主人公たちの談義1
あきら「こんにちわ。俺の名前は早坂あきらです。現在月で働いていまーす。けど、けど、今回はなんかいろんな人と談義することになっちゃいましたんで、よろしくっす」
朝矢「げっ、なんだよ。こいつ、テンションたけえぞ」
あきら「そりゃあ、テンションあげないとねえ。せっかくの談義だからねえ」
八朗「ハハハハ、面白そうじゃねえか!なんでも聞いてくれ。俺が答えてやるぞ」
あきら「うわあ、でかいねえ、そっちの大学生のお兄さんも高いけど、そっちの甲冑姿の人はこれ以上だねえ。あー、でも俺より年下っぽいねえ。君いくつ?」
八郎「おれ?俺は、15じゃ」
朝矢「げっ!まじかよ!俺より四つも年下?見えねえ。馬鹿でかすぎだろうが」
あきら「人それぞれだと思うけどねえ。お兄さん、俺より年上みたいだけどお。大人げないよお」
朝矢「うっ」
(朝矢は言葉を失う)
八郎「ハハハハ、仲良くしようではないか。か」
(八郎、朝矢とあきらの肩に手をまわす)
朝矢「ちっ!」
あきら「そうそう、仲良くしないとねえ。お兄さん、舌打ち禁止ね。ほれほれ、笑顔。笑顔でないとお」
???「うまーい。うまいよー、これー」
???「だめだぜ。勝手に食べたら」
(あきらたちの目の前にある食べ物に少年が手を伸ばし、もうひとりの少年がそれを止める)
あきら「あれれ?知らない顔だねえ」
朝矢「てめえ、勝手に食ってんじゃねえ」
八郎「確かにうまいなあ」
(八郎が目の前の料理を頬張る)
朝矢「てめえも勝手に食ってんじゃねえ!」
あきら「まあまあ、お兄さんも食べよう」
美琴「そうですよ。まだ、たくさんありますからね」
あきら「ありがとうねえ。美琴ちゃん。そうだ。美琴ちゃんもそこに座りなよ」
美琴「私も?良いんですか?」
あきら「構わないよ。あっ、でも、男ばかりの中に女の子一人というのはいやかなあ?」
美琴「いいえ、大丈夫です」
(美琴、椅子に座る)
朝矢「それよりも、そこの二人はだれだ?茶髪の碧眼と銀髪の三角眼。って、茶髪やろう。いつまで食ってんだよ。こら!」
銀髪の三角眼「俺の名前はキイ・ロックウェルといいます」
茶髪の碧眼「おれはモグモグ、ーーーもぐもぐーーっすーーモグモグ」
美琴「えっとーー、モグモグしか聞こえません。モグモグさんでいいんですか?」
八郎「ハハハハ、モグモグかあ、それはいいな!」
茶髪の碧眼「違うモグモグ。モグモグじゃモグモグ」
朝矢「だから、しゃべるなら食うな!モグモグしか聞こえねえだろうが」
あきら「わかったあ。フェルドくんだねえ」
朝矢「はっ?わかんのかよ!?」
美琴「すごーい」パチパチ
八郎「おお、厩戸皇子のようだな!」
あきら「それは置いといて。さてと、野郎共五人と赤一点の美琴ちゃんの六人で楽しい談義をはじめましょー!」
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