第579話 時計が
古びた屋敷に不思議な時計がある
時計が1回ボーンと音が鳴らすと、1時間経つのだ
いや、普通じゃない? って思っただろうが、違うのだ
ボーンと音を鳴らすと1時間経つのだ
つまり、連続で100回鳴らせば100時間経つという事だ
この家を訪れて、帰れた者は居ない
なぜなら、時計がすぐに100回鳴らすからだ
大抵の人間は飲まず食わずで100時間も経過すれば衰弱する
その間に、どんどん音がなってあっさりと骨になる
お前たちも、知らない間にボーンという音を聞いて、寿命が減っているかもしれないぞ?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます