第518話 棲みか
俺の家に勝手に入ってきやがって!
最近、俺の家に勝手に入ってくるやつが多くなった
以前は1年に1回あるかないかくらいだったのに、勝手に入って来たやつをちょっと脅かしたら一気に訪問者が増えた
最初は面白くて驚かしていたが、次第に相手をするのがめんどくさくなって怪我をさせたのが良くなかったのだろう
手ごわい奴が現れるようになった
俺が出られないように周りにお札を貼り、家の中に塩をまき始めた
念仏を唱えられ、逃げ場のない俺は消滅しそうになる
幸い、屋根の上までは念仏が聞こえない事が分かったから何とか逃げ出したが
お、それなら家の上から出られるって事だな
もう、こんな家に棲むなんてこりごりだ
もう除霊師なんて見たくねぇ!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます