


昔は衣浦湾の村木の辺りからも渡し舟が出ており、三河に抜ける抜け道の1つだった。

今、渡し舟は一艘も出ていない。

だから、こちらを通る者は余程の酔狂な者か、間者しかいない。

忍びの里の集合団地帯を知られずに抜けるなんて不可能である。

つまり、ここで知多半島の住民を完全に隔離していた。


ここより南には様々な試験場が造られている。

見てはいけないモノや知って不都合なモノが沢山ある。

好奇心は猫を殺す。


「皆、遅いな」

「余裕を持って出てきました」

「千代、お茶を頼む」

「はい」


千代女とまったりとした時間を楽しんだ。


 ◇◇◇


どたどたどた、慌ただしい足音を立てて二人が入ってきた。

吉方えほう源四郎げんしろうの二人だ。

待ちきれないという顔をしている。

二人が持っているのはグライダーの設計図だ。


吉方えほうの本名は岡部又右衛門と言う。

熱田の宮大工の棟梁であり、|飛び魚(ハンググライダー)の製作者だ。

奇妙なモノを造るなら、吉方えほうの右に出る者は一人もいない。


源四郎げんしろう狩野-永徳かのう-えいとくといい、はじめて京に上がった時に惚れられて熱田まで付いて来た。

父の狩野-松栄かのう-しょうえいには清洲の御殿や熱田の迎賓館の屏風絵を依頼しており、織田家はお得意様だ。

神学校に入学した源四郎げんしろうは製図の才能を開花させて、俺が口で言ったモノを製図にして貰っている。

様々な工房や研究所に顔を出して足りない知恵を蓄えているので、下手をすると俺より知識が豊富になっているような気がする。

今はグライダーの設計を依頼していた。

どうやら、それが完成したようだ。

吉方えほうの手には、グライダーの模型の入った箱を手にしていた。


「若様、これも見て下さい。これが完成すれば、世界が変わります」


俺の目が点になる。

それはグライダーじゃなく、ゼロ戦だった。

武器開発部兼製造部の部長半兵衛はんべいが推薦したらしい。

阿呆か。

寝言は寝て言え。


半兵衛はんべいにまず『八気筒エンジン』を完成させろと言え。それができて、軽量化に成功すれば、予算を付けてやる」

「無理ですか?」

「無茶だ」

「ははは、やはりそうですか」

「まだ、軽量化は技術的に無理だ」

「製図としては問題ないと思いますが駄目でしょうか?」

「グライダーを成功させてから考えよう」

「判りました」


ゼロ戦の設計図を片づけると、今度は立派なグライダーの設計図が出てきた。

俺の夢だ。


さて、加藤-延隆かとう-のぶたかもやって来た。

上機嫌だ。

13番ドックでは外輪船がいりんせんの建造が進んでいる。

こちらは蒸気タービンで動く。

小型船舶で成功した単純な構造の〔ランキンサイクル〕蒸気タービンを積む予定だったが、俺が過去に書いた遺物の『軸流タービン』を改良して詰め込みたいと、あの馬鹿半兵衛はんべいが駄々を捏ねた。

子供の駄々ではない。

あちこちと根回しする大人の駄々だ。


実験用の実物を造らせて、熱効率がいい事を証明してみせた。

一度完成した外輪船がいりんせんの内部を解体して、蒸気『軸流タービン』を積み込む為に改造中だった。

この為に完成が一年も先延ばしになったのだ。


加藤-延隆かとう-のぶたかが上機嫌な訳は、先日に改造した外輪船がいりんせん小型船舶が予想以上の速度を出した事だろう。


「これで七つの海にでる目途が立ちましたな」

「やはり出るつもりですか」

「当然ではないですか」

「そうですね。時化と同じく、無風は帆船の敵です」

「風がなくとも進める船がよいですな」


で、上機嫌の原因が14番ドックだ。

外輪船がいりんせんの次の船であるスクリュー式の蒸気船の建造が始まった。

加藤-延隆かとう-のぶたかが魅了された俺が造ったボトル艦の三本マストの美しい帆船だ。

(ボトル艦ですが、当時はまだボトルはありませんでした)


「やっと、夢の船が造れます」

「あぁ、やっとだ」

「長かった。長ごうございました。儂が生きている間に完成するかだけが心配でした」

「それはよかったな」

「若様、ありがとうございます」

「それは完成してから言え」


蒸気『軸流タービン』なら舵輪を回すよりスクリューを回した方が合理的だ。

そう俺が考えていると、半兵衛はんべいが何としても『八気筒エンジン』を積み込ませると意気込んでいる。

それでエンジン部の箇所を後回しにして建造が始まった。


さて、『八気筒エンジン』は完成するのだろうか?

そして、半兵衛はんべいは実験船を何隻沈めれば気が済むのだろうか?

実験船が完成する度にさくら達が泣き付いてくるのだ。


「若様、助けて下さい」


だが、さくら達以外なら死人が出ている。

さくら達は外せない。

果たして本当に高速船は完成するのだろうか?

止める訳にもいかない。

高速で水上を走る事には成功しているのだ。


ただ、どこかでエンジンが爆発しなければ、という問題を残してだ。

爆発の原因が判れば、成功に結び付く。

俺は半兵衛はんべいの執念と才気に期待している。

なお、ジェットエンジンは外させた。

流石にオーバーテクノロジーだ。


まずはレシプロの『八気筒エンジン』を完成させ、その技術が昇華した先にジェットエンジンがある。

半兵衛はんべいの頭では完成できても、それを造る技術者の技術力が追い付かない。

とにかく、この話はこれで終わりだ。


先に来た者と話し込んでいる内に他の研究者や技術者が入ってきた。

無煙火薬むえんかやくの目途が付いた。

新式大砲『速射砲そくしゃほう』、そして、新型銃の開発状況を確認する。

雷管も目途が立ったが、量産ができない。

銃の道は遠かった。

一先ず、火打ち式の銃弾が完成したので俺は単式の拳銃と数発の弾を受け取った。

半兵衛はんべいが遅れてやってくる。


「殿、これを見て下さい」


銃身10個が輪になったガトリング式の手動機関銃の設計図だ。


「ははは、これが完成の暁には、我が軍の戦力は圧倒的でありませんか」

「さっきも話していたが、銃弾の生産が追い付かん」

「それでは人員を動員して」

「生産工場の機械と職人の増員が先だ」

「しかし…………」

「手動のプレス機では間に合わん。蒸気タービンを改良して機械化を手伝ってやれ」

「判りました」


今日の為に書いてきた設計図が否定されて膝を付いてうな垂れたが、諦めない半兵衛はんべいは元気を取り戻した。

半兵衛はんべいはあれもこれもと気が多すぎる。


「今日の最大の議題はこれだ」


俺は石炭を皆に見せた。

人工石炭(バイオコークス)は良質な製鉄を造るのは欠かせないが、蒸気船で人工石炭(バイオコークス)を使うのは採算が合わない。

そもそも生産が追い付かないし、山が禿山になる。

そこでお市が送ってきた土産の黒石を見せた。

相馬領の南、今は佐竹領となっている常磐じょうばん炭田たんでんがある事が判った。


「見ての通り純度が悪い。これで蒸気タービンを回して問題がないかを確認して欲しい」

「流石に、この量では?」

「すでに手配している。一ヶ月以内に実験をする程度の石炭を持って帰らす。不純物を抜いて純度を高める方法があるか、あるいは、このままでも問題なく動くようにできるか」

「何か問題がありますか?」

「察した者もいるだろうが不純物が多ければ、その煙を吸った者の健康を害する」


一番単純な方法は石灰をスラリー状 (泥状)にして、石炭に含まれる硫黄を吸収塔内で反応させ石膏せっこうにする方法だ。

理論的にできるが実際にできるのかを試して貰う必要がある。

単純な灰はフィルターを作って除去する。

それが駄目なら、燃料は薪を使う。


「薪では火力が足りません」

「知らん。足りるように技術革新をしろ」

「殿は無茶ばかりいいます」

半兵衛はんべいならできると信じている」

「信じられても」

「信じている」


そう言うと半兵衛はんべいがにんまりと笑っていた。

無茶と言いながら開発してくれる。

全権を任せると無駄なモノに投資しそうで任せられないが、ある程度は自由させておくと、皆の起爆剤となって発展が著しい。

しばらく話を聞きながら、今年の予算配分を決めていった。


こういう話は楽しいな。

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