山賊全滅!!ミランカの処罰

 怒りも収まった頃にミランカに問いかける。


「で?騙した、理由を聞かせてもらおうかな」

 

 まだ、震えが止まらないミランカに問いかけながら、ポコ直伝クリーンをかける・・・ミィがw


「早くいって、コーイチが、いつキレるか分からないわ!!切れやすい年頃なの」

 更に漏らす、ミランカいい加減にしてね。


「はははいっ!!うちの家族が人質になって仕方なく、本当よ今までの人に、申し訳ないと思ってる、でもみんな殺されたわけじゃない!!でも、反省してるいつもくやんでたし・・・」

 泣き出した。確かに本心だろう、俺もミィが人質になったら、分からないのな、やっちゃうかも。


「で、どこに監禁されてるんだ?」


「こっちよ」

 広場の奥に、入っていくと牢屋があった・・・うん、懐かしい。

 中は良く見えない、仕切りがしてある。


「おとうさん、おかあさん、ラン迎えに来たよ」

 何も聞こえない。鍵がないから、俺が開けた。


「うっくさいな」

 そこには横たわる骨と骨・・・骨と皮の人形みたいなのが、横たわっていた。


「うっ!お父さんお母さん!!!ラン、生きてる!!」


「おねぇ・・・・」

 割れた唇から小さい声が聞こえる。

 ぎゅっと抱きしめる。ミランカをよけて、妹さんにアイテムボックスから出して水を飲ませる。


「あっ!ポコちゃん特製ポーションが・・ほい!」

 妹に、飲ませると見る見ると、ふっくらとなっていくとしゃべれるようになった。


「おねえちゃん、お父さんとお母さんが私に・・自分の肉を・・・」

 それ以上は聞けなかった!また、怒りが漏れ出したのか、体からまた霧が出てくる。


「はいはい、ドウドウ落ち着いてね、おに~ちゃん」


「よし、ミランカお前は、生かしてやる そして薬草のクエストもクリアーした後このことを、通報もちろん、ミランカの事は黙っといてやる、そして先ずは、ご両親を丁寧に埋葬するぞ!!」


「そうだね、じゃぁ連れて行こうか・・・」

 ミランカは妹を、おんぶしている。森に出た後穴を掘り埋葬した。

 そして骨の一部をもらい、ツボに入れて、形見で渡した。


「わたしは、どうなるんですか?」


「そうだな、では このことは俺たちしか知らない・・お前が奴隷落としした、みんなを、開放するんだ!!手段は問わない・・いや人に迷惑かけないようにしてな、あと、妹さんは心の傷が気になるな、よし!!ぽこちゃ~ん」


「呼ばれて飛び出て、じゃ~ん」

 ポケットから、ポコが顔を出す。

「どうしたの?てか、ひさしぶり!元気だった?」


「それはこっちのセリフだろ、連絡もなく今までどうしたんだよ」


「うん、道の改革中だよ、そろそろ終わりそう」


「そうかぁ で、忙しいところ悪いけど・・・この子達面倒見てくれないかな?」


「いいよ!」

 間髪いれずに答える、あら?男前、流石ですわ!!


「じゃ連れてくね」


「おっとその前に!約束守れよ!」


「ありがとう、わかったわ必ず達成して見せるわ」


「じゃね!」


 ひゅんと、三人消える。すげーな!


「あいかわらず、ぽこちゃん規格外だね、慣れたけどw」


「さてと、いまからどうしようかね」


 二人で、空を眺めながら溜息をついた。


 その後、ポコに相談したらしくポコが、一気に解決したらしくふたりは、付き人になったらしい。









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