あの日は先輩と不確定性原理の話をしたんだっけ

安藤啓太

第1話 不確定性原理

 二つのスリットのどちらかを通り抜けた光の粒を沢山集めて可視化すると、波の性質と同じように干渉縞と呼ばれる縞模様をつくる。どちらを通り抜けたかが観測できる状態にすると、干渉縞は壊れてしまう。よく知られたハイゼンベルグの不確定性原理を、物理学者ファインマンはこのように説明した。

 ”電子がどちらの孔を通り抜けたかを識別すると同時に、その干渉模様をこわしてしまう程には電子を攪乱することのない装置を設計することは不可能である”[R.1]。


『 2018年度会員名簿


学年: 名前: ハンドルネーム: 学部学科: 連絡先: 役職

M1: 篠崎玲於奈: Reona: 工学部電子情報: 14043031@tochigi-u.ac.jp: サークル長

B4: 佐藤翔太 :marshmallow: 工学部電子情報: 16043026@tochigi-u.ac.jp

B2: 乱場達郎: mike: 工学部機械システム: mike_ranba@goggle-mail.com: 副サークル長

B3: 安藤啓太: Ando: 工学部電子情報: 18044002@tochigi-u.ac.jp

B1: 大迫智治: tomo: 教育学部理科: 18014013@tochigi-u.ac.jp

B1: 大沼正樹: Masa: 教育学部理科: 18014014@tochigi-u.ac.jp

                                  』

____________________________________________________________________________

[R.1]ファインマン物理学V量子力学,ファインマン,レイトン,サイズ著,砂川重信訳,岩波書店,1979年,p14.

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