第194話 愛に殉じるもの

「はっ、またお得意の嘘か……そう何度も我を騙せると……」



 頭の中で嫌な予感が走った憤怒が、恐る恐る背後を振り返ると、そこには万に届く軍勢が……いや、万を超えるゲームキャラ達が怒りの表情を浮かべて立ち並んでいた!



「な、なんだアイツらは? まだ戦力を隠していたというのか⁈」



 黒い地平の大地が色とりどりのキャラ達で埋め尽くされていた。足の生えたキノコや羽根がある亀などの犬程度の大きさのものから、ありとあらゆる魔物と呼ばれるモンスターなど、大小さまざまな大きさと姿のキャラ達が大集結していた。


 ヒロのピンチに駆けたあらゆるゲームのキャラクター達……ゲーム内で敵と味方に分かれて戦うものたちが、供に列をなし憤怒に対して怒りを露わにしていた。そこには正義も悪もない。ただ愛してくれた人を傷つけた憤怒に対して怒る、愛べきゲームキャラ達の姿があるだけだった。



 今にも憤怒に飛び掛からんとする者たち……だが、万を超えるキャラ達の前に立つ者がそれを制していた。先頭に立ち並ぶ者をヒロが見た瞬間――目をキラキラさせて思わず歓喜の声を上げてしまっていた。


「あ、あれは、Dr. ピックマン! カルビ大王! デュアル! モ帝王! Dr.マイリー! うわ〜! デスピザーラ! チェフィロス! ペガ! 義伊須ギーズ! 他にも沢山! 凄いラスボスだらけだ!」


 それはゲームの中で、最大の壁として最後に主人公の前に立ちはだかるラスボスと呼ばれる者たちと……。



「あっちは、ロールウーマン! トロの勇者! リョウにゲン! プラウド! 照之進! こっちは主人公だらけだぞ⁈」



 かつてプレイした愛すべきゲームの主人公キャラたちの姿がそこにあった。

 

 主人公キャラとラスボス達が、触手の森を前にしてくつわを並べ、その後ろには万を超える雑魚キャラたちが蠢く様子を見てとれた。ヒロは一人一人に羨望の眼差しを向け、『ふわ〜』と夢のような光景に感動していた。


 そこにはあらゆるゲームで登場した主人公キャラやラスボス、そして雑魚キャラの全てが立ち並び、限界まで引き絞られた弓矢のように解き放たれる時を今か今かと待ち望んでいた。



「クッ! いくら数を揃えようが我の敵ではないわ。やれるものならやって見るがいい!」



 その言葉と供に、憤怒を中心とした触手が増殖を始め森がさらに拡大していく。

 

 それを見た青いハリネズミとガチな男が、互いの顔を見ながらうなずき合うと、後ろにいるヒロへ肩越しに振り向く。



「や、やっぱり、アンソンとゾニッグ!」


 もうヒロには後ろ姿だけで、目の前に立つ二人が誰なのか分かっていた。伝説のシューティングゲーム『超姉貴』のオプションのくせに主人公よりも有名なアンソンと、超音速アクション『ゾニッグザホットドッグ』の主人公ゾニッグ……もはや分かりきった答えをヒロは口にしていた。


 そのヒロの言葉に、二人はニコッと万遍の笑みを浮かべながら拳を握りヒロに向かって突き出すと、おもむろにゾニッグが触手の森に向かって走り出す。ゲームと寸分違わぬフォームで青いハリネズミが黒き大地を駆け抜けて行く。

 

 それに合わせてガチな男もまた、その場で跳び上がると腕を胸の前でクロスさせ、ピンと頭がの天辺から足先まで真っすぐに伸ばした状態で横向きに浮き上がると、猛スピードでその場を飛び立った!


 すぐさまゾニッグの後にアンソンが追いつくと、ハリネズミの足が何かにつまずいたのか……その青い体が前へと倒れ込んでしまう。


 それを見た憤怒が『転倒か?』と思った瞬間――空中でゾニッグが体を丸め球形になると、そのまま地面を転がり大地を超スピードで駆け抜ける。


 それを合図に、万を超えるキャラ達が一斉に憤怒の向かって解き放たれる。その姿はヒロの世界で言うならば、アフリカの大草原で地響きを立て大移動するヌー大群のような迫力と、アマゾン川を逆流するボロロッカと呼ばれる潮流の如き勢いで憤怒へと突撃を開始していた。


 そしてその場で待機していたアキコさん、マリナ、マイコーの三人もまた憤怒の向かって走り出していた。

 全ての者がただひとつのことを成すために一斉に動き出していた……愛してくれた者を勝たせるために、ただその命を投げ出す。



「おのれ! ならば全てを滅ぼすまでだ! 滅べ! 滅べ! 滅びさるがいい!」



 憤怒が右手の拳を頭上に突き上げると、右腕に宿った憤怒の紋章から漆黒のオーラがほとばしる。するとオーラが森に生える触手の間を次々と飛び交い連鎖する。

 漆黒のオーラをまとった触手が強加されその姿を変えさらに変える。触手が太くそして長くなり力強さを増していた。


 万を超える大群に真っ向から立ち向かう憤怒……トップスピードに乗ったゾニッグの後を追うアンソンがそれを見ると、ムキムキボディーが盛り上げて声を出し始めた。



「わっせ! わっせ! わっせ! わっせ!」



 手を頭の後ろで組み、腰を大きく左右に振る。奇妙なポーズに合わせて独特な掛け声と動きで腰を振り続けるアンソン……すると頭の天辺に光が集まりだし、一メートルほどのまばゆい光球が出来上がる!



「ま、まさかあれは! お、「おとこビーム!」」



 ヒロの声とアンソンの声が重なったとき、頭の上の光球から、漢の魂がこもった極太ごくぶとレーザーが照射されていた。

 

 一直線に幅三メートルはあろうかと言う極太の光が、森の外周に位置する触手たちを薙ぎ払うと大爆発が起こった。


 暑い漢の熱で焼かれ、爆発により千切れ飛ぶ触手たち……ビームが撃ち込まれた大地には深い溝が出来上がり、なにかムンムンとした熱が立ち込めていた。



「うわ〜! リアル漢ビームだぁぁあわあわあわあわわあわたはやさあわなはまさわそたらたわたはまさわらた」



 あまりの嬉しさに言語中枢がおかしくなるヒロ……もはやマトモに喋れなくなってしまっていた。


 そんなヒロを他所よそに、アンソンが作った熱気ムンムンの道へゾニッグが突撃して行く。


 ゾニッグがギアをトップに入れアクセルを全開にすると、転がるスピードはさらに加速し、ついに限界である秒速380メートル……音すらも置き去りにしたマッハの世界へと到達する。


 触手が森への侵入者に気がつき、近くの触手たちが侵入者を排除しようと触手を振るが、あまりの速度に触れることすら叶わず、ゾニッグがそのまま道を塞ぐ触手にぶち当たる!


 漆黒のオーラに包まれた触手に大きな穴を開けゾニッグが突き抜けていくと、そのあとを衝撃波ソニックブームが駆け巡り、大音響が轟いた。


 もはやゾニッグの走りを阻めるものは何もなく、彼が転がり抜けた後には薙ぎ倒された触手が死屍累々と横たわる。



「わっせ! わっせ! わっせ! わっせ! 男ビーム!」



 次々と薙ぎ倒され焼かれていく触手たち……ゾニッグとアンソンを前にして、彼ら止められる触手は皆無だった。



「クソ、なんだあの攻撃は⁈ ふざけおって! チッ! あちらも森の外周にたどり着いたか⁈」



 そしてついに万のキャラ達が森の外周に辿り着くと、巨大な津波となって森に襲い掛かる。



 主人公キャラとラスボス達を先頭に、キャラ達が怒りを露わにしながら地響きを立てて大地を駆け抜けると……ついに触手と万のキャラが激突した。


 先頭に立つもの達は、各々が得意とする獲物で触手に攻撃を加えていく。


 中二病全開のプラウドがニヒルな笑みを浮かべながら、自分より大きな大剣を手に、神速の十五連撃『特級とっきゅう覇神裸山はじんらざん』を繰り出す。

 すると、それに合わせて長髪イケメンなのに、なぜか残念仕様なチェフィロスの長刀(三メートル)が閃き、必殺の『八倒一閃』の八連撃が打ち出された……合わせて二十三の剣線が、触手を瞬時に切り裂いた!



「◯✖️◇★€%£⁈」



 ゲーム中では決して相入れぬライバル同士の夢の合体技に、ヒロの心は至福に包まれていた。



 『ドサドサ』と音を立てて地面にばら撒かれた触手を足蹴に、プラウドとチェフィロスの二人が次のターゲットに狙いを定め走り出す。するとそれを合図に、触手の森に空いた傷口から、愛すべくキャラ達が雪崩なだれれ込み、触手へと戦いを挑む。



 恐れなく、真っ先に触手に挑むものたち……それはゲームにおいて雑魚キャラと蔑称されるものたちだった。ゲーム内では道端に転がる石ころのような存在……られるために生まれて来たものであり、その役割は敵を倒し死ぬことだった。


 彼らに『どうして?』という感情はない。ただプログラムされた動作を行い、死んで生まれ変わるだけである。感情なんてものは存在しない。何も感じず淡々と成すべきことをなすだけの存在なのだ。


 そんな彼らの心に初めて湧いた感情……怒りが彼らを掻き立てる。愛してくれた者を苦しめるアイツを、アイツらを許すなと!

 

 足の生えたサイケチックなキノコが、小さな体で触手に体当たりをかまし、羽の生えた亀が飛び跳ねながら触手に蹴りを入れる。だがそんな貧弱な攻撃が効くわけもなく、攻撃も虚しく触手のたった一振りに跳ね飛ばされ、そのちっぽけ命を散らしてしまう。


 だが……そんな消えゆく彼らの目は満足気だった。それは命懸けで作った隙を突き、他の仲間が自分の仇を取ってくれている光景が見えたからだった!


 隙を突き、次々と触手に群がる雑魚キャラたち……弱き存在が、死ぬのをいとわずに攻撃するその姿は、ヒロの元いた世界でいうなら、中南米に生息するグンタイアリと呼ばれるハンター達による狩りのような光景に近かった。


 何十もの雑魚キャラが一本の触手に群がり、その姿を隠してしまう。触手は必死にその体を地面に打ちつけ振り払うと、さらにいくつもの雑魚キャラの命が散っていく……だがそれでも彼らは止まらない。

 仲間の屍を踏み越えて、次々と群がる雑魚キャラの攻撃を前に、ついに触手は力尽き倒されてしまう。


 次の触手へと狙いを定めた雑魚キャラたちが過ぎ去った後には、ただ倒された触手と仲間の屍が転がり捨てられていた。だが、横たわる雑魚キャラの顔は、だれもがやり遂げたと満足気な表情を浮かべて死んでいた。



「波動掌!」「昇竜掌!」「ふっはっはっはっはっはっ!」



 別の場所では、くたびれた白いノースリーブの胴着を着たリョウの撃ち放つ波動掌が道をこじ開け、赤いボロボロの胴着に身を包むゲンの昇竜掌が触手を切り開き、トドメとばかりに赤い学生服を着たアゴが四角いラスボス、ペガが両手に集めたサイケな力を全開に、必殺のサイケクラッシャーで触手をなぎ倒していた。



 また別の場所では、照之助のロイヤルゲイザーと義伊須ギイズの捨て身が……ロールウーマンのロールバスターとDr.マイリーの土下座が触手の森に道を切り開き、雑魚キャラたちは命を捨てて触手を打ち倒す。



「おのれ! だが、多少強い奴がいるようだが大半は雑魚! いくら数を揃えても、その程度ならば我に勝機はあるわ」



 万のキャラ達の命懸けの攻撃……だが、いくら数を揃えても一本の触手を倒すのに数百の命が散っていく。仲間が減り続ける現状で、数百を超える憤怒の触手を倒しきるには、単純に数が足りなかった。それを悟った憤怒がまずは雑魚キャラを駆逐し、強敵を最後に数の暴力で押し切ろうと考えていた時戦場に一陣の風が吹いた。



「さあ、このまま我が耐えて押し切ればあとは……なんだこの匂いは⁈」



 憤怒の鼻に、今まで嗅いだことがない匂いが風に乗って届けられ、その不快な匂いに顔をしかめていた。それは大量の鉄とオイル、そして廃棄ガスの匂いだった。


 憤怒は匂いの出所が何処かと風が吹いてきた方向に顔を向けると、そこには無機質でなんの感情も持たないもの達が、いつの間にか立ち並んでいた。


 南北から森を攻めるもの以外に、突如として西側から現れた気配……それはおよそ生き物が持つ気配などで持ち合わせていなかった。


 無機質でなんの感情も心も感じられないそれらは、長く生きる憤怒をもってしても、見たことがない奇怪なものたちであった。その場にいるただ一人を除いて……。



「あれはビフォーバーナーの戦闘機ドムキャット! あっちはメンタルマックスの戦車ブルーウルフ! エキサイティングバイクのオフロードバイク! ハンゲリングペイのヘリ! リアミッションのパンツー! アウトウォークのオープンカー! ハイパーロボット大戦の出家ボイン! じ、人面狂関車伊右衛門まで!」



 異世界ガイヤにおいて、唯一それを知る者が思わず声に出し叫んでしまう。そこにはあらゆるゲームで登場した命を持たない無人の乗り物たちが立ち並んでいた。


 下はモンキーバイクから上は巨大ロボットまで……命を持たない鋼鉄のマシンたちが、喋れず表情を浮かべられないかわりな、エンジン音を高らかに吹き鳴らし怒りを露わにしていた。

 


「ばかな、い、一体あと、どれだけいるのだ!」



 万の軍勢の倍はいるであろう命なき者たちの先頭に立つ戦車が、砲身を上げ森に向け角度を変えると『ドン!』と言う音と共に、戦車の砲身から砲弾が放たれ、外周に位置する触手に命中し跡形もなく爆散していた。

 

 それを皮切りに、一斉に武装した乗り物たちが装備をぶっ放す。ミサイルや砲弾が次々と森に撃ち込まれ触手が爆散する……次いで空をゆく者たちが飛び立ち、森の上空から空爆を開始すると瞬く間に森が爆炎と轟音に包まれる。


 飛び散り触手の破片が辺りにばら撒かれ道が出来上がると、それを見た非武装の乗り物たちが、一斉に触手の森へ向かって爆走を始めた。


 先頭を走るフォーミュラーマシンが、ピーキーなエンジン音を立てながら、森の入り口へ突入すると……目の前に立ち塞がる触手を見るなり、止まるどころかアクセルを全開にして、さらに加速する。そして触手を避ける素振りも見せず、そのままマシンは迷うことなく触手に正面からぶつかって逝った。


 ガソリンに引火して爆発するマシン……命を懸けた一撃であったが、触手を仕留めるには至らずまだ健在だった。ダメージを無視して次なる獲物を探す触手……森に空いた傷口から、命なき無人のマシンが次々突入し仲間の仇とばかりに触手へと群がる。


 連続的に奏でられる爆発音が、まるでレクイエムのように彼らを死へと誘い、触手を道連れに逝ってしまう。そこかしこで爆発音が轟き、一本また一本と触手は倒されて逝く。死すら恐れぬ死兵を前に、数百本もあった触手は確実にその数を減らしてゆく。


 雑魚と侮ったものたち……犠牲を厭わぬ狂気にも似た不気味な行動に翻弄され対処するのに手一杯になっていた憤怒は、気がついていなかった。遥か後方で自分を倒すために傷付いた体を癒していた男が、ついに復活したことを!



「イケる。スーパー松茸とみんなのおかげで傷は完全に癒えた。みんなありがとう」



 ヒロは今もなお、巻き起こる爆発音と愛すべきゲームキャラ達の散りゆく姿を見て、胸を痛めながらも感謝の礼を口にしていた。

 愛すべきゲームキャラ達が、今も自分のために命を投げ出してくれている……散っていった命と散りゆく命の灯火を見たヒロの心に、悲しみが込み上げていた。



「これ以上の犠牲はもう要らない。確実にこの一撃で終わらせる……集中しろ!」



 意識を集中し、頭の中にあるスイッチをオンへと切り替えると、思考が加速しヒロの目に見える世界がスローモーションの世界へと切り替わる。


 

 集中しろ!

 憤怒を確実に仕留める方法を考えだせ! 今あるものを全て使いきれ! 知り得た情報を思い出せ! どんな些細なことも無駄にするな! 無駄だと思うことを無駄にするな!


 集中しろ!

 思い出せ! 奴の……災厄たちの言動と能力を! 憤怒だって無敵じゃない。この世に完全無欠なものなんてありはしない。だから見つけ出せ勝利の道を!


 集中しろ!

 奴の【絶対防御】スキルは健在だ。ブレイブチャージが使えない今の自分では、真っ向からあの防御を打ち破ることは出来ない。発動条件である息を止めさせる小細工が必要だが、装備やアイテムが足りない。どうする⁈


 集中しろ!

 足りないなら補え! 諦めている暇があるなら考えろ! お前に出来るのはそれだけなのだから! 考えろ! 考えろ! 考えろ! 頭が焼け付いても壊れても構わない! 仮説からシミュレートして結果を弾き出せ! 


 集中しろ!

 ダメならやり直せ! 何千回、何万回、何億回でもやり直せ! 失敗を恐れるな! 失敗を無駄にせず糧にしろ! 一の成功の前には万の失敗があるんだ。だから諦めている暇があるなら前に歩き出せ! その一歩は確実に前に進んでいるのだから!


 集中しろ!

 思い出せ、エルビスの言葉を……神のことわりがある限り、この世に絶対なんて存在しないと言っていた。このガイヤではイメージを具現化できる程の強い意志と、その思いを信じて疑わない強固なイメージがオーラとなって神の理を上書きオーバーライト出来ると!


 集中しろ!

 僕にはオーラは使えない。だがエルビスは、上書きオーバーライトの最低条件を教えてくれた。S領域にアクセスできる者か、もしくは果てしなく純真なバカかと……条件は満たしているはずだ!

 

 集中しろ!

 なら……イメージしろ! 憤怒の【絶対防御】スキルを切り裂く強固なイメージを! 信じてイメージしろ! 一片の曇りなく純粋に、ただ憤怒を切り裂くことだけをイメージしろ!


 集中しろ!

 イメージしろ! 誰にも防げない絶対の一撃を! 誰も避けられない絶対の技を! 誰にも耐えられない絶対の剣を! その手にイメージしろ! 


 集中しろ!

 信じろ! みんなが託してくれた思いを! お前なら出来ると! 自分自身を信じぬけ! リーシアとの約束を守るために! お前に出来ることはこれだけなのだから!



 ヒロの集中が極限を迎えた瞬間――黒い大地は眩い光に包まれ、世界は光に満たされるのであった。




〈全てを切り裂くアブソルートソード絶対の剣の輝きが、黒き世界を照らし出した!〉

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