心春ちゃんもトラさんも、数ヶ月の間に色んなことを体験して、色んな人に会って成長したんだなあ。
心春ちゃんの心の声がもう切ない。
どうか手術が成功しますように。
トラさんはもうああ言われたら泣くしかないよ。あの年にして、見返りを求めない純粋な愛をもっている心春ちゃんには生きていてほしい。
作者からの返信
lachs ヤケザケさん、いつもお読み下さりありがとうございます。コメントもいただけて嬉しいです。
生まれたばかりのトラ、入れ替わってしまった心春。二人は試行錯誤しながら短い間でしたが多くの人たちと出会い、今までいた人たちとも新たに関係を構築してきました。
これらは全て二人にとって大切な経験で今を作り上げたのだと思います。
心春は自分の身に起きてることを薄々感じ、不安に押しつぶされないように耐えながらもトラを思っての言葉になります。
トラの人としての成長も著しいですが、心春も大きな成長をしていたというこかなと。
いつも心春への優しい言葉をありがとうございます。
切ない……切なすぎます……
心春の言いたいことも分かります。トラが生まれてくれたからこそできた繋がりや経験があって、多分その間とても幸せに生きられたのだろうし……
何より心春自身が、トラの人柄に人間的な意味で惹かれているのがあるのかなと感じます。
でも、なぁ……やっぱり自己犠牲に思えてしまって。他にどうしようもないのも分かるんですけど、トラが悲しくなるのも分かるんですよ。罵ってほしい気持ちも分かる……やりきれないですよね。
トラが自立してきているのは感じていて、心春の言うように、きっと心春がいなくなってもトラはトラで生きてはいけるんでしょうけど……その傍に心春がいてほしいと望んでしまう。きっと、皆が。
トラが人心を集めたのはトラ自身の努力があったからというのはもちろんですが、きっと心春の力もあったんだよって言いたいです。
作者からの返信
Ifさん、いつもお読み下さり、ありがとうございます。コメントもいただけて嬉しいです。
両親との関係にも興味はなく(ないと思い込んでいた)、祖父を避け、クラスメイトとは関わらず学校で勉強することもイベントも冷めていた、梅咲虎雄は、心春となって沢山の繋がりを得てきました。
それはトラがいたからのも大きいですが、心春本人の魅力(内外含め)も大きかったと思います。
心春とトラの気持ちを的確に表現して頂きありがとうございます。まさにその通りで、心春はトラを羨ましく、そして人柄に惚れていっています。トラは入れ替わりの真実を知ってから自分の存在を疑問視してる節があったので、それを含め心春の言葉で少しすくわれたかなと。
ifさんのおっしゃる通りです。トラは経験が浅いながらも人として自立していけるはずです。そこに心春がいなくてもやっていけると思います。でも間違いなく皆は心春にいて欲しいと思っています。
この章も後一話で終わりです。心春とトラを最後まで見ていただけると嬉しいです。
心春はこの世からいなくなることを受け入れたようですね。
受け入れたからこそ最後にトラには自分の残りの人生の分も思いっきり楽しんで過ごして欲しいから、やりたいことをやるように言ったんでしょうね。
逆にトラにとっては自分の無力さ故何もすることはできず、せめて心春に責められることで心春の辛さを分かち合いたかったのかもしれませんね。
心春の言う通り気合で治ってくれればいいのですけれど次話のタイトルを見る限り心春の体は――――
作者からの返信
Euphoriaさん、いつもお読み下さり、ありがとうございます。コメントもいただけて嬉しいです。
心春と虎雄が入れ替わることで、心春だったものはトラになって生きることが出来ました。これは願い通りです。
そして心春になる予定だった体は限界を迎えた状態で動いていた為、自分が消える運命だと悟ったようです。
ここに至るまでもいずれ分かる日が来るかと思います。
次話のタイトルを見れば分かってしまいますね。数か月間だけ動いた幼女型アンドロイドの心春の生き様。そして周りに与えた影響を見ていただければと思います。