彩葉は随分とトラのことを理解してきたようですね。付き合った期間も随分と長くなってきたということでしょうね。
ここで驚きなのは心春はさらにメッセージを残していたのですね。(私的には1年後に動画ファイルを出現させるには同プログラムを組んだらいいのかなとかそっち方向に考えが言った部分もありますが(笑))
しかもトラだけじゃなくて他の人たちにもメッセージを残していたのですね。心春も1年以上経ってまで見ているトラに対してあきれていると同時にトラなら見るだろうと思って用意していたのでしょうね。もしそうじゃなかったら無駄な動画ファイルになったわけですし。
作者からの返信
Euphoriaさん、いつもお読み下さり、ありがとうございます。コメントもいただけて嬉しいです(* ゚∀゚)ノシ
彩葉とトラも長いですからね。お互いのことを理解してきたということでしょう。
心春は日記を見続けるかもしれない、または期間が開いた後にふと開いたときにメッセージを見てくれたらいいかなと思って仕組んでいました。
このプログラムの組み方が気になると言うのが、Euphoriaさんらしいですね(´∀`*)
もちろん見られない可能性もありましたが、トラの性格を把握していた心春の計画通りと言ったところでしょうか。このメッセージを残したお陰で、みんながそれぞれの進路に進んでバラバラになっても心春に会いに行く切っ掛けになりました。
トラの為に残したメッセージですが、大きな意味を持つことになります。
時間がないからこそ、言いたいことを言えるというのはそうなのかもしれないな……と思いながら読み進めていました。またいつか、またいつか、って思っちゃうんですよね。
だからといって、心春が停止してしまったことを、良かっただなんて私は絶対に思えませんが……
心春は、トラが来てからの毎日を本当に楽しんで、繋がっていく人の輪を本当に大事に思っていて、ということがよく伝わってきました。
一年ごとにトラにメッセージを送るのも粋ですよね。
でも、なんだろう、心春もどこかに忘れて欲しくない、助けてほしいって思いもあったんじゃないかと思うんですよね。
一年ごとのメッセージ。一年に一度はパソコンを開くことで自分を思い出してほしかったのかなって……当然、励ます気持ちもあるんでしょうけども!
戻ってきてほしいな……待ってるよ心春!
作者からの返信
Ifさん、いつもお読み下さり、ありがとうございます。コメントもいただけて嬉しいです(* ゚∀゚)ノシ
トラの為を思いメッセージを残したのだと思いますが、おっしゃる通り心春自身消えたいわけではなかったので、自分の存在を思い出してほしいという思いはあったと思います。
最後のメッセージでちょっぴりその辺が見えるかもしれません。
心春になってから、身近な母親ですら知らないことがあり、トラがいなければ知ることなかったし関わることのなかった人たち。
トラを何とか人として生きてもらおうと頑張り救う一方で、心春もトラに救われていた部分があったので、短い間でしたがこの中で得た繋がりが大切なのだったと思います。
主人公不在な物語も終焉に向かっています。そろそろ起きてもらわないといけませよね。優しい願いをありがとうございます(❁´◡`❁)
これは泣いてしまいました。素直に泣いてしまいました。
トラの為に一年に一回メッセージを送る、自分がいなくなって揺れるトラの心を励ますために。
トラにとっては本当に、お母さん(お父さん)なのだと思いました。
おばあちゃんが亡くなったときは、一つ前の回でトラを励ましていてものですから、突然の訃報に本当に驚き寂しさが込み上げました。
今までトラの事を気にかけてくれて、ありがとうございますと伝えたくなります。
きな子さんの心の変化は、心春が残してくれた何かとっても大切なものだと思いました。
きな子さんが私も仲間に入れて下さいと深々と頭を下げたとき、目頭がウルウルしてしまいました。
きな子さんの中に、確実に心春が残したものが息づいていると感じたからです。
皆が心春の帰りを待っているのだなと、改めて思いました(TvT)
作者からの返信
うちはとはつんさん、いつもお読み下さり、ありがとうございます。コメントもいただけて嬉しいです。
心春がトラに送ったメッセージは、今後の人生でトラが迷うときの道しるべになればと思い残したものです。心春自身のことを覚えてて欲しい、そんな願いも込められていると思います。
素直に泣いたと、その言葉がなによりも嬉しいです。
おばあちゃんとの別れ、自分を支えてくれた人がいなくなり、今度は自分が支えていく立場に徐々に変わっていくのだと。人としての流れにトラも入ったのだと思います。
きな子さんも、心春の残したもので変化を感じることが出来きるようになりました。幼い頃からお世話をしてきた珠理亜の成長を喜び、いずれ自分が必要でなくなることに寂しさを感じる。
アンドロイドを超えた彼女もまた、心春の帰りを待ち願う一人です。