第十八話 証拠観察

探偵団(一名除く)は、山神の家に来ていた。


◇第五回 2-B探偵団会議◇


鈴木 明李

「お邪魔しますー。」


山神 麻衣

「顕微鏡持ってきました。」


下島 幸平

「じゃあ早速検証しますか。」


菊知 春花

「ゴム手袋はどこ?」


川村 温紀

「菊知いつからいた?というかなぜ?」


山神 麻衣

「今日約束してたの忘れちゃって… ごめん。」


鈴木 明李

「なるほど。光はこのあたりで…」


松本 港之介

「うーん。指紋の跡が薄いなぁー。」


下島 幸平

「ねぇ。勝手に始めないでよ。せっかく皆で集まってるのに。」


菊知 春花

「HDMIのコードはこれだから…」


川村 温紀

「カメラを顕微鏡にセット… よし、OK。」


山神 麻衣

「これは… 誰の指紋?」


下島 幸平

「確かに。指紋見ても誰のか分からないじゃん。」


松本 港之介

「いや、一応可能性はあります。まずは担任の池矢先生の指紋。」


そういって彼はカバンからクリアファイルを取り出した。写真が何枚か入っている。


※次回へ続く

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