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いつかビールで乾杯を*への応援コメント
「悪魔の笑み」と同じ主人公かと思いましたが、違うんですかね? ブラック入社前とか。
それはともかく。これもオチなしです。長編小説の一部を抜粋したみたいな内容です。
せめてタイトルに絡めた展開なりオチなりが欲しいところ。てっきりそっちで来ると思っていたので拍子抜けでした。
以下、全体的な感想。
「物語になりそうな雰囲気」を探してくるのは上手ですが、オチは考えておらず成り行き任せ、という書き方だと思われます。なのでクオリティにばらつきがあり、安定した打率が出ない。別に毎打席ホームランは期待しませんが、塁に出るレベルは意識してキープすべきです。バントでもなんでもいいので。感想で褒めた分は、それが出来てたと想います。
気軽に読めるという意味で、長さや文章については問題ないかと。
あとはせっかくの短編集なので、話ごとの味の変化や、隠れた共通点(脇役が同じとか)など、全体を見ながらの構成を加えても面白かったかも。コース料理的な視点ですね。
その意味では、ラストがこの話というのもマイナスです。終わりよければ全て良し。
「そつがないが物足りない」評価で、星2です。
追記
ふむ。タイトルはこちらの方がよいですね。間違いなく。
ちなみに私は発泡酒も普通に好きです。値段上がるけどw
手も入れたことですし、星は一つ増やしておきましょう。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
これは「悪魔の笑み」の主人公の前日譚です。
タイトルについては他に思いつかず、(仮)状態でそのままになっていました。再考します。
全話を読んでくださり、また各話に感想もいただきましてありがとうございました。
ご指摘に関しましてはおっしゃるとおりで、掌編の練習のために統一感も何も考えず、思いついたまま書いたものをただまとめただけでした。(そして掌編はあまり向いてないなと自分で思いました)
何作か褒めていただいた作品もあり、大変嬉しかったです。
評価の星もありがとうございました!
*追記:
タイトルを変更しました。
追記の返信:
私も発泡酒で充分ですw でも、たまーに飲む本物のビールはやっぱり美味しいなって思います。
ご指摘をきっかけに、やっとしっくり来るタイトルに変更できました。ありがとうございました。
評価の星も追加していただきありがとうございました!
編集済
手習い***への応援コメント
深刻なオチ不足……は嘘ですが、オチはないですねw
祖父と孫、同時に手習いという着眼はいいと思います。
私ならどうするでしょうね。たしかにオチが考えにくい展開ですが、何故父親がチェロを選んだのか?とか、調律関係でオチを作りそう。
もしくは祖父が始めたのもピアノにして、孫と同じ教室に通う、なんてのもエモいかもしれません。なんとなく。
追記
やはりチェロを選ぶ理由は大事でしたね。亡き妻との繋がり関係も、まだ膨らませる余地がありそう。短編では全ては書けませんが、読者が想像を膨らませる種を仕込んでおくと、より物語に愛着が湧くと思います。
追記2
再読。
うん、短いけどいい追加だと思います。
死別してなお深い愛情を感じますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ちょっとほっこりいい話を目指した結果、オチらしいオチもないですが、個人的には好きな作品です。
何故チェロなのかは、ピアノだとありきたりなので別の中低音楽器を登場させたかった個人的な好みです。
辿々しくチェロを一生懸命弾くおじさま、いずれ孫とピアノとチェロで合奏できたらエモいなと思いまして。きらきら星ですが。
主人公的にはおそらく、生前奥様がプロのチェリストを見てカッコいいわ〜みたいなことを言ったのをちょっと嫉妬してたのかもしれません(というのを盛り込めたらよかったのかもしれませんが書いた当時は考えてなかったw)。
*追記:
ピアノでなくてチェロを選んだ理由を少し追加しました。
追記の返信:
一言二言加えただけですが、これもまた伏線回収的になって自分でも満足度が上がりました。もうちょっと、主人公おじいちゃんには、奥さんに対する愛情を滲ませたセリフを言わせたいので、いずれ閃いたら修正したいです。
***追記:
おじいちゃんのセリフを増やしました。
追記2の返信:
この一言を言わせるために随分と悩んで時間がかかってしまいましたが、やっとしっくり来ました。ちゃんと嫉妬も滲ませられて満足です。
ありがとうございました!
編集済
復活させた男*への応援コメント
うーん、これはイマイチ。
村長の息子というオチに伏線がないので、読者的には盛り上がらず「そうなんだ。ふーん」という感想です。
例えば「祖父の名主は「村の危機から逃げた」という汚名を着せられていたが、実は干魃を克服する方法を調べに行っていた」という展開にして、冒頭の声掛けを「ここは名主も見捨てた土地だ」と伏線を張れば、かなり印象違うはず。
追及
ふむふむ。物語がしっかりしましたね。
これで平均点くらいです。次を目指すなら「予想外のオチ」とか「ちょっとした感動」を伴うように膨らませるとよいかと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
イマイチなのは自覚ありました。申し訳ないです。
なるほど伏線回収ですね!
これは改訂のし甲斐がありそうです。が、きちんと考えると短編から中編に膨らみそうです。
*追記:
ご指摘を参考に若者の正体の伏線を張りました。
追記の返信:
伏線回収ものは大好きですが自分で書くのは難しいです。ご指摘ありがとうございました。今後の糧にします!
編集済
たららん*への応援コメント
>「昨日アイス食べたらさ、ソースが顔になってたんだけど、口元が崩れて」
「アイス」という単語はイメージに幅があります。学生でアイスと言うと、最初に浮かぶのはコンビニアイスでは。ソースとあるので店で食べたのかなとも思いますが、ソフトクリーム的なものなのか、器に盛られたものかもわかりません。喫茶店でアイスを食べる男は珍しいので、余計に謎です。私なら「パフェ」など、イメージの狭いものにします。これでも「男がパフェ食べるの?」と思われそうですが。
一応後でフォローはされていますが、これでもまだ足りませんし、フォローなんていらない題材を選ぶのがベストですね。
掌編はアイスと同じで舌触りが命です。
何であれ引っかかったり違和感を覚えたら、その時点で美味しくはなくなります。美味しくないアイスに価値なんてありません。
最後の虹の場面は、私なら「写真に写った建物から、二人が案外近くにいるとわかり、男の子から「一緒に帰る?」と誘われる」までやりますかね。ラストの一文(これはよいです。梅雨明けとか)は同じで。こちらの方が二人の先行きが楽しみに感じる締め方になると思います。
追記
うん。最低限の追加で、うまくFOLLOWされてると思いますよ。
最後についてはお任せで。あれはあくまで私ならこう書くという私案ですからw
作者からの返信
コメントありがとうございます。
これは指摘がいっぱい入るだろうと予測してました。
アイス写真は、シュールでおもしろい身近な素材が思い浮かばず、家の冷凍庫にありがちなファミリーパックのカップアイスの実体験からでした。もっと高校生男子らしいアイテムを出せたらよかったのですが、底が浅いと自覚しております……。
ラスト、実は近くにいるって判明するのいいですね! 明るいアオハルって感じです。眩しい。
*追記:
アイスのくだりは少し説明を追加しました。
ラストについては、二人の関係性と心理的距離がまだ一緒に帰るまで近くない気がするので、現状のまま保留としています。実は、彼は自転車で帰宅中、彼女は徒歩で駅に向かっていて、自宅は逆方向という設定だったので……。それをうまく滲ませられたらよかったのですが力不足でした。(いずれ閃いたら修正します)
追記の返信:
省略して伝わる描写とそうでない描写と、小説って難しいなあと今回のご指摘を受けてつくづく思いました。
ラストはどうにも物足りなさがあるので、いずれ閃いたらもう少しだけ、なにか加えたいです。
おひとついかがへの応援コメント
容赦と言っても正直感想しかできない私w
まあでも気楽に読んでさくさく書いて行きましょうか。掌編ですし、ボリュームはなくて当然ですからね。
今作もあれです。起承転結の起承で終わってる奴です。物語の始まりとしては楽しいし、先も気になるのに、盛り上がる前に「完成しました。お楽しみに」で終わると、あれ?ってなるやつです。
もし改定するなら、ぜひ転結を追加来てください。
起承までは書けてるので、ちゃんと書けば面白くなるはずですよ。
あ、あと菓子屋には色々あるので、イメージがバラけます。この内容なら「ケーキ屋」の方が手堅いと思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうだった正直にしか書けないお方だったw
ご指摘はありがたいですので粛々と受け止めます。読んでいただいてありがとうございます。
確かにお菓子も、和菓子洋菓子いろいろですね。洋菓子店のイメージでした。
嫌いじゃないけどぼんやりした話だなと自分でも思ってましたが、そうか転結がないのか。納得。
改訂は未定ですが、もし何か思いついたらそのときはしっかり起承転結を盛り込みたいです。
悪魔の笑みへの応援コメント
ううーん。
語り口は軽妙でいいんですが、物語としては落ちてない感じ。
最後の天使というのは、妹のことでいいんですよね?
てっきり、「上司が女性で、不器用に主人公を口説いてる」というオチかなと思ったんですが。
私ならそっちに話を振りますね。んで、主人公はその意図に最後まで気付かない的な。
どのみち、もう一捻りはないと満足感が出ません。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
最後の天使は妹のことです。
書いた当時、この中に恋愛を絡ませる方向は考えてなかったのですが、それを盛り込めたら濃密な短編になりますね。つくづく力不足です。
先に謝っておきますが、この先も、こんな感じのたいしたオチもなく毒にも薬にもならない話が続きますので、どうかご容赦ください……(汗)
編集済
ニカラへの応援コメント
なるほど。
からいのがつらいのかと思ってましたが、失恋が原因だったんですね。話の転になってますし、読後感もよいです。グッド。
欲を言うなら「からいとつらいは同じ漢字」の部分を活かせればなおよしでしたね。「つらい」が「からい」に置き換わるとか。それがあったら満点でした。
ところで、ニカラって何か知らなかったのでググってみたんですが、全く出てきません!
多分韓国の食材なんでしょうが、ニカラとは一体……気になりますw
追記:
な、なんだってーー!>ニカラ
それは絶対わからないので、「二辛(ニカラ)」とルビにした方がいいと思いますね。タイトルはそのままでいいですけど。
私なら「何カラにする?」みたいな会話も入れて、誤解されないようにすると思います。
追記の追記:
あ、タイトルの狙いはわかるので、そのままで正解ですよ。本文のニカラを漢字&ルビに、という提案でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
おお、初めてストレートに褒めていただけた!
本当はふりがなを振らないで出そうと思ったんです。つらい、からい、を読む方に委ねようかと。ただ、それだとさすがに不親切かと思い、ふりがなを振りました。
つらい→からい、の置き換わりを活かすのは考えてみます。
ニカラは、設定としてはチゲ屋さんのメニュー名です。
マイルド(豆乳入り)、ノーマル(普通のピリ辛)、イチカラ(辛さ1←辛さマシ)、ニカラ(辛さ2←辛さマシマシ)で、ゴカラくらいまである店のイメージでした。海鮮鍋のお店です。
モデルもない、完全に創作ですw
追記の返信:
タイトルは、読む方に「ニカラって何?」と疑問を持ってもらう狙いもありました。
「辛さマシマシのニカラチゲ」、で一応の答え合わせではありましたが、わかりづらいですね。タイトルを漢字、検討します。
辛党の子の激推しメニューがニカラなので、残念ながら二人の中で他の選択肢はないのです……。
追記の追記の返信:
あ、読み間違いしました。失礼しました。
本文の方ですね! そこだけ取り急ぎ修正してみました。
タイトルはそのままにします。
返信ではない追記:
中間部を少し修正しました。つらい→からいは恐らくこういうことではない気がしますが。何か閃いたらいずれ修正します。
編集済
「月が綺麗ですね」side:B**への応援コメント
>「えっ! 嫌です!」
>「じゃあ言えよ」
>「えっ! 無理です!」
>「ふざけてんのか」
>「えっ! 真面目です!!」
ここはテンポよくていいですね。
うーん。裏話としては微妙にポイントがズレてると見ます。読者的には「月が綺麗ですね」を使う理由より、月がない時まで繰り返す理由の方が気になります。こっちのが常軌を逸していますし。少なくとも私はそうです。
なのでB面で種明しをするなら、三回目のデート後に先輩と飲む場面にして、「何故繰り返したのか」を明かす展開がベストだったかなと。母親との会話と対にもなりますし。
理由は色々考えられますが、私ならそうですねー。繰り返すとこまで先輩のアドバイスだったとか。
「先輩ダメです。彼女ドン引きでした!」
「お前が好きって言えないんだからしょうがないだろ。彼女がググるまで続けるんだよ!」
みたいな。
ともあれ、せっかくのB面なので、もう一捻り欲しいところですね。
追記
追加を読みました。
オチはやはり、これくらい捻った方がよいですね。ノリもいいと思います。
ただ、追加したことで全体がやや冗長になっています。
私なら、以下の部分はばっさりカットしますね。文意は通じますし、その方がさくさく読めて面白くなると思います。
>「……マジで?」
>「嫌われたらどうしよう!! どっ、どうしたらいいんですか! ねえ先輩!!」
>「絡むな絡むな!」
>「ああ、僕はもう終わりだ……生きてる価値なんてないんだ……この世から消えてなくなればいいんだ……」
その他、詰められる部分は詰めたほうがよくなるはず。ノリはいいのでそこを失わぬよう、A面から読み返してバランスを取るといいかと思います。
追記の追記:
再再読。
うん、格段によくなりました。
後輩の台詞の天丼も完璧ですね。文句なし!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
先輩の入れ知恵ではありましたが、確かにこれでは何故執拗に繰り返したかは見えないですよね。(後輩は、真面目で頑固で応用が利かない、という性格ではありました)
「彼女がググるまで続けるんだよ!」はすごいアドバイスですねw 笑ってしまいましたw
いただいたご指摘を踏まえて、改稿も考えたいと思います。
ありがとうございました!
*追記:
ご指摘を参考に、三回目のデート後のやり取りを追加しました。この先輩後輩を書くのはとても楽しいですw
追記の返信:
ノリを損なわず追加部分も書けていたようでよかったです。
確かに冗長気味なので、もうちょっとスマートにまとめられるよう、前半も含めてもう少し見直します。
**追記:
全体的に削りました。
追記の追記の返信:
ありがとうございます!! スッキリまとめられて嬉しいです! ご指摘ありがとうございました!!
「月が綺麗ですね」side:Aへの応援コメント
お母さん、知ってるなら教えてあげて😅
作者からの返信
コメントありがとうございます。
お母さん的には娘に自分で気づいてほしいって気持ちがあったのですが、変に見守らず教えてあげれば……ですねw
編集済
干支の因縁への応援コメント
拝読。
小噺としての語り口がよいですね。神様なのに釈迦なの?も、まあ緩い世界観ということでw
ただ、この猫がリアルな猫なのか、十二支の童話的な知恵ある猫なのかは気になるところです。知恵があるなら、最後に音で逃げ出したとしても、一人目の参拝者が来る前に戻ればセーフでは?とか思ったり。普通の猫なら戻って来ないのもわかりますが。
どちらがいいかは悩ましいところですが、オチを考えると普通の方がいいかも。だとすると、「猫が言った」的な部分はない方が、「神様が勝手に察してるだけ」感が出て、物語に筋が通るかな?とは思いました。
あと、新米巫女が何を落としたかは気になります。どんな音がしたのかイメージできないので。明記するか、擬音そのものを書く(ガシャーンとか)べきかと。巫女が運ぶものって想像し辛いですし。
オチはちと弱いですが、まあ連作の一話目なら、これくらい緩くてもいいかもしれませんね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
お釈迦さま云々は雰囲気で読み流していただけますと幸いですw
この猫はリアル猫です。猫は霊的なものを感じられて、神様の膝にも乗っちゃいますが、にゃーしか言っておらず、神様が(勝手に解釈して)一人で話している設定でした。
新米巫女が運んでいるものは、書いたときは具体的に考えていなかったのが正直なところです。(御守りの類でしょうかね……? 足元が見えず裾を踏んで転ぶ感じ)
干支のアレコレを叶えてやりたいとは思いつつ、そんなことより可愛い猫ちゃんにとりあえず来年もまた来てほしい、というのが神様の本音、というのを滲ませたかったラストでしたw
読んでいただきありがとうございました!
修正追記:
猫が言った的な描写の削除と、巫女が衣裳の裾を踏んづけて転ぶ様子を追加しました。巫女が何を持ったのかまで追加すると、口調に説明的要素が強くなってしまう気がするので、そのへんをうまく書けるようになるまで保留とします。
「月が綺麗ですね」side:B**への応援コメント
おお、こんな裏話が。
嫌です、無理です、真面目です、に笑ってしまいました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
先輩の入れ知恵でした。言えばいいってもんじゃないんですけどね……。
嫌です、無理です、真面目です、はちょっと狙って書いたので、笑っていただけて嬉しいです!
いつかビールで乾杯を*への応援コメント
ほっこりした雰囲気で、ちょっと疲れたときに癒してもらえる、そんなものがたり集だったと思います。楽しませていただきました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
まさに! この掌編集で目指していたのはそこでした。
ほっこりじんわり、そんな雰囲気を感じ取っていただけたのならとても嬉しいです。
全話を読んでいただき、また評価の星もありがとうございました!