傭兵団入りの転生人

プリン制作人

プロローグ

「準備できたかー?」


「できた!」


俺の名前は高巻 龍。ただの15歳の中3。

現在夏休み、海外旅行…といっても韓国に行くだけだけど。


「じゃあ…出発するか!」



飛行機に乗り込みました。そしてまあ普通に離陸したんですけど…


「…」カタカタ


「…」スッスッ


…俺たちはパソコンいじったりスマホいじったりですよ。でもそんなときに事件は起こります。


ドガァァァン!


「!?」


「なんだなんだ!?」


「爆発!?」


『皆さま!エンジンにて原因不明の爆破が起こりました!今から水面に緊急着陸します!』


「嘘だろ…!?」


「私たち死ぬの…?」


ドガァァァン!


さらに二度目の爆破。…右翼が崩れていくのが窓から見える。



コクピット内…


「右翼が爆発によって崩れました!」


「くそっ!これじゃ緊急着陸も…」



あれからしばらくして、もう水面がすぐ近くに見えます。…もちろん乗客のみんなも騒いでます。当然俺も騒いでます。


「おい龍!これだ!」


「ライフジャケット!ありがとう!お父さん!」


「俺のことは気にするな!」


「…うん!生きて帰ろうね!」


…でもその望みは叶わなず、俺も、乗客も、パイロットも全員溺れてしまいました。




…だけど、俺だけ…違う。

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