早坂あきらがインタビューする
こんにちわーー!! お久しぶりでーす。 俺は早坂あきら。「宇宙保安警備部隊」に所属する隊員でーす!
宇宙保安警備部隊ってなにかって?
それはそのまんまの意味。宇宙で起こるさまざまな事故や事件を解決し、皆さんに快適な宇宙旅行をしていただくことを目的とする組織さ。
俺はそれに入ったばかりの新人なんだ。
まあ、それは置いといて、ここでは時空もなにもかもこえて、「別作品」の登場人物にインタビューする場所なわけよ。そんでもって、俺がインタビュアーに選ばれたわけさ。
さてと今日はだれにしようかなあ♥️
そこの君ーー
さっきから新玉食べている君ーいいかなあ?
「ん? おい?」
そうそう君!!
ちょっとインタビューさせてくれるかい?
「よかよ。どうせ暇やし」
ありがとう!!
じゃあ、早速質問するね。
まずは自己紹介してくれるかい?
「オッケー。おいの名前は澤村哲之。中学三年生たい。出ている作品は【潮風に誘われて流るる門出の唄~かぐら骨董店の祓い屋は弓を引く・過去編~】たい」
中学三年生ってことは15歳だね。おれより2つ下かあ。
じゃあ、次の質問。どうして新玉食べてるの?
「そりゃあ、決まっとる。おいは玉ねぎ好きいとるけんさ」
生をまるかじりほどに?
「そがんたい。ときに北村のおじさんの玉ねぎがさいこー」
北村? 近所のおじさんかい?
「んりゃ、となり町で玉ねぎ農家しよるおじさんたい。ばってんが知り合いたい」
ふーん、そうなんだーー。
じゃあ、まあ次いこうか。
君はなにかやってるかい?
まあ、中学生だから部活とかだろうけど
「部活は野球部たい。キャッチャーやっとる。それ以外に祓い屋やっとる」
祓い屋?
それって妖怪や悪霊を退治する仕事かい?
「そんなところ。しっとったのか?」
君の同業者らしき人にもインタビューしているからね。
それで君はどんな役割を担っているんだい?
「役割? いまのところ特になかねえ。おいはパッと出のモブキャラごたっもんばい。あとでおいにたくさん活躍させるといいよらすばってん。実現するとは思わん」
ハハハハ。
そういうわけね。
たしかに俺の物語もとまつているからねえ。おかげで暇で暇でインタビュアーさんてやらされているんだよ。
「それは大変やねえ。これからどがんなるとやろうねえ? おいの出番は増えるやろうか?」
不安だねえ。
おーい、作者のノバッチ!
頼みますねえ。
俺の出演作品の続きと、この哲之くん主役の話をひとつお願いしまーす。
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