読み手で書き手だからこそライトノベルについて思うこと。
楠木 終
第1回 書籍化したものを読んでいる人達へ
まず、初めに言っておきます。これはただの持論です。異論、反論どんどんきて欲しいです。
問います。ライトノベルとはなんだと考えますか?
私は娯楽小説だと思います。
なんか娯楽小説っていうと貶してるかのように思えますが決してそんなことはありません。
基本私は授業やテスト以外の時間で読んだ本は娯楽小説だと考えます。
なぜなら、もともと本とは誰かに楽しんでもらうために作られているものだからです。
いつ、どの時代、どんな場所は言い過ぎですけど、(奈良時代とかは歴史を残すために作ったりしてるから)大半そうだと思います。
たまたま最近授業でやった羅生門を例に挙げますが、この作品授業外で読んだことありますか?
私にはもちろんあります。
そして、読んで授業で解説されたって人は分かると思いますが、あの作品めちゃくちゃ凝ってるんですよ。
初めは夕刻、冬と秋の間、青年などと言ったように大量に中途半端なんですよ。それが下人の心情の決まらなさを表してるって普通に読んでて誰が思いますか?
そういうのを入れてある小説が文学だ。
というのなら、そういうことに気づくことが出来ずに読んだら自分からすれば読んでいる小説のジャンルだという事になるのではないでしょうか?
さて、そろそろラノベの話に戻りましょう。
ラノベは一般的にも娯楽だ。とか言われ、一般的に娯楽と言われていない小説でさえ実は娯楽なんですからそんなんものラノベが娯楽小説じゃない理由が無いんですよ。
と、なるとですよ。ラノベを読む人はいちいち「ここの言い方がー」とか、「この言葉の綾がー」とかクソみたいな事を言うなってことなんですよ。
娯楽小説にいちいちそんなことを考えてくれるな。
沢山本読んでる人には気にしなくても感じられるし。
もちろん伏線探しみたいなことは良いと思いますがさっき言ったような感じで時間をじーーーーっくりかけてラノベ読んでいる人。
あなたは根本的にラノベへの向き合い方が間違っている。
と、私は思う。
さぁ、君たちの考え方を教えて欲しい。
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