　場所法を習得すると、単純作業の時に復習が出来ます。

　メモやノートが無くても、頭の中でプレイス（場所）を経巡るだけで、此処にこのイメージがあるな、ここで此奴が何々していたな、と想起されていきます。

　今日は単純作業が多く脳が暇を持て余していたので、作業しながら１０８プレイスを練り歩きました。

　１プレイスに２～６個の記憶が配置されており、単語や表現描写をおおよそ４００ぐらい復元しました。

　せっかくなので、ここに復元した幾つかを載せます。

　童心に帰ったかのような笑み　　座敷童が家に入って笑った。

　摺動　　　　　　　知り合いのしょう君が残像になるほど速く左右に動いている。

穢土のように腐りきった　　　　親指の腹を突き出しているエドはるみが腐って溶けた。

　ただならぬ気配　　　ダダ（ウルトラマンに登場する）がファイティングポーズをして物々しい気配を出している。

艶治な趣向　　　園長先生（クレヨンしんちゃんに登場する）が頷く。

　総計４００を超えるほどに覚えていても、思い通りに小説が書けないんだから、

天才の頭って一体どうなってるんだ？

　仕方ない、もっと覚えよう。

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