心の向くまま

髙木 春楡

小説を書く理由

近況ノートなんていうものがあるらしいですが、それを更新することはないでしょう。だから、エッセイという形で僕の想いを書いていこうかなと思っております。

エッセイなどを読むことがない僕なので、どんな風に進めていけばいいかわかりませんが、今日は最近よく考えている、何故小説を書くのだろうかということを書いていこうと思います。


正直、何故書くのかと言われれば、頭に浮かぶ物語達を取り出したいからと答えるのが正解な気もするんです。初めて物語を書こうと思ったのもそんな理由でした。

だけど、書き続けていくうちに色々な思いが出来てくるものです。

有名になりたい。たくさんの人に読んでほしい。認められたい。自分主義なそんな思い達。だけど、僕は感想を貰うのがとても好きだったのです。

面白かったよと、こんな物語が読みたかったと、迷った時この話を読み返しますと、そんな賞賛の声。それが、本心から思っている言葉かは本人にしか分かりません。それでも、僕は嬉しくてたまらないのです。

僕は、小説で人を救いたい。

大きなことを言っているようですが、小説にはその力があると思います。僕は、救われてきました。本の世界に入ることで、周りが気にならなくなっていた。

だから、傍にいる人だけでもいい。僕の小説を読んでくれる少ない人間でいい。僕の小説を読んで、その読んでる時間だけでも救いたいのです。

僕自身がそうだったように。

きっと、僕が小説を書く理由は傍に居てくれる人たちを大切にする為なのです。

手が届く範囲の人を救う方法の一つが、小説を書くことだった。ただ、それだけ。


こんなことを書いてきましたが、エッセイとは少し面白いことを言ったりするといい気がします。だけど、僕の言葉面白くないのですよね。

今は仲のいい人ですが、送った文章を見て思わず笑ってしまいました。あまりの面白くなさに笑ってしまったんです。

そんな僕が面白いエピソードを話せる気がしないのですが、まあこれも僕らしさだと思って微笑ましく読んでください。

話が右往左往するのは、僕のくせではあるのですが、最近はよく社会と戦っています。

社会と戦うと言っても、なにか行動を起こすわけでもなく、社会への文句を頭の中で言っているだけなのですが。

この社会の認められなければ正義ではない。みたいな風潮が嫌いなんですよ。他人は結局結果しか見ていないから、駄目だった人間の努力なんて、無意味とすら思っているんではないでしょうか。そんなわけないのにな。駄目だった事実に目を向けるのが他人で、傍にいた人は努力してた過程を見ているんです。

本質は結果じゃないでしょうよ。本質は、中身なのですよ。噂に左右されて人を嫌う?そんな馬鹿なことをしてて、なんの意味があるのだ。馬鹿にするな。

中身を知ろうともしないくせに。

そんなことばかりを考えているんです。

いや、時々しか考えてないですけど。

ただ、世の中に不満を持っている偏屈な人間になってしまいましたね。

うん、初めてのエッセイで駄目なところアピールしてどうするんだ。

まあ、それも僕らしいという事で(さっきも言った気がするなあ)。


こんなところで、終わりにします。

また些細な日常の風景とかでも、お送りしようかなと思います。では、またの機会がありましたら。

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