第565話 殺人事件
ある旅館で殺人事件が起きた
被害者は全身を複数個所刺されて死亡していた
争った形跡が無い事から、背後からの1刺しが致命傷になっていたらしい
被疑者は3人で、それぞれA,B,Cとする
3人とも被害者……Dとすると、Dと知り合いだった
動機は3人ともあり、AはDに多額の借金をしていた
BはDに最愛の彼女をとられていた
CはDにいじめられていた
しかし、3人にはアリバイがあった
AはBと行動を共にしていた
BはCと行動を共にしていた
CはAと行動を共にしていた
時間帯は違うものの、それは旅館の女将さんが一緒に居たところを目撃している
3人はそれぞれ1人でDの部屋を訪れた事は無く、また、3人一緒に居た事も無かった
現場には凶器となる包丁が1丁残されていたが、指紋は綺麗に拭き取られていた
その包丁は、旅館のものでは無く、誰かが持ち込んだものだろう
だが、その包丁はどこにでもある様な代物で、それから犯人を特定する事は不可能だろう
今のところ旅館から帰った者は居ない為、犯人はまだこの中に居る事になる
さて、犯人は一体誰なのだろうか
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます